2021/09/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にオッドさんが現れました。
オッド > (貧民地区の場末の酒場、基本的に柄の悪い連中が集まるそんな酒場で、本来はいつも騒々しい限りではあるが、本日はとても静かなものだ。)

『……酒……』

(静かな理由は、喧嘩を売られた男がその相手をのしてしまい、更には止めに入った者、野次を飛ばした者、まとめて全部のして店の外に放り出してしまったからだ。男は空になったウイスキーのグラスを持ち上げるが。どうも店主は不機嫌そう)

『んだ?……アイツの財布の中身は渡しただろうが……』

(今夜の売上という意味ではいいのかもしれないが、今後の客を減らす行為ではあるので店主がいい顔しないのも無理はない。勝手に、カウンターの端においてあった違う酒のボトルをつかみ、自分で大雑把にロックグラスに波々とラムを注いで。別に酒の銘柄にこだわりはないようだ。)

オッド > (注いだ酒を立ったまま一息に飲み干せば。タバコを一本箱から取り出し、店のカウンターにおいてあった蝋燭で火をつけ。一息で大きく吸い込む)

『ぉい店主……なんかツマミくらい出せねぇのか?』

(声をかけるが、どうも店主は不機嫌なようだ。喧嘩のいざこざの際に、彼の気に入っている高い食器が壊れてしまったようで、先程から全く口を聞いてもらえない。舌打ち一つ、もう一度大きく煙草の煙を吸い込み、吐き出し、灰皿で乱暴にもみ消して)

オッド > 『……チッ……店ぇ変えっか……』

(店主は結局なにか食わせてはくれないようなので。頭をボリボリかいてから、飲みかけのラムのボトルを掴みラッパで飲みながら店を出る)

『また来るぜ……』

(とだけ告げはしたが、男の退店後に店主は二度とくるんじゃねぇとつぶやいただろう。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からオッドさんが去りました。