2019/06/12 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > [待ち合わせ、待機中です]
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
セイン=ディバン > 「いや、オメーデカマラって言ってる時点でもうダメだろ。
 何なの? 何でそんなに負けずキライなの?」

ここまで感じておいてよくもまぁそこを譲らないものだ、と。
男は内心感心するが、それとこれとは別の話。
しっかり相手のことを犯し、記録水晶で顔から声からしっかり記録。
勝負とは、時に非情極まりないものなのである。

「……もうそこまでいくといっそ凄いわ。
 何? お前拷問耐性持ちなの?
 それともこうされるのが好きなドMなの?」

射精したことは認めても、敗北を認めぬ姿。
あるいはこういう状況でないのならば、その心根の強さ。
一人の男として、敬意を表するレベルなのではあろうが。
実際今は勝負しているのは男本人なので。なんとか突き崩してやろうと思っている。
周囲に集まる野次馬には、男は舌打ちし、視線だけで『失せろ』と訴えるものの。
男も快楽は得ているので、どうにもいつもの眼光の鋭さが働かない。

「ったく。お前がとっとと負けを認めねぇから。
 周りに野次馬集まってきちまったじゃねぇか」

これは嘘。そもそも、この施設の隅にあるそういう個室にいかず。
こんな場所で行為をしているのだからどうしても人目は惹く。
すなわち、そもそもが男のせいだったりするのだが。

「……お、自分からそんな風にするなんて。
 やっぱチェシャちゃんはサービスいいねぇ」

相手が、ゆっくりとではあるが。水晶と野次馬に向かって。
顔を曝け出し、Wピースまでするのを見る。
次の瞬間、相手がいよいよ敗北宣言を口にしたのを確認すれば。

「よぉしっ! よく言えました、だ!
 じゃあ、しっかりと中に注いでやるから……。
 盛大にイくとこ、見てもらうんだな!
 く、お、おぉぉぉぉおっ!」

こうなればコッチの物、とばかりに、男が気を吐く。
そのまま、ぐっ、と相手の上半身を起こし。
後背位から、後背立位に切り替え、相手の腰使いが周囲に見えるようにする。
そのまま、相手の体を大きく揺さぶるように腰を動かし……。
自身の限界が迫ったところで、ずぐんっ! と一際深く腰を突き入れ、一気に射精する。

「……くっ、ぉっ……!
 オラ、チェシャ。どうなってるか、言ってみやがれ……!」

相手の体をしっかりと保持しながら、そう命じる男の声も、余裕は無い。
勝利が確定するまで、精を溜めに溜めていた上、それをようやっと発散できたのだ。その快楽たるや、相当の物。
しかし、その甲斐あって、というべきか。男の精液は凄まじい勢いと量であり。
相手の腸内を、ぎゅんぎゅんと駆け上がっていく。
何度ペニスが震えても、萎える事は無く。ジョッキ一杯を越える量が出ても、衰えず。

チェシャ=ベルベット > 「う、うるしゃいぃ♡まけてにゃんか、にゃいもんっ♡
 セインのでかマラちんぽでおなかずんずんってされても♡
 ち、ちっともぉ♡きもちよくにゃんかぁ……っ♡」

必死にバレバレの嘘をつき続けるわけで、それが余計無様さを際立たせる。
巨根を引き抜かれ一突きされる度にがらがらと理性が音を立てて崩れ落ち
そんな様子もしっかり記録水晶や野次馬の目に映っている。
セインが何やら視線で野次馬を追い払おうとしているが、ちっとも数は減らない。
むしろ数が増していく中で人々の視線が突き刺さればチェシャはますます羞恥で興奮していく。

「え、ぁ、あ♡ みんなぁ、みてるぅうう♡ ぼくがせーしたれながしてるのぉ♡
 みられてるぅうう……♡ セインにくっぷくせっくしゅキメられてるのぉ♡」

ぽろぽろと流れる涙は随喜の涙か屈辱の涙か、もはやわからない。
むしろ自ら姿を曝してもっと見られたいというように体をのけぞらせ
セインに手コキされているペニスや結合部までしっかり見せつけている。
精液でヌルヌルになったチェシャのペニスは今や潮を噴いて、
結合部からは男の我慢汁とチェシャの腸液で泡立ったものがぐちゅぐちゅと卑猥な水音を立てている。

「えへっ、えへへぇ♡ も、もっとみてぇ♡ チェシャのえっちでなさけないすがた♡
 い、いまからぁ♡セインさまにぃ、せいどれいがせーしめぐんでもらいましゅぅ♡」

そう言うとガクガクと腰を上下に振り、男が種付をしてくれるのを今か今かと待つように
きゅんきゅん♡と結腸口が子宮口のように男の先端に吸い付いて精液を強請る。
後背立位に切り替われば、がくがくと膝を震わせながらも必死にベンチへすがって、最後の一突きを待ち構える。
ずぐん!と最奥へ貫かれるような衝撃に獣のような嬌声を上げた。

「んぎぃいいいいいい♡♡♡あへぇええええええ゛♡♡♡」

どぷ、どぷん!と腹の奥で精液の熱い本流が体を満たしていく。
その量たるや、セインとまぐわう度に思い知らされるが今日はいつもよりもひどく量が多い。
すぐにチェシャの腹は妊娠したかのように内側から膨れ上がり、それでも止まらぬ放流が腸内を逆流し、喉奥までせり上がる。

「あひぃいいいい♡ らめっらめぇ♡ にんしんしたぁ♡ じゅせーしたからぁ♡
 いぐ、いぐぅ♡ セインにはらまされていぐぅううう♡ うぇ、げ、っ……おえぇええ♡」

ごぷっ、と少量の精液を喉奥から吐き出しながらチェシャは深い絶頂にビクビクと白目をむいた。
だがイキながらも腰の動きは止まらない。直腸はぐちゅぐちゅとバキュームのように男の逸物を扱き上げ
もっともっとと精液を欲しがる。

セイン=ディバン > 「……いやぁ、お前マジで凄いわ。
 こういう状況でないとしたら……。
 お前から情報引き出したり、とかってのは苦労しそうだなぁ」

バレバレであろうと、その嘘をつけるのは凄まじい精神力とも言えた。
男自身、ペニスサイズとテクには自信があるし。
今まで数多くの女性を屈服させてきた。……男性とはあまりしないが。
あと、逆に屈服させられたこともあるけど。
まぁ、そんな男なので、ここまで突き崩せないというのもある種の屈辱なのだが。

「いや、ホントにな……。
 チッ、オラ、見世物じゃねぇぞ」

周囲の野次馬に苛立つ男。別段、それが相手の心を揺さぶるきっかけになるのはいいが。
かといって、見世物になりたいわけではないので。その辺り微妙に面倒くさい男。
相手が体を仰け反らせれば、それは支えはするが。
これ、どうしようかなぁ、と思案中。

「……まぁ、あれだな。
 お前が喜んでるんなら」

多少は見世物になるのも、ガマンするか、と内心呟きつつ。
相手の胸を撫でて見せたり。
相手の中、結腸口が吸い付くのを感じ取れば、男は深く相手の中を貫き……。
そして、相手の中に精を放ち。

「お、っとと……」

相手が絶頂し、叫ぶのを聞き、男はしっかりと相手の体を抱きしめる。
そのまま、相手のことを支えたまま、ゆったりと腰を動かし、二度目の交わりへと移行していく。
頬に口付けし、耳の先をぴこぴこと指で触れてみたりしながら。

「さ、てと。チェシャ。一回引っこ抜いてやるから。
 腹に溜まったもの、一回出しちまえ」

流石にもう一回このまま注いだら腹が破裂しちまうかもしれんぞ?
などと相手の耳元で囁きつつ、ずるぅ、とゆっくりペニスを引き抜く。
その猛りを見れば、野次馬の中の女性たちが歓声を上げるが、男は手の平をひらひらと振り、失せろ、の一点張り。
逆に男性客たちは相手に近づこうとするが、これも男がぎろり、と睨み阻止する。
相手の頭を撫で撫でと……ちょっと手荒に撫でながら。

「コイツ、今日はオレのだからな。
 手ぇ出すなよ」

なんて宣言してみたり。

チェシャ=ベルベット > あたりに濃い性臭が漂い、ぐったりとチェシャがセインにもたれかかる。
体中、精液まみれになりながら、それでも気持ちいいのかアヘアヘと薄い笑みが止まらない。
頬に口づけされ、猫耳を触られれば、ひくんひくんと体が痙攣してそのまま
あんなにいがみ合っていた男の唇へ無意識に吸い付いた。

「んっ……♡んんぅう♡ せいん……せいんん♡」

ずるぅり、と男の肉棒が結合部から引き抜かれればまるで水風船が水を吐き出すように尻穴から精液がどぷりと垂れ落ちていく。
ぽっかりと空いたアナルがひくつきながら、それでも慎ましく閉じて元の締りの良さを取り戻した。
すっかり平らになった腹を名残惜しそうに撫でながら、セインに四肢を絡ませ今度は正常位で交わろうと少年のペニスと男のペニスを絡ませあい
ぐちゅぐちゅと腰を押し付けた。

「んふ、んひぃ♡ セイン……セインんんっ♡もっとけつまんこ、たねづけしてぇ♡」

ちゅ、ちゅ、と男の顔のいたるところにキスを落としながら腰を艶かしく動かす。
周囲の女性たちや男たちが羨望の眼差しで見ていることなど気にもとめず
今度は自分から膝に乗って男の巨根をアナルで飲み込もうと腰を落とす。

セイン=ディバン > 「んぅっ……?」

まさかこのタイミングでキスをされるとは思っていなかった男。
驚きの声が漏れてしまう。なにせ、完全にぐったりしていたし。
なんなら、一回休ませなきゃならんか、と思っていたから。
しかし、驚きこそしたが、そのまま相手のキスを黙って受け入れる。

「ん~だよチェシャ。てか、人の名を連呼するな。
 ハズい。照れる」

相手のキスの合間、名を呼ばれれば呼び返すも。
次第に男が赤面を強くする。
恥ずかしいというのも、照れる、というのも全部本音。
何せ、相手のことを気に入っているのだから。名を呼ばれれば嬉しい。
でも、それを見透かされるのは……聞き流された言葉を再確認されるのと同じくらい恥ずかしいので、ちょっとぶっきらぼうな物言いになってしまっている。
相手が腰を押し付けてくれば、ぽんぽん、とベンチに触れ。

「わーった、わーったから、寝っ転がれ。
 お前、スイッチ入ると甘えたがりになるのなんとかしろよ……」

それで商売になるのか? と尋ねつつも、嬉しいが故のにやにや笑いが止まらない。
そのまま、相手にベンチに寝転がるように指示するも。
相手がそのまま跨ったまま、猛りを挿入しようとするのであれば。
それを受け入れ、腰を動かして位置を調整する。
周囲の羨ましげな視線には、肩を竦めつつ。

「そっちは盛ってるヤツら同士でおっぱじめれば?」

なんて言いつつ、逆に相手にキスを返し。
好きに動きな、と囁いてあげる。

チェシャ=ベルベット > 何故かセインが赤面して照れるのに、お構いなしに肩に腕を回し、
またたびをかがされた猫のようにひっついて離れない。
すっかり従順になってしまったチェシャはまだ猛りの衰えないセインの肉棒を
尻と股ではさみつつ股を締めてくちゅくちゅと刺激し、
ゆっくりと自身のアナルへと導いていく。

「んにゃあ……っ♡ セインんん、セインのおちんぽ入っちゃうよぉお♡♡♡
 おっきいぃ♡ きもちいいっ♡ もっかいはらませてぇ♡」

一度精液で濡らされたとろとろのアナルはたやすく男の逸物を飲み込み
ぐちゅぐちゅと胎内で揉みほぐし、柔肉で締め付けていく。
根本まで腰を深く落とした後、ゆっくりと腰を上げて引き抜けば
それに合わせてひだ肉がずるるる、と蠢き男の肉棒をしゃぶりあげる。
二人に当てられた周囲の男女がだんだんと周りでおっぱじめるのを尻目に
チェシャは最初はゆっくりと、徐々にスピードを上げて緩急をつけて腰をふりはじめる。

「セインっ♡もっとちゅーしよぉ♡」

一度甘えたモードに入ってしまったチェシャはうっとりと男の唇を食み
舌を絡めて深く口づけする。

セイン=ディバン > 「だぁ、あ、あっ! やめいお前ネコか!
 あぁそうかネコでしたね!」

照れているのにも関わらず相手が更にスキンシップをしてくるので。
男、焦りと羞恥と喜びが入り混じって叫ぶ叫ぶ。
その上、相手に対して吐いたセリフがまったく無意味であると自己完結する始末。
相手がペニスを導くのだけは、ジャマしないようにしているが。

「ったく……。あぁ、オレもお前の中は気持ちいいと思ってるよ。
 んっ……上手に腰振れたら、またご褒美に中出ししてやっから」

する、と相手の中へと再度侵入した感触。
男は相手の頭を撫でつつ小休止状態。
なにせ相手が動いてくれるのなら、これほど楽なこともない。
蕩けつつもしっかりとした感触を与えてくる相手の腸内を味わいつつ。
男は相手の要望に応える。

「はいよ。……んっくっ……。
 ほれ、舌出せ、舌」

相手を軽く抱きしめつつ、唇を触れ合わせる。
そのまま、相手の舌を唇で食み、ちゅうちゅうと吸ってみたり。
両手で、背中を撫でたり、わき腹を撫でたりして。
自分とは違う。若い相手の肌を両手でも味わってみる。
当然、股間は興奮を反映し、更に巨大になる一方。

チェシャ=ベルベット > 相手が焦るのも無視して、今はセックスに没頭する。
男の両手で肌を撫でられればぴくんと肩が震え、身を捩らせる。
素直に舌を出してお互いの舌先をちゅうちゅうと吸い上げれば
気持ちいいのかうっとりと目を伏せて、快感に耽った。

「はっ……む、ちゅぅ♡ れるっ♡ セインん……ぼくのけつまんこきもちぃ?
 セインのでかちんぽがね、ぼくのなかでビクンビクンってしてるよぉ♡
 おなかのおくで、びくびくってするたびにきもちいいとこがずんずんってあたってるぅ♡」

うっとりと腹の中でぼこりと浮いた巨根を皮膚一枚隔てて無でさすり
男に中出しのご褒美を強請るように、より激しく腰を振り、パンパンと打ち付け合う。
結合部からは先に出した精液が泡立ち始め、チェシャのペニスもまた潮を噴いて男の腹にカウパーを散らす。

「んぉおお♡ あちゅい♡おしりっきもちぃ♡またぁセインのちんぽ、おっきくなったぁ♡
 ね、もっかい♡もっかいたねづけこーびしてぇ♡ けつまんことろけるぅ♡」

すっかりセインの肉棒に魅了されてしまったチェシャはだらしなく顔を蕩けさせもっと男から搾り取ろうと締め付けをきつくしていく。
合間にこれまでしなかったキスまでねだり始め、喘ぎながら口づけを施していく。

「んっくぅ♡らめっ♡ぼく、またイっちゃぅ♡イキそう♡おしりまんこっきちゃうぅ♡
 らめぇ♡セインっいっしょにイこ? あへぇ♡もういぐぅ♡おにゃか溶けていぐぅ♡」

セイン=ディバン > 行為としては、男が貪る側ということになるのだが。
今現在の姿勢としては、まったくの逆。
男は性器を硬くしているだけで、相手がそれを使って気持ちよくなっている。
とはいえ、それは即ち男も気持ちいいことに繋がるのだが。

「ん、はっ……あー、気持ちいい気持ちいい。
 てか、そうじゃなかったらこんな風にチンコでかくしてねぇって。
 お前の中はすっげぇ気持ちいいよ。マジに」

相手に問われれば、赤面したまま視線を逸らしつつ答える男。
なんというか、恋人じみたやりとりだな、と思い。
先ほどまでは恋人のような演技を求めていたのに。
いざそうされると、どうしても照れてしまう小物な男なのであった。

「お、お、おぉっ。そっちこそ……。
 さっきより、締め付けよくなってんじゃねぇか?」

互いに興奮と快感が高まり、肉体が反応しているのが分かった。
自身を締め付ける相手の肉壁の熱さ、そして繊細な蠢きに、思わず呻く男。
相手の腰を軽く、とんとん、と叩いたのが合図。
そこから、両手で相手のヒップをしっかりと握れば、男は相手の腰を激しく突き上げ始め。

「あぁ、いいぜ……オレも、そろそろ限界だからよ。
 もう一度、中に出すぞ……!
 ぐ、ぁぁっ、オラ、チェシャ! 全部、受け止めろ……っ!」

相手の感極まったような声に引き上げられ、男が激しく、強く腰を打ち付ける。
再度、相手の最奥を貫くと同時に、二度目の精を放つ男。
勢いと量は、微かに衰えているものの。それでも一般人の平均射精量を大幅に超える白濁が、再び相手の中へと注がれていく。
その間、男は相手の体を抱き寄せ、唇を奪い、まるで恋仲の様に、強く密着していき。

チェシャ=ベルベット > 「セイン、にゃんでてれてるのぉ? かわいいなぁ♡
 んふ、ぼくとせっくすするとてれちゃうのかにゃ?
 そんなの、きもちいいのでぜんぶながしちゃおうねぇ♡」

ん、ん、と鼻にかかる甘い声を伴って腰を揺すり、こちらからも男の背中や胸板などを細い手で撫で擦る。
腰を振る合間も何度もキスをしては恋人じみたやり取りを無意識に繰り返すが
それがどうも男を恥ずかしがらせているというのには気づいていない。
より激しく腰を揺さぶり、肉筒が太さを増していく肉槍をきゅ、きゅと締め付け
結腸口がまたくぱくぱと先端を吸い付き締め上げ、精液を欲しがる。

「あっ♡あっ♡おにゃか、もうきゅんきゅんってしてるぅ♡
 ん、あぁああ……っ♡セイン、せいんん、はげしいよぉ♡
 いっぱいずんずんってきてるぅ♡」

とんとんと軽く腰を叩かれればそこから背筋に電流のような快感が走る。
より激しく貪り合うような動きに変わったセインにチェシャが押され始めてきてしまい
仕舞いには姿勢を変えてベンチに押し倒されるようにがつがつと腰を打ち付け合う。
そうして男と少年が絶頂を迎えれば、先程よりは量や勢いは衰えているものの、ふたたび少年の腹を
膨らませるだけの多量の精液がたっぷりと腹の奥へ流し込まれる。

「んひぃいいいい♡♡♡ あちゅいっ♡いぐっ♡せいんのたねづけでイっちゃうぅうう♡♡♡」

どぷ、どぷと雄汁が弾けるように中で荒れ狂い、ビクビクと陸地に打ち上げられた魚のようにチェシャの体が跳ね回る。
その体をセインが抱きしめ、唇を奪うものだから、うっとりと絶頂にふけるチェシャも無意識に男を抱きしめ返し、深く口づけする。

「んぁあああ……♡ セイン♡ セインのこーび、すきぃ……っ♡」

すっかり屈服し、おとなしくなってしまったチェシャは男に抱きしめられながら意識を飛ばした。

セイン=ディバン > 「うるっせー照れてねぇっつー。
 ……あー。あーあーあー。俺知らねぇかんな?」

相手の甘い囁きに更に照れる男であったが。
そこではたと、これも全部記録されてるんだよなぁ、と思いつつ。
ちら、と水晶を見やる。相手が素面に戻ったときどうなるやら、と思いつつ。
激しさを増していく腰使いやキスに、まぁ、悪い気はせず。
相手との行為をただ楽しんでいく。

「……あぁ、そうか。ミレーとはいえネコだから。
 ここが弱いのか……チェシャは弱点多いなぁ。
 くはっ。激しいのが好きなんだろ?」

相手の反応の強さに、首を傾げる男であったが。
なるほど、確かネコは腰周辺を触れると反応するんだったな、と思い出す。
そのまま、ぐる、と姿勢変え、相手をしっかりと犯すようにし。
相手の体の中に、自身の精を吐き出し、まるでマーキングするかのように。

「ん、ふ、ぅぅっ、ん……。
 可愛いぜ、チェシャ……」

達しながらも、キスすればキスを返してくる相手。
そんな相手を可愛いと、愛おしいと思いながらも……。
相手が意識を失ってしまえば、ヤバい、と小声で囁き。

「……あ~! もうっ!
 結局こうなんのかーい!」

このまま相手を放置して帰れば、相手がどんな目に遭うかわからない。
かといってここで一緒にお昼寝、なんていうのは柄じゃない。
そんなことを考え、男は相手の体を抱き上げると、その場から全力疾走、逃走を開始するのであった。

チェシャ=ベルベット > すっかり周りも記録水晶の事も忘れているチェシャであったが
二人の少し甘いような関係もばっちり記録に残っている。
絶頂の瞬間の恋人のような甘い抱きしめ合いも残るのだから
チェシャはともかくセインにとってもあまりに恥ずかしい記録に成るかもしれない。

ぐったりとセインに抱きかかえられながらその場から逃してくれた男に
ひしと無意識に抱きついて、しばらくは気持ちのいい夢をみたのかもしれない―――。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からセイン=ディバンさんが去りました。