2018/05/12 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」に縷々さんが現れました。
縷々 > 「ん、っふふ、ふ、ふ――」

些か調子の外れた鼻歌交じりに。
水遊場に連なる施設内にて、ウィンドウショッピング。
…いや、正確には、後からきちんと買うつもりなので。この表現は当て嵌まらないかもしれないが。

「…けっこ、迷う…よなァ……」

手に取り眺めをしているのは、水遊びに必須の装い…すなわち水着という奴だった。
足りない頭での取捨選択を諦めて、素直に店員のオススメに従うべきか。
…いやいや。先程から此方をちらちら眺めている店員は、来る客来る客に対し。
布面積の量と実用性、双方を比例させ共倒れさせたような品物ばかり、薦めている様子。
やっぱり、自分の買い物は。自分で選び、自分で決めるべきだろう。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」にエイブラさんが現れました。
エイブラ > 「こちらにこういう施設があるというのは聞いて
いましたが意外と立派なものですね。初めて来ましたがびっく
りしました。…おや?あれは…縷々さんですか…こんにちわ、
縷々さん、奇遇ですね?」

(水遊場、そういうものが出来たというのはいつぞやかに聞い
ていたものの訪れたことはなかったなと思い立ち。地下の方に
ある神像というのも一度見てみたいと思い水遊場を尋ねてき
て。目的地に行く前に自分も水着くらいは買った方がいいだろ
うかと施設を歩いていれば、見知った少女の姿に気付いて近づ
いていき声をかける)

縷々 > 「うん、うん。ま――ァ、こんなモン、でしょ。」

その侭暫し、売り場の中を歩き回り。やがて選び出したのは。
少々フリル過多な気もするが、なかなかに目を惹く柄だったバンドゥビキニ。
結局、実用性以外の部分で選んでいる気もするが。
別に本格的な水練だのではない、あくまでも、水遊びが出来れば充分なのだ。
選んだ品を手に取って、会計へと赴こうとした――刹那。

「――――うわぁ、おぅ。」

掛かる声は唐突だった。というより、接近に気付いていなかった…という辺りが殺し屋失格だ。
例え相手が人外だとしても、それを言い訳には出来ないだろう。
お陰で、振り返った時には渋い顔。

「昨日、一昨日、ぶり。
ちょっとまだ、出会いの偶然に、奇跡を信じたくなる――程じゃぁ、ないなァ。」

エイブラ > 「何故に私は渋い顔で挨拶をされてるんでしょうね?
ええ、それくらいぶりですね。まだ程じゃないですか、それは
残念。ところで…そちら、お買い上げですか?縷々さんに良く似
合いそうですね」

(声を掛ければ丁度水着を買おうとしている途中だったらしい
少女、渋面で振り返られれば苦笑いをして首を傾げ。
そして少女が手に持っている水着に気付けばなかなか似合って
いそうなそれを褒める)

縷々 > 「取り敢えず。ハグやらキスやらで出迎えるには、ちょっと充電期間が足りないね。
……んー、まァ。次の仕事終わったら、此処で遊ぼっかなァ、なんて。思ってるんで。」

うんうん、と頷いてみせる。そりゃぁ、赤の他人が選んだ訳ではない、
彼女を一番良く知るであろう、当人自身が選んだのだから。
これで的外れだと言われたら絶対に落ち込んだ筈。
うふふと笑ってみせながら、再び会計に向け歩き出す。
途上男が着いてくるなら止めはしないし、折角なので世間話でも交えつつ。

エイブラ > 「おや、それでは充電期間が十分にあれば
そういう風にお出迎えして下さるんですか?ふふ、そこまで好
かれているとは思いませんでしたので、嬉しいですね。なるほ
ど、別に仕事が終わってからでなくても、今からでも遊べば良
いのではないですか?」

(頷いている少女の言葉に悪戯っぽく返していき、次の仕事
が終わったら、と言わずに今からでも遊べばいいのではない
だろうかと首を傾げて)

「ああ、その水着。宜しければ私からのプレゼントにさせて
頂けませんか?目の前で女性が買い物をしているのに支払いを
させるというのは矜持に関わりますので」

(会計に向かい歩きだす少女についていき、世間話を軽くしな
がら歩いていれば、まだ一度しか会っていないものの知らぬ仲
でもない女性に支払をさせる、というのはポリシーに反してお
り、プレゼントさせて欲しいと)