2022/03/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 娼館街」にキルシュナさんが現れました。
■キルシュナ > 『そこのお兄ぃさんっ、遊んでかなぁい?♥』『可愛い子いますよ!今なら500ゴルドぽっきり!』『あたしならアナルもいけるよ。チップをはずんでくれんならぁ……生でもいーよ♥』
男達に媚を売る黄色い声音と、やけに馴れ馴れしく絡んでくるキャッチの客寄せの声。それらが独特の喧騒を生む娼館通りに、長躯の猫娘の姿はあった。
胸やら尻やらの肉付きはそこらの娼婦がかすむ程に立派だが、革ジャケットにジョッパーズパンツというマニッシュないでたちはどうにも娼婦らしくない。通勤中のストリッパーか何かであれば納得なのだが、のんびりとした気ままな足取りを見ればそういう訳でもなさそうだ。
何よりも通りのあちらこちらへと向けられるその視線。
切れ長の金瞳が値踏みするかに物色しているのが、鼻の下を伸ばした男達と同じく営業中の娼婦たちであるというのがおかしい。
それではこのミレーの娘が一体全体なんなのかと言えば―――まぁ、単に女買いに来たレズ性癖の淫乱猫であるというだけの事なのだけども。
「今日はエッチの最中の小休止、射精とか絶頂とかのタイミングで軽く息つく時間にフォーカスを当てていきたい思うとるんよねぇ。となると、さっさとエッチに移行出来てあと腐れのない娼婦のお姉ちゃんとかが相手やと話も早いやろ思うたんやけども――――……ウチの尻尾にビビッと来るような子は、やっぱり中々おれへんなぁ」
妙に説明的な独り言をぶつぶつ漏らし、歩き疲れた身体をほぐすようにぐぐっと長躯を伸ばす猫。ぷるぷるする猫尾がらぶりぃだろうか。
時折絡んでくる酔っ払いからの交渉やら、スカウトマンの勧誘を軽くいなしつつうろつく事しばし。肌色面積の多い娼婦たちの姿は目の保養になってはいるが、変態猫のお眼鏡にかなう相手はここまで見つかっていないらしい。
それでもあきらめることなくもう一回りしてくるかと考える辺りが、この猫娘の性欲の強さを物語る。
■キルシュナ > 「ん~~~~……おっ♥ よっしゃ、今日はあの娘に決定や♪ おーい、そこのお姉ちゃん、一晩いくらかなぁ?♥」
手庇を作ってきょろきょろと珍妙な物を見る娼婦たちを物色して回っていた猫娘の長尾がぴんっと立ちあがる。
縦割れの瞳孔の肉食獣めいた金瞳が捕らえたのは、どこか気恥ずかしげにすけすけのドレスを着た見るからに勤務初日といった風情の美少女娼婦。
あまりお金を持っていなさそうな中年男にしつこく絡まれていたところに割って入り、札束で頬を殴るかのマネーパワーで彼女の一夜を買う事に成功する。
最初の客が爆乳長躯のミレー娘という状況に困惑する少女の肩を馴れ馴れしく抱き寄せて、手近なヤリ部屋へと弾む足取りで向かう猫。
その日の二人がどの様なプレイを楽しんだのかは語られぬが、新人娼婦が最初の仕事で新たな性癖を植え付けられたことだけは追記しておこう。
ご案内:「王都マグメール 娼館街」からキルシュナさんが去りました。