2022/08/31 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にリクさんが現れました。
■リク > 「……むぅ~……」
(貧民地区の宿屋と併設されている柄の悪い酒場。青年は難しい顔をして小銭を数えている。)
「……とりあえずこれがメシ代……で今日の宿代……」
(酒場の隅っこの木製のテーブルには小銭が広げられていて、先程宿屋の主人から聞いた宿泊費分を差し引くと、明日の朝飯だい程度しか残らない。テーブルにはなにかの肉と豆類を煮込んだ煮込みと硬い黒パン、あと木製のジョッキには酒じゃなくてぬるい水)
「金が……無ぇ……」
(最近マグメールに流れ着いて冒険者として働き始めたのはいいけれど、今のところよそ者の自分には草むしりとか猫探しとか、荷物運びとかその程度の仕事しか回ってこず。その簡単な仕事も数日なければ簡単に困窮してしまうのが、新米冒険者の現実だ)
■リク > 「……まぁしゃぁねぇか……明日ギルドに行って仕事なけりゃ」
(ため息一つ、気を取り直して、スプーンで煮込みを一口)
「外行って獣でも狩るか……多めにとりゃ、飯屋とか買い取ってくれねぇかな?」
(パンをちぎらずがぶりを食いついてもぐもぐ咀嚼。王国に来る途中では旅をしてきたので、街では餓死してしまうかもしれないが。外のほうが案外と食べるものには困らなかったりする。とはいえ、やはり安宿でも布団は恋しいのだ)
■リク > 「罠が手堅いけど……喰えるの明後日とかになりそうだな、手っ取り早いのは魚か、弓があるといいな……罠仕掛けて、その辺の木で弓作って……前に買った鉄製の矢じりってまだ残ってたっけか?」
(食事はあっという間になくなった。全然足りないけど仕方ない。隣の席に置いたリュックを探って、矢じりは残っていたかと確認。やはり、弓と矢は戦闘でも狩りでも魔法を除けば最強クラスなのだ。矢じりは石とかでも作れるが鉄製はやはり精度と殺傷力が違う)
■リク > 「くぁ……」
(あれこれ考えていたら眠気がやってきた。夕飯は物足りなかったが明日はたくさん食べようと心に決め、伸び一つ。代金を払って取っておいた宿の部屋へと)
「明日のことは、明日考えるってのも……冒険者らしいってね……」
(寝ると決めたら数分で熟睡)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からリクさんが去りました。