2022/02/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/裏路地」にヴェルソートさんが現れました。
ヴェルソート > そこかしこに、破れた衣服や靴など、犯罪の爪痕が残る路地の木箱に腰掛け、ふぅ…とため息を吐く隻腕の男。
周りの痕には、見慣れてはいるのだが少しばかり治安悪いなぁ、と今更なことを考えるのも、まぁいつもの事。

「さて…今日はまぁ、ここでいいか。」
そうつぶやいて、息を吸い込むと……ah~♪とまずは甘やかなテノールが喉の調子を確かめるように響き…喉の調子を整えてから…腰から七色にきらめく指揮棒をひきぬくと…軽く振る。
指揮棒の動きに釣られるように、どこからかヴァイオリンやピアノの音色が路地裏に満ちていく。