2022/08/13 のログ
■ヴェルソート > ぶらぶらと、不規則にうろついては、犯罪の爪痕をみつけてぐんにょりと、眉根を寄せる。
片方だけの子供靴、敗れたスカーフの切れ端、明らかに血痕であろう黒い後のついたハンカチ……はたまた凶器の欠片らしき金属片。
「う~ん…相変わらず地獄が煮詰まってんなぁ…。」
だからといって、別に正義に憤るわけではないのだが…そもそも、終わったことを嘆くことはできても、時間が巻き戻せるわけでもないのだ。
…今は、無事であることを願うだけ…まぁ、そのくらいはしてやってもいいだろう。小さく、残る爪痕に祈りをささげる。
■ヴェルソート > そのまま、男はぶらぶらと…路地の奥へと消えていく。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区・裏路地通り」からヴェルソートさんが去りました。