2017/12/04 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にイリヤ・ロズワールさんが現れました。
イリヤ・ロズワール > 人気の少ない温水プールに肩まで浸かりほっこりとした表情を浮かべる魔女が一人。
水に濡れて動く猫の耳と尻尾、そして発育よく肉付いた胸は淡い光に照らされ、周りの人間たちを魅了する。
そんなことも全く知らないイリヤは一人休暇を満喫しきっていた。

「…流石にこの寒さじゃ人も少ないねぇ。この時間ってのも、あるんだろうけど、にゃー…」

ガラスの張った天井を見上げると満点の星空。
ここで酒なんか飲めれば最高に乙だろう。
まあ、明日も仕事があるため控えるが…

それはさておき、愛する恋人「ルイン」によって施された猫化の呪いはいつになれば解呪されるのだろうか。
水着も人間用の物は使えず、敢えて獣族が着用する水着を用意したのだが、この尻尾も水に濡れればビクつき、勝手がイマイチわからないといった感じだ。
語尾だって「にゃん」や「にゃー」と言った小恥ずかしいもので、正直羞恥で滅入ってしまいそうなのだが…

ご案内:「ル・リエーの水遊場」にロイナさんが現れました。
ロイナ > 本日は特に目的もなく、遊びにやってきただけの水遊場。
人気もあまり無いので、その豊満な肢体を隠すこともない水着で温水プールへとやってきた。
ざっくり見渡すと、何やら見覚えのある顔が視界に入ってくる。他に知り合いがいるわけでもなし、ぺたぺた足音を立てて近寄っていった。

「やぁ、久しぶり…かなー? 一人で何してるの?」

そういえば結局、前回は名乗らず終いだった。ので目の前の彼女の名を未だ知らない。
特に断りもなくその隣に身を沈め、包み込まれるような温みにほーっと満足げな息を零す。

イリヤ・ロズワール > 程よくぬるい温水に身を預けたまま微睡みに首をかくつかせていた頃、どこかで聞き覚えのある声に目を開き顔を向けた。
いつか富裕地区で自身に魅了魔法を掛け夜の行為へと誘ってきた淫魔。
まさかこんなところで顔見知りに出くわすとは思っていなかったが、特別驚きもせずに笑顔を向ける。

「久しぶり…休暇を取ったからこうやってゆっくりしにきたんだよ」

眠たそうな顔と声で名前も知らない少女に返答する。
欠伸を一つだけ浮かべれば目を擦り、隣に腰かける彼女と同じように息を漏らす。

ロイナ > 「ふーん、休暇かぁ。……すっかり、温泉に来たみたいな雰囲気だけど」

うとうとしたり、欠伸を漏らしたりする相手を見て苦笑する。
とはいえ、いざ自分が浸かってしまえば確かに心地良い。
程よい温かさが、疲れをどろっと癒していくような感覚を覚えて、少し身動ぎした。
まぁ、言うほど疲れてはいないのだが。

「まさかこんなところで会えるとはねー。常連?」

イリヤ・ロズワール > 「わははっ、まあここは温泉じゃないけど…
泳げるっていう点では温泉よりはいいよねぇ」

愉快気に笑いながら両腕を上げ、伸びを一つ。
ぬるま湯にすっかり気力や体力を奪われたイリヤはいつも以上に無防備で、その姿は無意識に彼女を誘っているようにも見えるかもしれない。

「んー…常連じゃないけど、たまに来るって感じかな。私はここより温泉の方によく行くからねぇ」

一応ここにも宿泊施設はあるようだが、あの和風モダンな旅館も案外好きで、ここに来るのはごくわずかだ。

ロイナ > 「まぁ、泳ぐ為の場所だしねー。これだけじゃなくて色々種類もあるみたいだし」

客足も上々なのだろうが、流石にこの時間帯となると周囲の人もまばらだ。
すっかり無防備となっているイリヤを横目で流し見、ふふ、と含みある笑みを零す。

「なるほど。私もこっちに来たのは初めてかなー。……でもね」

そこで言葉を切ると、ざぶっ、と水を掻き分けて彼女と正面から向き直る。
魅了の術を使っていない、黒い瞳でその顔を覗き込み…

「私、今日はここの宿借りてるんだー。もし君が良ければ、…部屋に来ない?」

飾りつけも特に無い、緩い誘い文句。どう?と首を傾ぎ、微笑んだ。

イリヤ・ロズワール > 「そうだねぇ。
向こうにも個室プールなんてとこもあるし、カップルがイチャつくために作られた場所なのかもねぇ」

後半は冗談を口にするように笑みを含んだ言葉を投げかけ、無防備なその体はゆっくりプールサイドに預けられる。
上半身はそのまま大きく胸を揺らして水から上げられ、その大胆な姿に視線を向ける者もいる。

「そうなんだ…普段は人で賑わっててゆっくりできる場所ではないけど、ここも案外いいところだよ」

彼女の言葉に返し、再び朦朧とする意識をなんとか起こそうと首を振る。
いつの間にか正面へ座り込む彼女の黒い瞳を見つめ、投げかけられる言葉に笑みを零した。

「へぇ…じゃあ、お邪魔しちゃおうかなっ」

淫魔の笑みに、白髪の魔女はほんのり色っぽい表情で微笑み、彼女の手を取る。
その手つきはどこか厭らしく、色っぽく…

ロイナ > 「カップルねー。私には無縁の言葉だなぁ」

此方も冗談を返すように軽い口調で、大胆にも大きく胸を揺らす様はしっかりこの目で見届けた。
視線を向けてくる輩をチラ見して、すぐに興味を失ったかのように視線を戻す。

「へへ、なら今から早速行こうか」

色っぽい微笑みには、此方も淫魔特製の色っぽさを持つ微笑で返す。
厭らしい手つきのまま指を絡めて二人プールから立ち上がり、身を寄せ合うようにして歩き出すだろう。
向かう先は勿論、自身が借りている一室。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からイリヤ・ロズワールさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からロイナさんが去りました。