2019/08/07 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にイリーナさんが現れました。
■イリーナ > 今日も今日とて夏真っ盛り。
太陽が顔を覗かせると同時に人がごった返すル・リエーの水遊場。
各階層へと向かう長蛇の列から外れたところに、壁際にポツンと扉が一つ。
「関係者以外立ち入り禁止」の表示から、表向きにはスタッフ用の入り口だと思われるソレだが……。
「はいどうぞー」
入室キー代わりの手首に巻かれたバンドを確認して係員の女が扉を開ける。
同時に、暗い階段の下からは人と人が交わる熱、水音、そして――なんとも艶やかな女たちの声色がかすかに響く。
それを聞いた目の前の男が顔をにやけさせながら、足早に降りていくのを見送れば女は静かに扉を閉じて。
「今日もご盛況なことで」
なんとも割のいい給料に引かれてのひと夏のアルバイト。
うだる暑さを恨むように頭上を眺めながら女は壁に背中を預けようか。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にキルシュナさんが現れました。
■イリーナ > 男も女も、カップルも。 お通しする客はすべてが「それ」目的。
薄暗い階段を下りた先でお客様を出迎えるのは、男女兼用の更衣室――という名の乱交部屋。
上層階でも使えそうなゆったりとしたプールに、ジャグジー、シャワーも兼ねた個室部屋……。
と、アルコールと食事もご用意。
そんな地下とは違って、照り返しと一般客の陽気な声に晒される入り口でのお留守番。
はてさて次のお客様は誰だろうか?
■キルシュナ > そんなバイト娘へと新たに近付いて来たのは大人数の若者達。
全員が全員チャラチャラとした軽薄な雰囲気を醸し出す男女混合のグループだ。恐らくはそのグループの中心人物なのだろう。小柄な少女を右の細腕に寄り添わせ、数人の男達からあれやこれやと話を投げられドリンク等を差し入れられているのは、グラマラスな肉付きの良さとスラリとしたしなやかな長駆を同居させる褐色肌の娘。
メタルカラーの色付きグラスで目元を隠していながらも、その整った容姿が想像出来るその娘は、黒色の前下がりボブの頭頂から突き出した獣耳と、悩ましい曲線を描くヒップラインの後方でくねくね揺れ動く猫尾を堂々と晒すミレー族。
その身を包むのは、真夏の陽光に映える褐色肌とのコントラストも眩しい白ビキニ。
胸部中央で布地を結ぶビキニトップが拉げさせるたわわな爆乳の豊かな丸みや、左右の腰の高い位置で結ばれたビキニショーツが形成する過激なハイレグカットだけでも人目を惹くに十分すぎる色香を放っている物の、それらを圧して他者の視線を集中させるのはその下腹部。
ビキニショーツの上端から生えいでた、禍々しいまでの屹立。
褐色肌よりなお色濃い胴部は、太く、長く、戦士の前腕めいて逞しい肉束のうねりと、蔦の如き血管の浮き上がりを見せている。
サンドリザードの卵程はあろうかという先端部は、淫水焼けも卑猥な赤黒い肌を張り詰めさせて妖しく艶めき、大きく張り出した肉エラの段差は最早拷問具か何かの様にも見えてくる。
歩みに合わせ弾力性たっぷりに揺れる豊乳とはまた異なる、硬く猛々しい揺動を見せるそれは、鈴口に滲む先走りからの淫臭も匂い立つ紛うことなき猥褻物。
そんな物を堂々と人目に晒したまま、バイト娘に近付くその黒猫が、大きめの唇が描く飄然とした笑みを崩して
「――――んぉっ?」
なんて声音と共に色付きグラスを持ち上げた。
そこから現れたのは縦割の瞳孔が印象深い切れ長の金瞳。
バイト娘が記憶の彼方に忘却していなければ、その顔立ちには覚えがあるはずだ。かつて、露店市場にて彼女の身体にあれこれと淫らな行為を施した変態猫、キルシュナである。
■イリーナ > 「うわ、団体」
認証が面倒くさいのよね……と、こちらへとゾロゾロやってくる団体様のご到着にはため息一つ
その中心にいる人物、周りに囲まれるその姿。
遠目からではグラマラスな身体しか分からなかったため、「随分と見せびらかして」
と、その肢体に愚痴の一つも吐くものの――。
「……それは、だめでしょ」
下腹部、ビキニから生える、そう生えている巨大な一物。
それを堂々と見せびらかしながら歩く姿にはさすがに言葉を失うか。
係員――いや、どうみてもこっちのお客様だ。
後ろでは家族連れや子供たちがきゃっきゃ言ってる中でなんとおまぁ、堂々としたものだけれど――。
「――へっ……?」
なんとも間抜けな声が響く。
晒される金の瞳に、その身体と声……。
あっけにとられてか口が半開き――。
目の前の人物、忘れもしない相手に目が泳ぐ。
なになに?知り合い?
と、彼女を取り巻く男女がそんな声をかけているけれども。
「えーっと、ご利用……で?」
そんな声にハッとさせられてか、なんとかそんな声を絞り出そう。
ちら、と泳いだ視線が何度か堂々と起立し淫靡な臭いを届けるソレに向けてしまっていたけれども。
■キルシュナ > 「んふふふふぅ♪ 何々なんやのん? そない他人行儀な態度、ウチ、傷つくなぁ。あないに熱烈に愛し合った仲やんかぁ、イリーナ姉やん❤」
黒の前髪を持ち上げるメタルグラスを額の上に固定して、なおも近付くキルシュナの大口がにまにまと悪戯っぽい笑みを浮かべて声を掛ける。
『キルシュナお姉様、この人知ってる人なの?』『ひょー、このお姉さんも美っ人だねぇ♪』『え、何、姉御の知り合い?』『美味しそうな身体してんじゃん♪』
キルシュナの腕を抱え込んだままちょっぴり生意気そうな双眸を持ち上げ、睨みつけるかの様にイリーナを見つめる少女の言葉を皮切りに、周囲の男達もまた馴れ馴れしくバイト娘を取り囲む。
不躾な視線をパーカー越しの膨らみや、裾から伸びる脚線に向け、好き勝手に礼儀知らずな品評を行う若者たち。
「にひひひひっ、まぁ、もちろんこれからこの奥を利用させてもらお思て来たわけやけども……どしたんイリーナ姉やん。血なまぐさい冒険者稼業から足洗ぉて、こーゆーお仕事始めたん?」
落ち着かなげに泳ぐ視線がチラチラと己の下腹に向けられるのに不穏な笑みを深めつつ、小首を傾げてなおも近付く変態猫。僅かに腰を曲げた長駆が何気ない調子で美貌を寄せて、合いた繊手で銀の髪束を持ち上げるとスッと通った鼻筋で擽るかの様に彼女の首筋の香りを吸い込もうとする。
その動作がビキニトップに押さえつけられた豊乳をたゆんっと揺らし、珠汗を浮かせた褐色肌からは柑橘を思わせる甘酸っぱい匂いを、そして、先走りを胴部に伝わせる巨根からはむわっと立ち上る淫猥極まる雄臭をそれぞれ彼女の鼻孔に届けるだろう。
■イリーナ > 「み・れ・ば・わかるでしょーがっ!」
余裕たっぷりな相手とは対照的に若干声と息が荒い。
いいから、と手首に巻いたバンドを見せろとばかりにせかしながら。
「はいつぎー。つぎー。つぎー」
右足の踵が上がり、太ももを合わせて擦る仕草を無意識にしながら、早く通そうとばかりに声をかける。
外野から聞こえてくる男たちの声にはそっけなく。
今の自分は仕事を行う機械なのだとでもいうようにバンドを確認していこうとする。
「あんたみたいな問題児がいるから、その対策! あと、警備も!」
目に悪いとばかりに真紅の瞳をそらしながら言葉を返す。
「っ、ぅ――!」
そらしていたためか、反応が遅れた。
目の前には淫靡な香りを全身から漂わせる相手。
向けた紅い眼が吸い込まれるように金の瞳に向けられ動揺を隠せない。
口もあわあわと小さな開閉を繰り返し――鼻。
最接近されて当てられるその匂いに、ぴく、と身体が震えたのは隠せられないだろうか。
そんな折。
団体客の背後には受付係の交代とばかりに同じパーカーを羽織る男女が現れるのが目に入ってしまい。
「っ、ぁ――」
堪えきれない艶やかな、期待のこもったため息が相手に降りかかることになるだろうか。
■キルシュナ > 『お姉様! この人とはどういう関係なのっ!?』『うはは、コリスが早速妬いてやがる』『キルシュナの姉御の知り合いっつったらエロい関係に決まってんじゃねーか、なぁ?』『えっ、こんな凛々しいお姉さんが、キルシュナの姐さんと変態セックスしまくってんの!? やべ、超興奮する♪』
口々に好き勝手な事を言う男達は、バンドの確認の最中に手を伸ばしてバイト娘のパーカーの裾を捲くろうとしたり、キルシュナ同様銀の艶髪に触れようとしたり、顔を近付けその体臭を胸いっぱいに吸い込もうとしたり、中にはさり気なく尻に触れようとする不埒者すら居たりもする。
そんな軽薄な集団の統率者は、娘の一瞬の隙を付いてするりと懐に入り込み『あーっ! あぁぁ―――っ!』と恨みがましい声を上げる少女を放置してイリーナの細腰を抱き寄せる。互いの乳肉が薄着越しに密着し、それぞれの呼気がそれぞれの頬を擽る程の距離にて
「―――なぁ、イリーナ姉やん。前みたくどろっどろのレズチューしてもええ? 再会の挨拶っちゅうことで、ええやろ?❤」
なんて問いかけを投げつつ更に更に美貌を近付けていく。
その最中、自分たちの背後へと向けられた彼女の視線を追って向けた流し目が、交代要員と思しき姿を目にすれば、ニィっと歪めた唇で、そのまま彼女の唇を奪おうと試みる。
それは以前の邂逅を思い出させる様な口付け。
最初から遠慮なく舌を伸ばして彼女の唇を舐め擽り、少しでも隙間があれば口腔へと潜り込んで舌を絡めて唾液を塗りつける淫猥なるディープキス。
■イリーナ > 「いいっから! 認証終わった人はさっさと入る! 中!」
気軽に体に触れようとしてくる男達の手を何度か払いのけていたものの――。
キルシュナに身体を寄せられればその抵抗も弱弱しく。
男たちの欲望のままにそれぞれの行動を許してしまうことだろう。
そんな中で不意に抱き寄せられれば、まずは胸同士の擦り合わせ。
近い。 続いて囁かれた「前の」というセリフに思わず喉が鳴る。
「いいっ、わけ――がっ!」
なおも必死の抵抗の言葉を紡ぐけれども、その紅い眼はもう呑まれている、期待に。
はっ、はっ。と興奮からか浅い吐息が早く、早くと誘うように。
受け入れるように女の踵がわずかに上がり、周りの目も気にならないほどにその唇を受け入れる。
滑り込んできた舌に気持ちよさそうに目の端を下げながら、酔うように瞼が降りた。
出迎える舌は我慢できないと絡みだし、その交わる水音と女の切なげな吐息が囲む者たちに露骨に聞こえだすだろう。
■キルシュナ > 苛立たしげな声音とは裏腹に、乱れる呼気と弾む鼓動が彼女の昂ぶりを変態猫にはっきりと伝えてくる。にんまりと歪めた唇と細めた金瞳が捕食の気配もたっぷりと美貌を寄せて―――んちぅ❤ と彼女の唇を奪い去る。
「ん、ふ…っ❤ んちゅるぅ、れる、ちゅぅぅうっ❤ ぁ、む……んふ、ぁ……はむ、ちぅう…っ❤ んちゅ、ちぅぅうう…っ❤」
ぬにゅるぅ、にち、にちゃ、にゅるるぅ…っ❤ とたっぷりの唾液を絡めた長舌が彼女の口腔粘膜の各所を舐め擽り、その味蕾にも己の味を覚え込ませようとでも言うかの様にサラリとした唾液を塗りつける。恐らくは先程まで口にしていたドリンクの味わいなのだろう。数種の南国果実の甘みが、卑猥に絡まる舌の感触と共に彼女の口腔に広がっていく。
密着する肢体が弾力と柔らかさの同居する乳房と、徐々に芯を帯びていく先端の尖りを薄着越しに彼女に伝える。
スルリと彼女の内腿に潜り込んだ脚線はグリグリと太腿の圧迫で彼女の恥丘を弄び、背筋から滑らせた手指が尻の割れ目に深々と食い込んでアヌスを抉る。下腹に密着する剛直が獰悪なまでの硬い熱を染み込ませ、先走りの粘液でパーカーの布地に雄の匂いを塗りつけていく。
鼻筋を擦り寄せ合い、長い睫毛で目元を擽り、淫らな水音と甘く爛れた感触で脳裏を蕩けさせるその口付けは
『ひょーっ! 流石は姉御、いきなりかよぉ!』『うはぁ、美人同士のガチキス、滾るわぁ❤』『あーっ! あーっ! あぁぁあ―――ッ!!』
なんて若者達の喧騒を他所に長々と続けられる。そうして酸欠で頭がぼーっとする程に続いた接吻が、泡立ち粘つく唾液の糸をねっとりと引きながら顔を離した。
「にひひひひっ、相変わらず可愛らし強がり言う姉やんやねぇ❤ その癖綺麗なお目々をどろっどろに蕩けさせて、自分で踵浮かしてエロキス受け入れて、ホンマ、イリーナ姉やんは生粋のマゾっ子やねぇ?❤」
ぷつんと途切れた唾液の糸を、紅色の長舌で舌舐めずりでもするかの様に舐め取りながら、改めて腕を回して彼女の腰を抱き寄せると
「ほしたら一緒に奥行こか? もう交代の時間なんやろ? 奥行ったら、ウチら全員でイリーナ姉やんの事輪姦しまくったるな❤ 当然みんな生中出しや。誰のもんかわからん種で妊娠してまうかも知れへんけど、そういうんも好きやろ? ドMの変態姉やんは❤」
そんな囁きを耳朶に注ぎつつ、しなやかな長脚を進ませ通路の奥のプレイスペースへと集団を誘っていく。
■イリーナ > 振れる唇、絡む舌。
容赦なく攻め込まれてくる舌の動きに、伸ばした踵が、足がガクリと震え。
縋るように控えめに女の細い指が相手の腰に伸びる。
「ぁ……ゃ、ぁ……む……。ぁ……は、ぁ」
胸と胸、腰と腰。触れ合う身体の熱に鼓動の高鳴りは抑えきれない。
押し込められた太腿は敏感に存在を主張して水着の生地を押し上げたクリトリスと、愛液でくっきりと形を晒す秘所を刺激する。
動くたびに、そこからも愛液がつぶれる音が響きそうである。
もっと、と強請るように腰を押し付けながら、下腹部からおへそへ、体内の子宮へと伝わってくる一物の熱とびくつきに、それだけで達しそうになるぐらいに腰が震えてしまう。
そんな交じり合い。
相手の口が離れれば、名残惜し気に舌を差し出しながら唾液の糸が引かれていく。
数拍、遅れてゆっくりと半目に開かれた瞳はすでにどろどろ。
紅潮を隠せない頬の色。
腰砕けになってしまっているとこに腰を支えられれば、そのまま小さく頷いて。
「こんな、キス……ずる、ぃ」
なんて文句の一つもいうけれども。
「つ、ぅ――」
こちらをニヤニヤと、一人おっそろしいぐらいの鋭い眼を向けられているが。
周りからの視線にぶるりと身震いし、おぼつかない足取りで自ら扉を開いて中へと案内しようとするだろう。
「それで、は。 みなさん……お楽しみ、くださ、ぃ――。」
はっ、はぁ。と艶やかな吐息を隠さず、足元に吸いきれない愛液を太腿から床へと垂らしてしまうことだろう。