2019/01/22 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にキルシュナさんが現れました。
■キルシュナ > 「(んふふふふふ……❤ 見とる……どいつもこいつもむっちゃウチの事見とるよぉ……っ❤)」
すれ違いざまの一瞬にチラリと横目を使って、近くの茂みにしゃがみ込んでこっそりと、そして中には股間の膨らみも下卑た笑みも隠しもせずに堂々と、無数の視線が己に向けられている事に倒錯の喜悦を感じる変態猫。
日の高い時間であっても到底植物など育たぬ寒空の下、魔術的な集光作用で真夏の日差しと熱気を保つ水遊場のプールサイドにキルシュナの姿はあった。
結露の雫を付けたカクテルグラスを傍らのテーブルに置いた大きなビーチチェアの上。切れ長の双眸は偏光グラスのメタリックな輝きで覆い隠し、無毛の腋も無防備に晒す両手は頭の後ろに組んで、スラリと長い脚線をゆったりと絡ませる優雅な寝姿。
それだけでも男たちの視線を誘うには十分だろうが、この淫乱猫はさらなる一手を施していた。
そのグラマラスな肢体をV字型のスリングショットという淫靡な水着で包み込んでいるのだ。本来のスリングショットに比べれば、キルシュナの身に着けたそれは布地面積の多い比較的大人しめなデザインの物と言えるだろう。しかし、その全面に施されたレース飾りは瀟洒ではあっても、いっそ猥褻なまでに猫娘の裸身を飾っていた。水着の色が純白であるというのも、キルシュナの褐色肌とのコントラストを際立たせて蠱惑的な印象を強めている。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にティリアさんが現れました。
■ティリア > ――凄い人…が、居るな…ぁ……
(寧ろ男性だけでなく。女性の目線も集めるような。そんな姿を、思わず視界に留めてしまっていた。
すっかり寒くなった此の季節。冬の寒気から一時だけでも避難出来る場所として、ちょくちょく訪れる水遊場にて。
水の中にぼんやりと立ち尽くした者、飛び込みもせずプールサイドで立ち止まった者、
植え込みの影で息を荒げる者…等々。何やら奇妙な雰囲気に、辺りを見回してみた所で。
一連の原因なのだろう、女性の姿に気が付かされた。
――その上で。出て来たのが、至極シンプルなこの感想。
実際。凄い、としか言い様も無い。
露出の限りを極めたかのような、寧ろ着ていない方が強調されずに済むのでは、という水着然り。
包まれた肉体自体も…其処等の男性客達の視線が集まっている事を、当然だと思えてしまう物。
…何となく。漸く魔物による物理的な改変から脱し、人前に出て来る事も出来るようになったものの。
その分、膨らみの度合いが元に戻ってしまった、己の胸元を見下ろして。
溜息を零してしまう。)
■キルシュナ > 男達からの劣情と、少女達からの羞恥混じりの憧憬。無論、中には娼婦めいた行いに対する軽蔑の視線も見受けられるも、それらとはまた趣の異なる視線に気付く。
軽い好奇と事態の確認。更にはもう少しの感想も持っているようだが、好悪織り交ぜた他者の視線とは異なる熱量の弱さ。
「(へぇ……ウチのこの格好見て、こない薄い反応しか見せへんのもおるんやねぇ。どないな人やろか?)」
瞳の動きを偏光グラスで隠した双眸が、絡む視線の気配を追いかけて人混みを泳ぎ――――見つけ出した。スラリと整ったスタイルの良い肢体を、その身にピタリと吸い付く様な競泳用の水着で包んだ立ち姿。片目を隠す髪型と安産型のお尻の魅力的な、年齢の割には生気というものの若干乏しい印象の娘。
そしてこのエロ猫、彼女の身が醸す雰囲気だけであれこれ気付く。
「(にゃるほどにゃるほど。過去に多分、なんや酷い目にあってトラウマ抱えとる感じやね。それでエッチは忌避しとるけど……んふっ❤ 開発されてもた身体を持て余しとるっちゅう感じかなぁ?)」
黒髪の後頭部から抜いた細指が、前髪を持ち上げる様に偏光グラスを上にずらす。白い八重歯も露わな笑みが、長い睫毛に縁取られた金瞳を真っ直ぐに、こちらに向けられる彼女の赤目に絡ませる。
その顔が予想を裏切らぬ美貌を有していた事に周囲の軽薄そうな男たちから口笛の称賛が漏れる物の、キルシュナの注視は競泳水着の彼女に向けられたまま。何かしらの用でもあるのかと思わずにはいられない真っ直ぐな視線と、口元に浮かぶ笑みの悪戯っぽくどこか妖艶な雰囲気。それらを向けられた彼女の反応はどういった物となるだろう?
■ティリア > ――……!!
(それはもう、反射的に。誰の目にもあからさまな程に。びくり、と躰を強張らせた。
…此方へと、彼女の視線が向けられて。
先程迄グラスに隠されていたその瞳に、射竦められて。
何より目元だけでなく。唇に湛えられた彼女の笑みが、何を言わんとしているのかが。はっきりと伝わった気がして。
――解っているぞと。お前がどういう女なのか、簡単に暴き立ててしまえるぞと――
この娘が顔を上げてから、彼女の瞳が向けられた後。実際に視線が重なり合っていたのは、極短い数瞬程度の筈。
だがそれだけで。さながら、奥底迄を貫かれたかのような。
身震いのする肌身を自ら抱き締める様子は。端から見れば、こんなにも暑い場所にも関わらず。寒気に震えるかのような仕草だが。
実際の所――それこそ、聡い彼女のような人になら、容易に見抜けてしまうだろう。
さながら裸身を曝かれていくかの如く。自らの内面を曝かれていく事に、打ちのめされて。…明らかに、昂ぶりを覚えてしまったのだと。
一度視線を此方から反らし。彷徨わせ。そしてもう一度、彼女の側へと向けたなら。
目元を彩る、熱帯びたような紅。
改めて「そういう」色を踏まえた瞳で、女性を認識してしまえば。
…艶、等という表現が尚生温い程。凄絶な”女”を感じてしまう…性別女性だのという意味ではなく。正しく、生き物として、存在として。
色香が匂い立つという形容を。実物として見せ付けられている、と言っても良いのではなかろうか。
そんな女性が、此方を見ている――胸が痛い。息が、苦しい。
何かを言いたい、けれど、何を言えばいいのか解らない。とでも言う如く唇を震わせれば。)
と、っ、 ……ぁ…!
(足元が蹌踉めいた。同じく女性に見とれている、不注意な男性とぶつかって。
堪らずふらついた足元の侭、逃げるように。南国めかせた観用樹の影へと逃げ出せば――)
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からティリアさんが去りました。
■キルシュナ > かつて散々に弄ばれた犠牲者だからこそ、小動物の様な危険察知が備わっているのだろう。こちらの向けた瞳だけで、そこに込められた淫猥な企みが読み取られた様だった。
一見すれば不安と恐怖、しかし、その奥に間違いなく被虐の興奮を覚えた様子の獲物の所作に、肉食猫は不穏な笑みをますます深める。
一度逃げた後、再び向けられた視線に込められた発情の色に激しい興奮を覚えた。
「(んほぉぉっ❤ たまらんわぁ…っ❤ こういうどろっどろの淫気を無理矢理抑え込んどる娘、むっちゃ苛めたくなるんよねぇ❤ どないにして苛めたろ!❤)」
熱帯びた鼻息を漏らしつつ、ベージュの唇をチロリと舐める舌なめずり。ただ軽く視線を向けたというそれだけの理由――――強いて言うなら彼女がキルシュナの食指を動かすだけの容姿を持ち、更には淫乱猫の好奇を引くだけの過去を有していたという理由で本日の獲物認定されてしまう理不尽。
まぁ、日常的に計画性のない行きずり性犯罪を繰り返す黒猫にとってはなんら特別な事ではないのだが、一方的に絡まれる犠牲者としてたまった物ではないだろう。――――南無。
「(せっかくこれだけギャラリーおるんやし――――とりあえず輪姦やな♪ いやらし蕩け顔やら、競泳水着のえろっちぃおまんこやら見せつけながらの輪姦乱交……ええんちゃうかなっ!❤)」
今日のお昼は麺類にしよう。みたいな軽いノリで、犠牲者に加えられる淫行が決定される。それは恐らく、彼女のトラウマを狙い撃ちにするかの所業なのだろうが、その際に刻まれた淫らな記憶も呼び起こすことだろう。
恐怖、怒り、無力感――――そして、それらを裏切るどうしようもない肉の悦び。それらに晒された時、彼女の美貌がどの様に歪むのか。それを考えただけでもう―――――――ずにゅるんっ❤
「んっふぅ…❤ ちんぽ生えてもたやん❤」
立木の影へと逃げ込む競泳水着の大きなお尻を見送りつつ、V字のスリングショットから淫水焼けも禍々しい勃起ちんぽを揺らして立ち上がる。
ただの女だと思っていた衆目が、その剛直の威容に思わずたじろぎ人垣の方位を緩めた隙間。そこからするりと抜け出して、太い黒尾をゆらゆら揺らして彼女を追う。気配も消さず、堂々と。
淫乱猫のふたなり化に萎えもせず、むしろ興奮の色を強める雄を背後に引き連れて。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からキルシュナさんが去りました。