2019/06/15 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にレーナさんが現れました。
レーナ > 暑くなればどうしても涼しさを求めてしまい、足を運んだのは水遊場。
ここに来るたびにろくな目に合っていないのだが涼しさでいえばここが一番。
なのでついついと足を運んでは人気の少ないプールに身を涼める。

「人が多いのは好かんが涼しいのはな…」

それだけは良いものだと認め、一人静かに水の冷たさを満喫する。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」にエズラさんが現れました。
エズラ > 肉体労働の後は、ひとっ風呂浴びる……それが男の日課であったが、ここ最近の暑さには辟易していた。
とくれば、冷たい水のある場所が恋しくもなるというもので。
とはいえ、目的は遊泳ではなく水練――もう少し身体を動かしておけば、その後浸かる湯がより気持ち良くなろうというもので――

「――と、思ってきたんだがよ~……――」

人気のないプールを選んだつもりが、先客が。

「よっ、レーナ!」

声をかけざま、勢い良く飛び込み。
その水しぶきは当然、彼女の顔や身体を直撃するだろう――

レーナ > 人気がない、それは多少は人とは違う特徴を気にせずに楽しめる状況。
おそらくは僅かな時間であるが一人の時間を満喫していれば嫌というほど知った声が聞こえて視線を向け。

「エズラか。変わった場所には常にいるのか?」

そういえば以前もここで会ったと思い出すと本当にいそうだと納得し。
その男が目の前で飛び込む仕草を見せれば慌てて離れるがわずかに間に合わず。
水しぶきの直撃を受けて眼帯を含めて頭まで濡れネズミ。
よくもやってくれたなと睨みつけてしまう。

エズラ > 「ぶはーっ……――」

勢い良く水中から顔を出し、髪を掻き上げて水を拭う。
恨めしそうにこちらを睨む相手の姿に、悪童じみた笑顔を返す。

「ムッフフ、大成功――ってとこだな」

彼女が身に付けているのは、相変わらず借り物じみた水着であったが、そのスタイルが完成されているため、十分に映える。
まして鋭い食い込みは、男の視線誘導にもっていこいである――

「あれから水練はしてんのか?なんだったら今日も付き合うぜ~……?」

相も変わらぬ、助平心を隠そうともしない笑みで。

レーナ > 水面から顔を出して子供のような笑みを浮かべる男。
その頭に問答無用と拳を落とすのは半ば反射行動。

「そういう悪戯は好かんと言った記憶があるぞ」

元々荷物が少なく水着など持っていないので今回も借り物。
若干サイズが小さく感じなくもないが気のせいだと気にせず、そのお陰でボディーラインはくっきりと浮き出している訳で。

「稀にする程度だ。今日は涼みに来ているだけだ。
…そういえば馴染みの店にいいワインが入ったそうだ。それを奢るなら付き合っても構わんが?」

下心ありというのは判っている、なら酒を奢れと無茶な要求。
それならばいいぞと挑発的に笑ってみせて。

エズラ > 「ムゲッ!」

一流の冒険者である彼女が繰り出す拳は、本気でなくとも十分な威力。
再び水の中に沈んでしまい、今度は水を吐きながら浮上――

「ウェッホ、ゴッホ、むごっ、オホッ――」

先ほどまでの余裕は流石になく、それなりに苦しんでいたのだが――
彼女の言葉に、ムフフ、と笑みを取り戻し。

「そりゃあ良い知らせだな――是非、一緒させてもらうとすっか――」

そういえば、以前に比べて彼女の笑顔をよく見るようになった気がする。
そんなことを思いながら、彼女の後に続くのである――

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からエズラさんが去りました。
レーナ > 驚かされて濡れてしまい、その仕返しが終わればもう根に持つことはない。
それに目の前で水を吐きながら浮上する姿は見ていて楽しいもの。

「いい気味だ。せめて人がいるときは静かに入れ、全く…」

今は苦しんでいても次には同じことを繰り返す。
気が付けばそれなりに長い付き合いとなった男の考えは大体検討が付き肩を竦めるしかできず。

「嫌だといえば泳ぎの練習に着き合わせるだけだったが…。
ならエズラの驕りで付き合ってもらおうか」

そういえば先にプールを上がり、男を伴ってその場を後にして…。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からレーナさんが去りました。