2021/12/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区のどこか」にタマモさんが現れました。
タマモ > 王都マグメール、貧民地区。
今、少女が居るのは、その中でも奥の方に位置する場所。
入り組んだ路地の中、少し開けた空間だ。
場所が場所だけに、そこを目指し来る事は、なかなに難しいだろう。

ならば、なぜ、こんな場所に居るのか?
まぁ、理由は簡単だ。
今回は、獲物を招き入れよう、との魂胆があるからである。

「さて、とは言っても…
結局、掛かる者が居なければ、寄せる事も出来んのじゃがのぅ?」

そんな呟きを、ぽつりと零しながらも。
少女は意識を集中させ、周囲へと、力を流して行くのだ。

それは魔力ではなく、よく使われる魔力感知等には掛からない。
だから、冒険者?等も頼る、魔力が云々とかは関係もなく。
それが何か、気付く事もないままに。
力の流れる範囲に入る事で、ある波長が合う者を呼び寄せる、そんなものだ。
なぜ、その道を歩むのか。
きっと、寄せられる本人自身、理解出来ないだろう。
そして、己の居る場所まで、引き寄せたのならば。
後は、今居る空間に張った結界で閉じ込め…以下略。

…なぜ、そんな事をするのかって?
そんな事、この少女に問うまでもない。
いつもの、気紛れである。

タマモ > 「………ふむ」

貧民地区の一部、それを覆う程の力。
そして、己の居る小空間に張られた結界。
その双方とも、かなりの力が使われている。
誘われた者からすれば、とんでもないもの。

…が、それは見えるものではなく。
こう…無関係な他人から見ると、ただ、広場に突っ立っている一人の少女なのだ。

変化の無い状況に、周囲を見渡し。
空を見上げ、一つ頷く。
結構範囲は広いものの、結局は、波長の合う者が現れなければ意味はない。
…ちなみに、今回調整した波長は、心の中に被虐心を秘めた存在だ。
自覚の有無は関係ない、それがあれば、反応するようにしてある。
それを持った者が、一切通らなければ…こんなものである。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区のどこか」にシルヴァさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区のどこか」からシルヴァさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区のどこか」からタマモさんが去りました。