2017/09/18 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にエインセルさんが現れました。
エインセル > 冒険の合間の息抜きに、とギルドから貰ったのは新しく出来た水遊場の優待券。
どうしようかと数日考えていたものの、折角だからと水着を新調し、ひょっこりやってきた次第。
初秋にもかかわらず日差しは相変わらず強くて、ガラスのルーフ越しにもなおじりじりと暑かった。
とりあえず、左腕に巻いた古木の腕輪で耳と尻尾は隠蔽。目立たないように配慮して。

「……ん、プール。大きいねぇ……」

沢山の人がざぶざぶと水泳を楽しむ姿は、見ているだけでも涼しげだ。
さて、これから水に入るか、それとも水際で涼をとるか、と幾度か目移りしながら、少女はぽてぽてと、海の家めいた売店へと歩いていく。

ご案内:「」にエインセルさんが現れました。
エインセル > 売店に近づいていくと、ほのかに漂うのはおいしそうな料理の香り。
くぅぅ、と腹を鳴らした少女は、ちょこちょこと近くに寄っていく。
そして取り出すのは水着にセットでついてきた防水の巾着袋。
中から銅貨を数枚取り出すと、売店のおじさんに差し出して。

「えぇと、お肉を少し、くださいな。あ、たれ味と塩味で半分ずつで」

水泳にやってきたはずだが、やはり空腹には勝てない。
故に、串焼き肉を二本ほど頼むと、席をとってのんびり。
やがてやってきた熱々の肉には目を輝かせて、はふ、はふ、と美味しそうに頬張っていた。

エインセル > ワイルドに焼かれた肉に舌鼓、ジュースと一緒に味わっていればいつの間にか夕方に。
斜陽に気付いた少女は、慌ててパタパタと外へ。プールにきて水に入らず帰るのは勿体ない。
ざぶりと一頻り泳いで、楽しんで、少女は初秋の小さな夏休みを満喫したのだとか――。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からエインセルさんが去りました。