2022/09/02 のログ
■シャルティア > 貧民地区の教会
居住区や商店街と離れてるせいか荒らされてる雰囲気もない。しかしシスターや牧師もいない埃っぽい廃教会だ。
外壁やステンドグラスはくずれたり割れてないのが救い。長椅子はいくつかこわれていたり銀の燭台はもぎとられた跡がある。本来あるべき神像もない
そんな廃教会に光がともる。天使によばれた光の精霊だ。知性もないただの光球であるはずのそれは楽しそうにふわふわと教会内をおどるようにうろうろと踊ってる。本来の使役とは無縁のような気ままさだ。
召喚した少年もそれを気にしないように、巨大な8人がけの長椅子をぽんぽん叩き・・・
「よっこら、しょ」
と持ち上げる。 教会用の立派で重厚な長椅子をである。 両手で真上に抱え上げ、そのままてこてこと教会の隅っこに。
―――ドンッ!
重い音が響く。長椅子を置いてから後ろを振り返り
「よーし広くなった♪ 明日は掃き掃除しよー♪」
と、置いた長椅子に座る。まだ足も浮くぐらいのちみっこさだ
■シャルティア > 怪力、ではあるのだがその規格がおかしい。
少年は見ての通り小柄でちみっこい。当然手も手首も小さい。
故にテコの原理的に大きなものを持つのは大変な――はずなのだがその物理法則を無視するかのように物を持ち上げる。怪力の度合いが並外れてるのだ。
その分魔術的な戦闘能力は一部を除いて殆どない。魔力をすべて怪力に注ぎ込んだような存在がこの小さな天使だ
「教会をー♪ 綺麗綺麗にしてー♪ 皆のおやすみ場所ー♪」
貧民地区の人は生きるのに精一杯だ。余裕なんかない
神様に祈る暇もないしスープを飲むのも命がけだ
だからここに暖かな毛布とねどこを用意したい。 女神像やりっぱな椅子よりも皆が安心支店眠れるとこがほしいのだ。
■シャルティア > 少年はいくつかの椅子を持ち上げては隅っこにおく。中央を広げて掃除しやすいようにしてから外へと。今日の宿を探しに走って
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からシャルティアさんが去りました。