2022/12/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 酒場」にレナードさんが現れました。
レナード > 街道付近の魔物の排除や採集品の提出といった簡単な依頼を幾つかこなして報告を終えた後、空腹を訴える胃袋を満たすため、酒場の割に料理も旨くて安いこの店を選んだ。

懐に優しいからか同業者やこの地区の住民など、ガラの良い場所とは言えないが、同時にこの程度ならどうとでもできるので男は気にせずテーブル席に着席すれば、冷えたエールとチキンステーキを注文した後に、辺りを軽く見回す。
皆酒も入って喧騒に満ちたては武勇自慢だの色事自慢だので盛り上がっている野郎共達。
華の無い事は残念ながら場所も場所だけにと諦めつつ。
店の給仕が運んできた湯気立ち上る肉にさっそくナイフを入れて切り分ければ、肉汁滴る一切れを頬張りハフハフと熱気も楽しみながら噛みしめ、エールを流し込んで堪能していた。

レナード > 自慢話は次第に張り合いからの喧嘩による取っ組み合いへと変わっていく事も、こんな地区なら珍しくはない。
怒声飛び交う中、シコシコとナイフで肉を削いで頬張りエールを飲むルーティーンを廻しつつ。

「――おーい、こっちにゃ飛び火すんじゃねぇぞー。」

聞いているかは定かではないが、牽制くらいは入れて予防線を張る。
同業者と比較しても男の方が実力は上であり、被害を被ったら実力行使で黙らせるつもりの男は、半分ほど肉を平らげた後、エールのおかわりを店主へジョッキ掲げて告げた。