2023/04/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」にシュエさんが現れました。
■シュエ > (薄暗く、狭い路地裏の奥地にてむわりと漂うのは濃厚な性臭。つんと鼻をつく雄と雌の交わった匂いが漂い地面のタイルの継ぎ目にはどろどろと白く濁った液体が流れ隙間を埋め流れていく。
それを辿った先にあったのはこの辺りではよくある光景である。
路地裏で奥地にあったのは全身をどろどろとした体液で濡らしたほぼ裸の女の姿
身に纏っていたであろう着衣はぼろ雑巾のように。髪は乱れた上で顔に張り付き、目は虚ろ。微かに開かれた唇からは甘ったるい小さな吐息が漏れて、ぽっかりと開いた性器からはほかほかとした湯気とどろりとそこから溢れさせる精液の姿
つまりは、ここに連れ込まれて犯されて、ここに捨てられた、というこの辺りでは毎日のようにある光景の一つである。
一つ普段と違うことといえば、その倒れた女がエルフである、ということと、ほかほかと湯気を出しながらどろどろと精液を今も溢れさせている辺り・・・つい先ほどまで犯されていたばかりである、ということだろう。
時折ぴくん、びくんと身体を震わせている辺りきちんと生きてはいるようであるが、立ち上がるにはまだまだかかりそうである。
荒くれどもがのさばる貧民地区。それも路地裏なんていう人目のない場所に放置された無防備な、ヤリ捨てられた女。
ふわりふわりと漂う濃厚な交尾の痕の匂いは好色な男達を誘う餌となるだろう。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」にレベリオさんが現れました。
■レベリオ > 女がその気配に気付くまではそう時間はかからなかっただろう。
彼女の形の良い鼻腔を満たした精液の生々しい匂いに、薄い血臭のような香りが混じる。
そして、長身の影が虚ろな瞳に映って――。
「おやおや、これは随分と酷くやられたものだ。」
彼女と似た色合いの紅の瞳が、薄暗い路地の中に輝いて見える。
浮かべる表情は、凌辱を受けた被害者に向けるそれとは程遠い。
憐れむような言葉を投げかけた薄い唇に浮かべるのは憐憫でも、正義感でもなく、愉し気な微笑。
喩えるならば、他の肉食の獣に喰い荒らされた
けれどもまだたっぷりと美味な部分を残す肉を見つけたハイエナのようなそれ。
そして、手が伸びれば、彼女の髪の毛を掴んで少しだけ持ち上げる。
完全に壊れてしまっているのか、まだ楽しめそうな正気を残しているのか、確かめるように眼差しを細めて。
「おい、君――助けて欲しいか?」
そんな、問いかけを戯れに零す。
助けるつもりなんてまったくない癖に。
■シュエ > っ、あっ・・・!
(路地裏に現れた男。それは正義の味方でもなんでもないのはその男がした行動からして明らかであろう。
精液に塗れ、弱った女の身体を思いやるようなコトもなく、その乱れた髪を一房乱雑に掴み、持ち上げれば露わになる女の顔。
べたべたとした涎や体液のようなものに加えてちぢれた男の陰毛のようなものが口の周りに付着しており、強引に奉仕させられた痕が見えるだろう。
ふわりと香る男と女の性臭に加えてエルフの女の汗の匂い。それらがふわりと男の鼻孔をくすぐってその理性をかき乱そうとするだろう。
――意識はない訳ではない。けれど助けて欲しいか、という言葉の意味を理解できる程に理性は戻っていないのか 彼の言葉を復唱するように)
たす、け・・・?
(ぼうっと虚ろな目で男を見つめる。
けれど、無意識にまるで慈悲を求めるように、ちょん、と遠慮がちに指を伸ばし彼の服の裾に触れて)
■レベリオ > 覗き込むように顔を近付ければ
鼻孔を擽ってしまうのは、強い雄の残り香と
そして、淫蕩な香り――雄を無意識に誘ってしまう甘いような香り。
こんな匂いを漂わせながら、こんな美しい女が無防備にここを歩いていれば
――こうなるのも当然だ。
だから、同情なんて、さらさらするつもりはない。
虚ろな目を映す紅の眼差しは、値踏みするように彼女を見詰めて。
「ああ――助けて欲しいか?構わんよ。
ただし、私なりのやり方になるが…問題はないな。」
理性は戻っていない。
けれど、意思がなくなっている訳でもない。
服の裾を掴む細長い指。しなやかなそれもきっと雄の体液に汚れている。
まあ、それ位は仕方がない。
美味そうな“食い残し”の女を味わえるのだから。
だから――そのまま、男は身を屈める。
ぬるり――と彼女の瞳に映るのは白く長い牙。
人には決してあり得ないそれ。
白く細い喉に口付けるように唇が触れれば、伸びた舌が浮かび上がる血管をなぞって。
ぎち、と躊躇うことなど知らぬように鋭い牙が、彼女の首筋を穿ってしまうか。
■シュエ > (男が身を屈め自分の首筋に顔を埋める。それはまるで恋人にする抱擁のように。
けれどもその先に待つ結末は恋人にするような甘い結末ではなく――・・・ざくり、と首筋にまるでナイフを突き立てられるような痛み。)
――っ、あっ・・・!
(それは蕩けるような甘い痛み。血を吸われる、という快感に身体を打ち震えさせ、びく、びく、と身体を痙攣させて震えるだろう。
そして、彼が血を吸ったのは器としては一級品である。魔術を扱う才能はあったが素質がなかった女。それがこのエルフである。ただただその身体の中に魔力を貯めこんだその血は濃厚な魔素を含み、それでいてあまり使われてこなかった魔力はその血に数百年熟成させたワインのような味わいをもたらすだろう。
濃厚な魔力が詰まったその血は彼らにとってきっとご馳走となるだろう。
彼がそのまま吸血を続ければびくびくと打ち震えていたその指先から力をなくし・・・だらりと眠るようにがくりと力をなくし、彼に身をゆだねるだろう。)
■レベリオ > 鋭く白い牙が、折れそうな程白い喉に突き刺さってしまう。
とろり――と零れ落ちる鮮血を、長い舌がなぞる。
そして、喉を鳴らして飲み込んでいけば――その味に気付く。それは極上の美酒だった。
たっぷりと含んだ魔素は一流の魔術師に劣ることはない。
「は…ッこれは拾い物だな。君。
最高の味だ――なァ?」
止まらない、止める気もない行為。
毀れ、囁きかける声音が熱を帯びながら彼女を称賛する。
とろりと毀れ続ける赤い血を一滴たりとも溢れさせずに飲み込む唇。
そして、彼女の血管を通して流れ込んでいくのは吸血鬼の毒。
どろ――。
奪い取る血液の代わりに、血流に乗って全身を巡る。
まるで熱い何かを丹念に注入されるように身体を冒していく。
甘い甘い――蜜のようなそれ。
吸血鬼に奪われて、貶められることが悦楽に感じるように――神経を狂わせるそれ。
「この場で味わい尽くすには惜しいな――」
彼女がしな垂れかかるように力を喪えば
男の太い両腕が彼女の肢体を受け止める。
そして、そのまま二人の姿は消えていく――。
路地裏から、きっとより深い闇の中へ。
■シュエ > (魔術師と異なるのはその器は魔術をあまり使わず、ただただ魔素を貯めこみ続けた素体である、ということだ。
されど、使わなかっただけであって魔術の才能はあった。そういった生活の賜物か、生半可な魔術師の血とはくらべものにならない程にその血には濃厚な魔力が含まれているだろう。ただため込み、そして使われなかった魔力がその血に多量に含まれているのだから。)
――・・・。
(問いかける男に対し、血を吸われ気を失った女からの返事はない。血とは別の何かを流し込まれればそれに反応するように時折びくっ、びくっ、と身体を跳ねさせるものの、意識を奪われた女からは声はない。
そうして攫われるように女は男と共に夜の闇に消えていく。ふわりと漂う濃厚な精の香りをそこに彼女がいた証として残し、男と共に深い深い闇の中に消えて――・・・。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」からレベリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」からシュエさんが去りました。