2017/09/19 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にランユエさんが現れました。
ランユエ > ガラス越しに太陽が燦々と降り注いでいる。
様々な規模の遊泳場が並ぶ中、その女は上層のテラスに設けられたビーチチェアに寝転び、
グラスの端に花を添えた、鮮やかな色のドリンクを片手に読書を嗜んでいた。
テラスからちょうど見下ろせる位置にある下層では、子供から大人まで、
水と戯れる者たちのきゃあきゃあとはしゃぐ声が聞こえてくる。

「うふふ、みんな楽しそうだわぁ……」

声に誘われるようにチェアから少し身を乗り出すと、
布地の少ないビキニの中で豊かな胸が寄せ上がり、今にも零れ落ちそうな格好になる。
そんなことはちっとも気に留めず、女は長い黒髪を掻き上げると再び手元の書物に視線を移した。

ランユエ > 細いストローを艶っぽい唇で挟み、少しずつドリンクを吸い上げる。
ライムベースの爽やかな甘味が喉を通り抜けたが、
ふと書物の方に目を奪われた途端、手元のグラスがぐらりと傾き、
中のジュースと氷とがわずかに女の胸元へ降りかかった。

「きゃっ……!」

思わず肩を跳ねさせ、本を取り落とす。
グラスをテーブルに戻し濡れた胸元を見やると、女は短い眉を寄せ、指先で軽く左右へ拭った。
白い乳房の山を氷が滑り落ち、ぞわりとした感覚と共に鳥肌が立つ。

「いやだわ、私ったら……」

困ったようにそう呟くと、女は首から提げた小瓶を手に取り、
蓋を外し、中に詰まった水色の液体を手のひらへと流した。

「ねえスラちゃん、綺麗にしてくれる?」

そう呼びかけた瞬間、液体はうぞうぞと動き出し、
頭をもたげた蛇のような形を形成すると、ゆっくりと女の胸を這っていった。
先端は割れて吸盤のように肌に吸い付き、女の零したジュースを舐め取っていく。
自ら呼び出した魔法生物と言えど、素肌を撫でられればどうしてもくすぐったくて、
女は少女のようにころころと笑った。

「あらあら、上手ね」

ランユエ > 粘性の生き物は触手のように女の身体を這い廻り、女が纏った水滴を吸収していった。
最後の一滴を吸い取ったのを見届け、女は子犬でも可愛がるような仕草でその生き物を撫でつけた。

「いい子ねぇ、ありがとうスラちゃん。……あらあら、そこはお願いしていないわよ?」

任務を終えても魔法生物は動きを止めず、
それどころか透明な鎌首をビキニの中に潜り込ませようと、胸元をつんつんと突いている。
愛玩動物の可愛らしい仕草に負け、女はわずかに頬を赤らめ優しい声で言った。

「んもう、仕方ないんだから……。ほら、いらっしゃい」

指先で谷間のそばの布地をずらすと、スライムはわずかな隙間から強引に潜り込み、
柔肉と布との間に体を収めた。
粘度を高めた先端が女の胸の突起を擦り、生き物の口を模して空いた穴で吸い上げる。
胸先から淫靡な熱が駆け抜け、女はチェアの上で白い背を反らし、びくびくと震えた。

「んっ……だめよ、そんなに強くしちゃ……、あんっ……!」

普段は従順な下僕でも、こうなると言うことを聞かない。
呆れながらも許しを与えた女は、愛すべきペットが満足するまでこの戯れを楽しんだのだとか――。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からランユエさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にトゥーラさんが現れました。
トゥーラ > 仕事先でもらった水遊場のチケットを無駄にするのはもったいないと興味本位でやってきた昼下がり。
いまだに暖かな日差しの中を大きなプールの一角、浅めの所にうつ伏せで身を沈めるようにして水泳ではなく水浴びのように楽しみ。
首から下をほぼ水中に沈めている周囲は他とは違い水がひんやりと冷えている。

「こういう場所も悪くはないな。人が多いのはアレだが…水に浸かれるのは安らげる」

ちゃぷりと水が波立つ音を立てて身体を動かして沈まないようにして。
完全に間違った楽しみ方でプールを堪能して。

トゥーラ > そのままプカプカと時間いっぱい楽しんで…
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からトゥーラさんが去りました。