2018/12/16 のログ
ホアジャオ > 様々な形、設備のプールがある水游場。しかも、室内の気温は夏そのものだし、ご丁寧にテラスに椰子の木まで植わっている。

「哎,呀(すご)……」

そんな光景を、細い目を瞬かせて見回しながら歩いて来る女がひとり。
山育ちで泳いだ事がなかったから、興味本位で足を向けてみた。何をするのだかよくわからない場所も色々あったが、兎に角すべてが珍しくてきょろきょろしながらテラスのデッキチェアへと歩く。

ホアジャオ > 思い思いに置かれているデッキチェアのひとつに、持ってきたバスタオルをばさりと置いて、その上に腰掛ける。
そうして…

(どォしよ…)

元々泳げない。左手に見える競泳用プールはまず無理そうだ。とすると、右手に見える流れるプールの方へ行くしかないが…何だか恋人同士や家族らしき人たちが、連れだって浮き輪やなんかで戯れながら流れに乗っている。

「………」

たまにはそこそこ空気を読む。思わず腕組みをして、首を傾げて考え込む。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」にモッペルさんが現れました。
モッペル > そんな泳げないと考えている前に、子供の騒ぎ声が聞こえてくる。

それもそのはず。

成人男性の2倍の身長4倍以上の質量はあろうかという巨躯の女性(水着の形状から)が水に浮かびながら流れるプールで流れてきて。子供がその背中に乗ったり、黒い巻角をハンドルのように握り、肩車のように首に脚をまわしてきらきらした目をしていたり

むっちりとした巨躯はそのままだと沈んでしまいそうなので、魔法で浮力を調整して肉のボートとなっていいて

ホアジャオ > 騒ぎ声に何と無しに目をやる。
と、そのままの姿勢で固まって、細い目をいっぱいに開く

「哎呀…なんだろ」

あんまりな大きさと子供の様子から、それ自体が人の形に似せた浮き輪か何かの類だろうか…と考えながら、流れていく子供を見送る。

「………暑いせいで、目、変になっちまったのかな…」

見送った後、ごしごしと目を擦る。

モッペル > 「ほらほら、ちょっとやすませておくれ」

と背中の子どもたちに声をかけ、プールに戻す。全員降りたのを確認してからプールから上がり、ホアジャオのいる休憩スペースあたりに。

流石にベンチには座れないので、マットを敷いてそこに座り。
ふぅ。と一息。

プールにいる間はうつ伏せのため見えなかったが、片方の乳房だけでも子供が全身で抱きつけそうなほどの爆乳。分厚い脂肪はあるが、しっかりとその下に主張する筋肉。パレオで隠しているが、座るときにちらりと見えた巨大な肉棒のふくらみ。

座るついでに買ってきたジュースを片手に、冷えた身体を温めて

ホアジャオ > 見送ったその後、当の未確認体がこちらへ歩いて来るのに気付く。
泳いでいた時は気付かなかったその厚みと大きさに、ぽかんと口をあけながら『彼女』を目線で追ってしまう。

そうして近くに座った『彼女』の背後から、つい

「ねェさん…大層な…良い身体してるねェ?」

デッキチェアから身を乗り出すようにして、声を掛ける。細い目の瞳は好奇心で溢れんばかりだ。

モッペル > 「ん? ああ、一応これでも傭兵だからねぇ。身体が資本さ」

軽く腕を曲げて力こぶ。脂肪の層はあるが、筋肉も多いようで。
頭部の黒い角は魔族の証。それ故のこの体格のよう。
背後から声をかけられても、気さくに答えて

ホアジャオ > ヘエーと力こぶを見遣って、傭兵ね…と口の中で呟く。
パレオの下と角にはまだ気づかないまま、身を乗り出した姿勢のまま少し、首を傾げて

「ねェ…どうやッたらそンな背が伸びンの?何か、特別なこととかしてたのかい?」

モッペル > 「あー。大半は種族的なものだねぇ。ミノタウロスとデミジャイアントなのさ。あとは食べて、運動して、寝て。規則正しい生活と十分な食事だねぇ」

本人もなんでここまで大きくなってしまったかわからない様子。けたけたと明るく笑いながら答えて

「そっちの姉さんもなかなか引き締まってていいからだだと思うよ?」

ホアジャオ > 相手の回答にふうん、と頷く。自分の両親は…母親は知らないが、父親も巨躯という訳ではない。敵わないなぁと小さくため息をついて、誉め言葉に紅い唇をにっと引き上げる。

「ありがと…ねェさんと比べちまうと、どうしても見劣りするケドね」

そう言ってから膝に頬杖を付いて、『彼女』に話しかけ続ける。

「今日は傭兵の仕事、休みなの?」

モッペル > 「傭兵っても、大討伐くらいにしか参加しないけれどもね。普段は狩人みたいなものさ。」

くぴ。と一口でジョッキを開けてしまいながらそう答えて。

「すきなときに働く事ができるのは自由業のつよみだぁね」

ホアジャオ > 狩人、と繰り返した後、悪い癖が頭を過ぎる…

「じゃァ、今日は休みなンだね。ねェ…喧嘩、好き?」

モッペル > 「喧嘩かい? 戦技の訓練は生き死にに関わるから好きだけれども、流石にこの体格だとねぇ」

体格に見合う以上の筋肉密度。軽いフックのつもりでも体格差が身体が爆ぜるのには十分で

ホアジャオ > ふうん?と軽く目を瞬いて、更に少し、身を乗り出して

「じゃァ今度でいいから…訓練のつもりでアタシと喧嘩してくンない?」

何がこの女をそうさせるかは知らないが、かなりの好戦的な光が黒い瞳を輝かせている…

モッペル > 「訓練場ならかまわないよ。あそこは致死ダメージになる前に安全圏に弾き飛ばされるからね。さすがに言葉交わした相手のミンチはみたくはないからねぇ。」

自信。というわけではなく、体格差からの推論。純粋な質量差はそれだけぶんの衝撃となり

ホアジャオ > 「訓練場??そンな便利なとこあンの?」

流石都会は違うなァ…と呟いて、了承の言葉に満面の笑み。

「ありがと!せいぜいアタシも、ねェさんの準備運動くらいになるように頑張るよ」

そう言い終わってから、はたと周囲の状況を思い出して

「…よければ今、泳ぐのも教えてくれると、有難いンだケド…」

これまでと打って変わって、恥ずかしげな声。

モッペル > 「結界の魔力は自前でやらなきゃだから魔法を使えないと厳しいけれどもね。泳ぎ? ああ、かまわないよ。 手をつないで先導してあげようか」

普通の身長では足がつかない程度の深さは有る流れるプール。けれどもさすがにモッペルのサイズでは余裕であり、手を引いてゆっくりと沈まないように先導したり、教えることはできると返して

ホアジャオ > 嬉しそうに細い目を更に細めて

「助かるよ…ありがと。
えと…どォすンのが良いのかなァ?アタシいちどもこンなたくさんの水に浸かった事無いンだケド…」

あたふたと立ち上がったり、きょろきょろと辺りを見回したり。

モッペル > 「まぁお約束はまず。水に顔をつけて少し呼吸を我慢。かねぇ。」

きょろきょろとあたりを見回す相手。ひょい。と抱き上げ、子供のように肩車。そのまま時々波が来る程度で、泳ぐというより浮かんでぼけーっとする人が多いプールへいき…ぱしゃん。と相手でも足がつく程度の深さにおろし、こちらはそこに座って

ホアジャオ > 「わッ」

唐突に抱え上げられると一瞬じたばたするが、次にはすとんと肩車をされている。水面へ降ろされ、一瞬ぽかんと座る相手を見つめてから、ゆっくりと頷いて。

「わかッた…」

自分の鼻をつまんで、目をぎゅうと瞑って、大きく息を吸って――ざぶん!と水中に座り込むように潜る

モッペル > 「うんうん。水に対する恐怖感はなし…と」

相手が潜ってから30秒。一端の戦闘職なら2分程度は呼吸は止められるだろう。とは思うものの、30秒ほどで水の中に座り込んだ相手の腋を抱え上げ、自ら出して

「潜れはするみたいだねぇ。 じゃあ、次は水の中で目をあけてみようか。」

ホアジャオ > 緊張で水から上げられたのに気づかない。近くで『彼女』の声がして、はっと目を開けて

「ええ…目、しみるンじゃァないの?」

モッペル > 「このプールは淡水だからね。そんなにしみないさ。海だとしみるからそのときはゴーグルするんだよ」

ぱしゃん。とまたプールに立たせて。ついつい子供にするように大きな手で頭をなでて

ホアジャオ > 撫でられると目を細める。その手のひらの下でふうん…と声を漏らして

「…わかッた」

いち、にい…と数えて、さん!の声と共に再び水中へ。――だが中々目が開けられない。その内唇から空気が漏れだして――

「ッぶはっ――!」

ぼたぼたと鼻先や顎から水を滴らせながら、ほんの少し咳き込む。最後の一瞬だけ目を開けた、気がするが…

「…もォいっかいやる」

モッペル > 「いい子だ。手はつないでてあげるから何かあったら握るんだよ」

と、手をつなぎ。なんだかすっかり子供の世話をしている感じになりつつ。

ホアジャオ > 「…子じゃないよ。アタシ、もう21だかンね」

ほんの少しむくれて唇を尖らせる。が、次にはうんとうなづいて、もう一度、いち、にい、さん――――ざぶん!

恐る恐る目をあける。本当に痛くはないが――何だか変な景色が―――
と見入っているうちに、今度はいつまでたっても上がってこない…

モッペル > 水中で目を開ければ、見えるのは前にいるモッペルの股間。ぱれおがひらひらとめくれ…パレオの下の幅広いビキニは砲弾のように巨大な膨らみ。いわゆるふたなりのようで。

今度は1分程度。流石に一旦持ち上げて

「何か変なものでも見えてたかい?」

モッペル > 【中断します】
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からモッペルさんが去りました。