2019/03/24 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にロベリアさんが現れました。
■ロベリア > 「折角だから、たまには使わないと勿体無いわよねぇ」
髪をまとめたロベリアが、プールサイドで気持ちよさそうに大きく伸びをする。
纏っている水着は以前来た時に購入したものだが、購入してそれっきりというのも勿体無いので再び水遊場にやってきたという訳だ。
リピーター戦略にまんまと乗っかっている気がするが、別に損した気もしないしそこはあまり気にしないでおこう。
「さてっ、今日は遊ぶぞー。
まずは可愛い子物色~」
露出の高い水着を纏い、自分はプールにろくに入らず辺りを見て回る。
目当ては水遊びではなく、美女、もしくは美少女だ。
可愛ければ男の子でもちょっとは妥協しても良い気分。
とにかく水着の可愛い子を求め、周囲に目を光らせる。
「お?
良さげな子発見!
それも二人連れかぁ♪」
プールの中を注目していた時、視界に捉えた美少女の気配。
すかさずロックオン。
二人ともワンピースタイプで露出は低い。
歳の頃は、14~16ぐらいだろうか。
顔立ちは素朴ではあるが整っていて、ロベリアの守備範囲にばっちり収まっている。
プールの中で追いかけあって遊んでいる女の子達に、そっと泳いで近づいていく。
最近プライベートで女の子と遊ぶ機会がなかったので、かなりウキウキである。
「こんにちはぁ。
えへへぇ、可愛い子が居たからつい来ちゃった♪
ねぇねぇ、あなた達二人だけで来たの?
良かったらお姉さんと一緒に遊ばない?」
少女二人の前に現れた露出過多なロベリアを見て、二人共驚いて固まってしまっている。
ロベリアの態度は気さくではあるが、言い方がナンパ臭いし何よりこの格好。
着ている本人の感性からすると水着なんだしこんなものかなぐらいなのだが、少女たちの感性は大分違うようだ。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にマリサ・ブラックバーンさんが現れました。
■マリサ・ブラックバーン > 水遊場と言う場所へ初めてやってきたマリサ。
普段は男らしい恰好に拘っていても今日ばかりは他の女性たちと同様の水着を着用する。
こればかりは男物を着用する気にはなれない。
それでも一部女性ではない所もある為パレオの着用は欠かせない。
水練をする場所を想像してやってくるも入って早々、そういう施設ではないことに気付く。
「まさか、こんな所が街中にあるなんて…。」
知り合いも連れずに一人でやってきたマリサには何もかもが衝撃的。
とくに年頃の綺麗なお姉さんたちが水着姿でうろうろしていると言うだけで身体が熱くなりそうになる。
「うわ、あのお姉さんとかスゲェ恰好しているな。
あ、二人連れに声かけてる。」
金槌で頭を殴られた様な感覚を受けたマリサは空いているベンチへ座り込む。
視線の先は眼帯ビキニの女性。
■ロベリア > ロベリアの水着、水着といえるか際どいところのデザインだが、それは以前水遊場に来た時購入したもの。
パーツは2つに分かれていて1つは首から一本の紐を、股下から通して背中側の首で止めただけのもの。
それと乳首を最低限覆う程度のビキニを着けただけでおおよそ水泳には向かない構造。
体の発育も良く、水着のデザインのせいもあって堅気の商売の人には見えなかったのだろう。
いくら人懐っこい笑みを浮かべていても、純朴そうな少女たちは怯えてしまっていた。
結局、そのまま警戒を解く事が出来ずすごすごとその場を退散。
ナンパに失敗して項垂れるものの、すぐに気を取り直して復活。
そこで顔を上げた先に見えた女性と視線が合った。
ふにゃっと微笑むロベリア。
泳ぎながら、視線の先の女性が休むベンチに向かう。
「なになに~?
もしかして見られちゃってたかなぁ?
ナンパ失敗したところだから恥ずかしいなあ」
水から上がると僅かにずれた水着を直しながら、その女性へと話しかける。
面積が非常に狭い眼帯ビキニは、ちょっと動くと乳輪ぐらいは簡単にはみ出てしまう。
こんな格好ではあるが流石に丸出しは恥ずかしいので身なりは整えるが、格好そのものにはそこまで羞恥心を感じていない態度のままで。
「かっこいいねお姉さん!
普段何やってる人?
結構いい体してるよねぇ」
ナンパに失敗したばかりだが、目標を定めると懲りずに再びアタック。
先程は逆に警戒させることになったのだが、相変わらず人懐っこい笑みを浮かべて物理的にも距離を詰めていく。
一応、いきなり体に触れるような事はしないのだが。
■マリサ・ブラックバーン > 視界の中央に居る女性はどこで売ってるんだろうかと思うほど煽情的な水着で。
水泳はあまり経験のないマリサでも泳ぎにくいのではなかろうかと言う程。
それをさらに色気づけているのが女性の見事なばかりのボディで。
自分が同じものを着てもああはならないだろうなと、寂しい胸元を見て苦笑い。
……いやいや、何女性の立場で考えているんだ俺は。
瞬きするかしないかの僅かな時間で思考が巡る。
そうこうしているうちに件の女性は声をかけた二人連れに逃げられてしまったようだ。
あんなに綺麗な女性でも断られるのだと、これまた驚いている所で視線がぶつかりあう。
「悪りぃな、あんまり見るつもりはなかったんだけどよ。
お姉さんがあんまり綺麗だったからさ。」
思わずナンパそのものの発言をしていることに気が付き、頬が熱くなる。
水着の隙間より色の良い乳輪が見えてしまうと、一瞬見間違いかと瞼が上下する。
「普段は騎士見習いとかしてるな。
褒められて嬉しいけど、俺なんてお姉さんに比べたらちんちくりんだよ。」
人の良い笑顔のお姉さんに恐縮するマリサ。
意識的に顔の方へ視線を向けようとするも、気がつくと見事な胸元に眼が行ってしまう。
■ロベリア > 「もー、綺麗だなんて口が上手いんだから♪
嬉しいけど、誰にでもそんな事言ってると、いざっていう時軽く見られちゃうわよぉ?」
自分の所業は完全に棚に上げて、年上らしい忠告をしてみるロベリア。
だが褒められて素直に嬉しそうにしている。
「へぇ、騎士見習い!
冒険者の知り合いは多いけど騎士ってあんまり縁がないのよねぇ。
あっ、私、ロベリア。
平民地区で酒場を経営してるの」
胸を張って誇らしげにするロベリア。
意図した訳ではないのだが、それにより豊かな胸は更に強調される。
「ちんちくりんって事はないんじゃないのぉ?
それに、私はあなたぐらいの子も好きだけどなぁ。
でも騎士だったら、もっと大きく強く育たないと駄目なのかしら?
まぁまだ若そうだし、うん大丈夫大丈夫!
きっとまだまだ育つわよ~」
特に根拠もなく励ますロベリア。
そして成長した姿をちょっと想像してみると、これはこれで。
体つきの良い子もそれはそれで好きである。
守備範囲は広い。
■マリサ・ブラックバーン > 「別にお世辞を言ってるわけじゃねえぞ?
…そうかもしれないけど、ほんとに綺麗だからなあ。」
湯気が昇りそうな程に熱くなっていくマリサ。
貰った忠告はその通りで、自覚しているのだが他に目の前の女性を表現するに相応しい言葉が出てこない。
「騎士になると城かタナールかハテグに付きっきりになるからな。
俺はマリサ。酒場か、さぞかし繁盛してるんだろうな。」
立派な二つのお山に眼が思わず視線を奪われる。
こんな素敵なお姉さんが居る店なら足しげく通う客もさぞ多かろう。
「ロベリアさんに並べられると負けた気がするぜ。
う~ん、俺位でも好きって言ってもらえるのは嬉しいかな。
背は確かにちょっと低いよな。」
気の良いお姉さんに褒められ、上機嫌なマリサ。
自分が大きくなるとすればどれくらいまで育つのだろうと想像を膨らませる。
まあ、輝かしい未来の話しも楽しいが今は現実の話しをしよう。
騎士たるもの、女性に恥をかかせるものではないので…。
「で、この後どうするのロベリアさん。
まさかその恰好で俺と泳いだりなんかしないよね?」
■ロベリア > 「繁盛は嬉しいんだけれどねぇ。
おかげでこの頃忙しすぎて中々休みが取れなかったから……。
そこで今日は思い切ってお店を休みにして遊びに来たって訳」
色々手を講じているはずなのだが、男女比が圧倒的に男性に傾いた客層の酒場。
多少女性客も増えたのだが、それ以上に男性客が増えてしまうという結果に。
繁盛自体は歓迎したいのだが、最近は色々始めた事もありゆっくりと遊ぶ時間もなかった。
「泳がなくても色々出来るわよぉ。
そっちも一人みたいだし、一緒に遊ぶ?
私も可愛い子と一緒なら大歓迎♪」
照れている様子には気づいているが、そこはあえて触れずに。
だが無遠慮にマリサの腕を取ると、そのまま胸に挟んで抱き込むように。
「泳ぎには自信あるし泳いでもいいけどぉ、なんかあっちにウォータースライダー?
とかいうのもあるらしいわよ。
一緒に行ってみない?」
上層程ではないが、少しはギミックの凝った設備も置いてあるようだ。
マリサの腕を抱えながら、そちらの方へ行ってみようと。
■マリサ・ブラックバーン > 「忙しいだろうなあ。
でもいいの?折角のお休みに俺の相手してて。
俺はとっても嬉しいんだけど。」
元気そうに見えるのは久しぶりの休みだからだろうか。
羽目を外している貴重な時間に関わることができて光栄であると同時に少し罪悪感。
「俺も一人で来てるし、喜んで。
可愛いかぁ……なんか、むずがゆいな。」
親や同僚に可愛いと言われでもしたら反発している所だが、
素敵な女性になら妙に嬉しく感じてしまう。
大きな胸に腕が挟まれると、柔らかい反発に瞳が限界まで開いていた。
「その恰好で泳ぐと見えちゃわないか?
初めて聴く名前だな。
行ってみよう。」
大きな滑り台が目に入ると、名前の感じからあれのことかなと推測する。
人気施設のようで、主に若いカップルや親子連れが数組並んでいた。
マリサは引っ張られる格好で最後尾にならび、順番が来るのを待つ。
■ロベリア > 「折角のお休みだから可愛い子を手元に置きたいの~」
スライダーを順番待ちしている間、マリサに殊更引っ付く。
腕を抱え込んでいるだけだったのが、体ごと抱きしめている程になっていた。
「んふふぅ♪
見えちゃうかどうか気になる~?
まぁ気になるわよねぇ、だってさっきも……、あら順番みたいね」
殆ど素肌の露出した格好で、豊かな胸をマリサの体で押しつぶすように抱きしめていると、思わせぶりな言葉の途中でスライダーの順番が来たようだ。
こうして見てみても長大な滑り台といった感じで、上層に設置されている物はもっと凝った作りをしているのだろうがここのは大分シンプル。
腹ばいになって頭から滑って行く者もいたり、皆思い思いの方法で楽しんでいるようだが。
「じゃあこのまま、一緒に滑りましょ♪」
二人一緒でも問題ないらしい。
マリサを抱き抱えた体勢のまま、スライダーに足をかけるのであった。
■マリサ・ブラックバーン > 「おう……。」
ヤカンならとっくに音がなる程に湯だっているマリサ。
気が付けば抱きしめられた状態で、豊満な身体が全身に触れている。
背丈も小さいマリサは口数も減り、ことさら縮んだように見える。
「あ、やっぱりさっきの…。
さっさと滑らないと後ろの人に迷惑だもんな。」
たわわに実った胸が体に当たると、体中の肌が粟立つ。
意味深な言葉にこちらも口を開きかけた所で早くも順番が着てしまう。
滑り台の位置は結構高く、口を開いた大蛇の先はここからだと見えない程。
先に滑った数組がそれぞれ個性的な滑り方をしているのだが、マリサは別の事が気になって
はっきりとは見えなかった。
「あ、やっぱりこのまま?」
嬉しいのだけど、気恥ずかしい。
今更な確認をした所で抱きしめられたまま二人で大蛇の中に入り込む。
「うわ~、凄い凄い凄い。」
傾斜する滑り台の上を流れる水のおかげでどんどん加速していく。
抱きしめられた状態で滑っては、人一倍騒いでしまう。
■ロベリア > 構造はシンプルながらも距離と高さは結構なもの。
更に腕の中に人を抱えていて、一人の時とは重心もずれるので思いの外スライダーはスリリングな気分を味わえた。
軽い非日常感を堪能しつつ、腕の中に抱えた少女の感触にご満悦のロベリア。
何となく開放感があり身も軽い。
「あはははっ!
あー楽しかったー」
下のプールに無事に着水すると、周囲から軽いざわめきが。
何かあったのかと辺りを見るが、視線の集まる先はどうやらスライダーの下、というよりマリサかロベリアの方。
そこでようやく、何が起きたかロベリアは理解した。
開放感があったのは気分的なものではなく、体を締め付けていた僅かな水着も流れていったせいだと。
首に輪っかを作り留めていた紐は根本から流れていってしまい、眼帯ビキニも結び目が解けたのかちぎれたのかは定かではないが身につけていない。
要するに一切何も身につけていない、全裸となっていた。
元々かなりの露出ではあったが、全裸となると話は違う。
慌ててプールに潜って脱げた水着を探すが、視界内には見えない。
スライダーの水流でどこかへ流されてしまったのだろうか。
「わわっ、えっとえっと、水着、水着探して……、ああやっぱりここにいて!
と、とりあえず、助けて!
ここから移動しましょ!」
マリサに水着を探してきてもらおうと思ったが、そうすると全裸でここに一人である。
既に注目を集めてる状態でそれは困る。
となると、マリサに助けてもらいながらせめて更衣室まで退避したいところだが……。
彼女に体を隠してもらいながらなら、何とかなるだろうか?
それでも相当悪目立ちしてしまいそうではあるが。
■マリサ・ブラックバーン > スライダーと言うモノは初めての経験であるが素晴らしかった。
進めば進むほど加速がつく構造となっていて、最後の方は若干の恐怖すら覚えた。
ゆえに、この後の展開に全く想像が及ばなかった。
「最後の方はちょっと怖かったけどな。」
着水し、塗れた顔を上げると人の声。
おまけに視線が突き刺さる。
それだけの美人と一緒に居るのだし、と呑気に考えていたが事態ははるかに深刻で。
先に気が付いたのはロベリアの方だった。
元々守備範囲の狭い水着であったが、今の彼女は全くの全裸。
マリサも水面に顔を突っ込んだり、スライダーの方を見上げるも見当がつかない。
「そ、そうだな。」
声は上擦っていたがすべきことは直ぐに浮かんできた。
咄嗟に纏っているパレオを脱ぐとロベリアの身体に巻き付ける。
ひとまず大事な所を隠す位の働きは出来るだろうか。
人目を集めながらもなんとかロベリアの身体を両手や胴体で隠す様にして更衣室まで逃げ延びる。
「そこに座って待ってろ。探してくる。」
更衣室に入れば、ベンチに彼女を座らせようとするマリサ。
パレオを預けたまま、元来た道を戻ろうと。
■ロベリア > パレオを借りて何とか最低限体を隠しながら、更衣室まで逃れた。
とはいえ完全には隠しきれるものでもなく、かなり見られてしまった気がするが……。
全裸で一人で戻るよりは遥かにマシだったと思うしか無い。
「あ、ありがとう……。
うぅ、助かったよぉ……。
私一人だったら皆に見られちゃうところだった……」
露出の高い水着は平気なのだが、羞恥心はちゃんとある。
公共の場で裸体を晒したのは結構堪えた。
だがマリサは水着を探すつもりだろうか。
ロベリアを置いて行こうとするので、思わず背中から抱いて止める。
「まっ、待って!
水着なんかもういいから……。
それにあんなに小さいの、見つけるの大変だろうし……」
まだ二回使っただけの水着は惜しいが、元々安物である。
それにあの水流がある場所で時間を置いてあんな小さな布切れを探すのはあまり現実的ではない。
「今日はもう着替えて帰ろうと思うの……。
あなたも一緒にいて大分目立っちゃっただろうし、その、良かったらお礼もしたいから……。
一緒に来ない?」
珍しくしおらしい態度を見せるロベリア。
あわよくばそのままデートという打算もわずかにあるが、今は純粋にお礼をしたいという気持ちが大きくて。