2021/07/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 歓楽街」にボブさんが現れました。
ボブ > (材木の売り買いで親しくなった材木問屋の中堅どころの男とハーフエルフの女性がいる通りを
酒を酌み交わし、次なる場所へと移動している最中のガッチリとした身体付きをしている男だったが、
その連れの男が不意に話題を切り出してくる)

『なぁ~、ボブさんや、この近くにいい連れ込み宿があるって話なんだが、そこを冷やかしに行ってみないか?』

「は? 男二人連れでそんな所行ってどうすんだよ?
行きたきゃ、手ごろな女でも街角で見繕って連れ込めばいいだろう?」

『それもそうだな。 それじゃあオレっちはちょっと女を見繕いに行ってくるわ。
ボブさんもいい女を見つけたら後追いで冷やかしに来てくれても構わないからな』

(男二人の会話は賑やかな街角の空気に紛れる程度の声量だったが、聞こえる範囲はそれなりにはあったようで、
チラリと二人の方に視線を向ける人も少なからずあった中、連れの男はガッチリした体躯の男の手に
話題に上がった連れ込む宿の場所が記載されたメモを残し、機嫌良く離れていくのを見送っていって)

「はぁ~~~、調子の良い事ばっかり口走っていたが、どれだけいい場所なんだか……
何か際立った特徴でもなけりゃあ、平民地区で働いているアイツの耳にまで届かないだろうが、いかがしたもんかね…」

(手の中に残されたメモ紙をヒラヒラと軽く振りつつ、一人残された男はどうしようかなぁ~と街角で軽く思案していくか)

アウロラ > (静かな場所であれば通ったであろうけれど、この場所はこの時間であっても未だ喧騒止まぬ眠らぬ街。そういう性的な話題にも事欠かない地域であるから、男達の会話もまぁ、よくある話、として処理されただろう。
男達の声が届いた者達もそんな大きなリアクションをしなかったこともその証左となるだろう。

街中で酒を嗜んでいた女も男の声が聞こえた様子はなかった。
しかし、幾人かが男の方へ視線を寄越したのに気づけば)

・・・んぅ?

(小さな声を漏らしながら、その視線の先にいるであろう、男の方に視線を向けて。)

ボブ > (一人きりになった男は手の中のメモ紙をズボンのポケットに収めつつ、軽く周囲を見渡すように顔を左右に動かせば
ちらほらとこちらの方に視線を向けていた男たちと視線が合い、向こうの方が勝手に視線を逸らしてくれる中、
壁に寄りかかるようにしていた女性もこちらの方に視線を向けているのに気づけば)

「ん? 結構いい女なのに一人きり……こっちも一人きり……
剣も振らなければ相手を倒せん、声を掛けなければ相手も現れないってね」

(男が連れの男に諭した言葉が自分に跳ね返ってきているような気がしないでもないが、
まずは行動あるのみとばかりにこちらを見ていた女性の方へとゆっくりと近づいていけば、軽く右手を掲げるように上げて)

「やぁ、お嬢さん。一人飲みとは豪気なもんだね。
でもすっかり顔も紅潮してるくらい酔っているみたいだし、そろそろどっかに寝床でも見繕わないとマズい頃合いじゃないかい?」

(顔は出来る限り柔らかな笑顔を浮かべるようにしながら話し掛けている男だったが、
近付けばブラウスの前をドンッと盛り上げている豊かな膨らみの存在が目に入り、男の視線は女性の顔を見据えつつも
チラチラとブラウス越しの豊かな膨らみに視線が時折移動していた)

アウロラ > (そうして一瞬注目の的となっていた男がゆらりとこちらへ歩いてくるのが見える。女はそれに動じる様子も見せず、変わらず酒に口をつけながらその様子を見守る。)

まぁ、まぁ。ナンパ、ですかぁ?
ふふ、顔が赤いのは認めますけどね。

(それなりの量を飲んでいる自覚はあるし、頭がふわふわしてきている感覚もある。それなりに、酔ってきている・・・その自覚は十分にある。けれど、前後不覚であるとか、そういうレベルまで飲んではないないし、思考こそちょっとふわついているけれど、判断が鈍るほどではない・・・はず。)

ふふ、生憎と寝床はちゃぁんとあるんですよ。宿も用意してないのにこんなにがぶがぶ飲む訳ないじゃないですかぁ。

(あはは、と笑いながら手を振って寝床を用意してない訳ない、と男の誘い文句を両断する。)

ふふ、それとも・・・実はナンパじゃなくて宿の呼び込みかなにかだったり、するんですかぁ?

(宿はあるし、寝床だって確保している。けれど、質の良いものかと言われればまぁ、そこそこどまり。
そこよりも良い場所で、良い寝床を用意してくれるのなら・・・まぁ、その誘いに乗るのもやぶさかではないけれど・・・?)

ボブ > (声を掛けてみれば顔の紅潮具合に比べれば返ってくる言葉のハッキリ具合から
泥酔というレベルまでは酔っていないと確認でき、寝床誘いのナンパ自体は断る理性もあったと確認できた)

「まぁ、呼び込みではないんだが、呼び込みみたいなもんかな?
知り合いにいい宿があるって教えられたんだが、一人で入る宿ではないから連れを探していたんだよね。
男が一人で入る宿ではない…そして連れとしてお嬢さんを誘っているとなればどういった宿かは推測は着くと思うが」

(そう言いながらポケットからメモ紙を取り出し、教えられたという事実を物的証拠で見せながら
男は口元を女性の耳元へと寄せていって)

「多分、ベッドも人2人…下手したら5人くらい乗れそうな強度を持っていて、浴室もいい作りをしてると思うんだよね?
そんなベッドを使ってみたいと思わない?」

(平民地区の宿を使っているだろう連れの男のお勧めとなれば、少なくても平民地区の連れ込み宿よりも
造りが上だろうと憶測を立てた上で行った事もない連れ込み宿の紹介を女性に耳打ちしていくか)

アウロラ > (男から声をかけられ、そうしてメモをひらりひらりとちらつかせれば自然とそちらへ目が吸い寄せられる。
赤い顔、そしてぼんやりとした目でなんとはなしにその動きに目を吸い寄せられてぼうっと見ている様はまるで猫のように。

そして、男が女の耳元にささやきかければぴくぴくとくすぐったそうにその長耳を上下に揺らし)

まぁ、退屈していたのもありますしね。いいですよ、一晩、付き合ってあげます。

(くすり、と笑みを見せ、勢いをつけながら寄りかかっていた壁から体を離す。 ぐびっ、と残っていた酒を一気に飲み干して。)

エスコート。してくださいます?

(その手を差し出しては案内を男に依頼して。)

ボブ > (取り出したメモ紙に目を取られている女性の耳元で囁きかければ、小さく笑みを浮かべ、ナンパに乗ってくれると告げ、
一気に酒を呷っていくさまを見守っていけば)

「そんじゃ、交渉成立って事で。 行きましょうか、お嬢様。
本日の御付きの者はボブと申します、以後お見知りおきを」

(差し出された手を取り、茶目っ気を出すかのように適当な執事口調で自己紹介しながら、
メモ紙に記された連れ込み宿の方へと歩みを進めていけば、だんだん大きめの、そして造りもしっかりしている
建物が増えてくる感じの区画へと入っていって、目的の連れ込み宿も似たような感じなんだろうなと男の胸にも期待感が湧き上がっていた)

アウロラ > ふふ、よろしくおねがいしますね ボブ。

(お嬢様、なんて言われれば呼び捨てで彼を呼びお嬢様とお付きの者、というロールを演じてみせよう。
そうして、彼に手を引かれ、目的の区画へと誘われればまるで子供のようにきょろきょろと辺りを見渡しながら歩みを進めていく。
落ち着きのなさ、もしくは好奇心旺盛な姿を感じさせるだろう。
見目こそは落ち着いた令嬢らしさを感じさせなくもないかもしれないが、性根は気まぐれで余計なものに頻繁に首を突っ込む猫のような女である。)

楽しそう、ですね?

(期待に胸を膨らませてごきげんな様子の男。その顔を覗き見れば、楽しそう。そんな感想を抱く。
そのまま思ったことを口にして、男に語りかける。
ただ黙って進むだけ、というのも芸がないですもの。少しばかりお話したっていいでしょう。)

ボブ > (目的の地が徐々に近付くにつれて、歓楽街の様相も変わっていき、その景色を眺め、ワクワク感が胸の中を占めていれば、
隣を歩くお嬢様から不意の声掛けを受けて、周りを見渡す為に落ち着きなく動かしていた頭の動きを止め、
お嬢様の顔を見つめていって)

「おっと失礼っ! つい楽しくなっちまってな。
これから行く先がどれだけの代物か、この周りの景色を見ただけでも期待に胸が躍っちまってな。
……って違っ! ごほんっ! つい期待に胸が躍りあがっているものですから」

(どれだけ気分が盛り上がっているのか、素の男の言葉遣いで話し掛けていくが、
それを言い終わった後に、自分で割り当てた役柄を思い出したかのように言い直していくうかつな所を曝け出していくか)


アウロラ > (手を引かれ、街を行く。女は猫のように気まぐれに落ち着きもなくきょろきょろと辺りを見渡していたが、どうやら男も同じであったようだ。二人まとめてきょろきょろと周囲を見渡していた様はまるで田舎からでてきたお登りさんのようであっただろう。)

ふふ、しっかり案内してくださいね。

(どうやら男もあまりこの辺りはこないのか、少し興奮している様子が見て取れる。それを見て女もくすくすと楽しそうに笑い、先へと進んでいって。)

ボブ > (うっかり素の自分の言葉を出してしまった男は繋いでいる手と反対の指先でこめかみ辺りをポリポリっと掻いてみせ)

「すみませんね。 どっちかと言えばお嬢様と出会った辺りが自分の過ごし易いエリアなもので…。
ですが、エスコートくらいは出来ますのでご心配なきように」

(そう口に出しながら、改めてメモ紙に目を落とし、連れ込み宿の名前を確認し、その宿名が記されているを看板を探していけば
この歓楽街一……とまではいかない物の確実に五指には入るであろう立派な建物にメモの宿名が名付けられていて)

「どうやらここのようですね。
一番お高い部屋はきっと豪商くらいしか支払えないくらいのお部屋でしょうし、
こちらが支払える中で一番高いお部屋にいたしますか、お嬢様?」

(外観で少し心理的に圧されそうになるが、この男自身、溜め込んだ金は結構な額があるため、
一夜の戯れに使うのに躊躇ない言動を洩らし、許認可をお嬢様に委ねてみるか)

アウロラ > (女としてもあまりご立派なエリアは少しばかり入りづらさはある。そういう場所は時々仕事で言ったりはするが、プライベートで入り浸ることはないので、少しむず痒さ、というものがある。

けれども、立派な宿、というのは少しばかりテンションが上がるものがある。宿に入ればもう一度興味深そうにきょろきょろと周囲を見渡したりして。)

え?え、っと・・・じゃあそれでお願いします?

(ちゃんと話を聞いていたのか怪しい言動ではある。実際、あまり聞いていなかったのだろう。女の目は興味深そうに宿を見渡していたのだから。
けれど、アルコールが入っていたからか、それとももともとそういう楽天的な性格の為かあまり細かいことは考えずに、それでいい、と男に告げて。)

ボブ > (宿の中へと入っていけば貧民地区に存在しているとは思えないくらい立派な造りを屋内もしていて、
その造形や飾りとして置かれている彫刻や絵画とかにお嬢様は関心深げに視線を移している最中、
男が問いかけていけば男の選択を許可する…というより丸投げされた男は色々みているお嬢様を残し、
カウンターへと向かい、幾つかの会話を交し合っていけば、豪華とはいえ、ここも連れ込み宿であって
宿代の踏み倒しがない様に宿代は前払いのようで男がその前払い金を支払い、一本の鍵を手にお嬢様の元へと戻ってくる)

「お待たせいたしました、手に入れられる範囲で一番高いランクのお部屋を確保できましたので、お連れしますね」

(戻ってきた男は恭しくお嬢様の手を取れば広いロビーの壁面にある小さな部屋のような所へと二人で入る。
…すると床に魔法陣が浮かぶと二人の身体に浮遊感が帯びていき、男が手にした鍵に付いた部屋名が記されたキーホルダーも光り、
鍵の部屋がある階層にある同じ大きさの部屋へと転移していくか)

「ほぉ~~、外から見た時は高そうな建物だから上の階の部屋を取ったら階段を昇るのが面倒だなと思ってたが、
これだったら部屋に入る前にヘトヘトにならないでいいな」

(転移を終え、上の階層へと移動した二人。
男の口からは連れ込み宿の部屋に入る前に疲れ果てなくてよかったという素直な感想が素の口調で漏れあげていた)

アウロラ > (男が手続きをしている間、女はあちらこちらを見て回る。壁に飾られた絵、調度品、宿を歩く従業員の姿、などなど興味を持ったものへと次から次へと視線を向けて、ほえー、と見て回る。
金銭を支払、手続きをしている男を尻目に女は女で楽しんでる姿はまるで本当にお嬢様とお付きの者のような関係にも見えるかもしれない。)

あ、ありがとうございます。

(そうして、男が鍵を手に入れて戻ってくればゆっくりと男の方へと視線を戻し、にこりと微笑みながらお礼を告げるだろう。
そうして、再び男の案内の元不思議な小さな部屋へと案内されて、転移をすれば。)

――ふぇ?
・・・ワープ?これワープってやつですか?私、初めて見ました!流石上等な宿!設備もすごいですね・・・!

(冒険者でもなければ転移陣なんてものをお目にかかることはほとんどなく、女は初めての転移体験に興奮した様子で男に話しかける。転移した先の部屋も上々。とても立派な部屋で広々!

――そうして、興奮した様子で女はその高級な宿を見て回り、なんとはなしにベッドに座り込み、その感触を楽しむ為に横になってみれば)

・・・――・・・すぅ。

(興奮でアルコールが体に回ってきたのか、途端に眠くなってきた様子で、そのまますやぁ・・・と目を閉じてしまったよう。
男を尻目に、女はそのまま気持ちよさそうに静かに眠りについてしまう。

――すぅ、すぅ、と規則正しい寝息が小さく響く中、男はどうしたことか。そのまますやすやと寝かせたか、それともそれならそれで、とすやすや眠りについたままの女に手を出したのか、それとも・・・。

その結末は、眠りについた女は知らず、執事としてここまでエスコートした男のみが知る未来。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 歓楽街」からアウロラさんが去りました。
ボブ > (階層を飛ばす魔法陣の効果にはしゃぎあげるお嬢様。
そのはしゃぎっぷりは男が取った部屋に着いても続いて室内を楽しげに見て回る姿を見守っていけば、
ベッドに腰掛け、更には寝そべっていく様までは男も見ていたが、一応何があってもいいように準備しておこうと
浴室へと向かい、浴槽にお湯を張り始め、部屋へと戻ってくれば、ベッドの感触を確かめていたはずのお嬢様は
すっかり夢の世界へと旅立たれてしまっていて)

「ありゃ?  服を着たまま寝ちゃって……。
服がシワになっちまうぞ……まぁ、とりあえず脱がせて……」

(男はそう口から洩らし、まずはサンダル、そしてスカート、ブラウスと脱がしあげ、
下着姿になったかなり肉感的な身体付きをしているお嬢様の身体を見てゴクッと生唾を飲んでいって)

「さすがにこのまま寝たままのお嬢様を抱くっていうのも後味が悪いよな。
とりあえず隣で寝とくか……朝になって眼を覚ましたお嬢様と改めて交渉って感じでな」

(下着姿で眠りこけているお嬢様の身体の上に毛布を掛けた上で、男も服を脱ぎ、逞しい筋肉質な身体付きを晒し、
パンツ一枚だけの姿になっていけば、お嬢様が入っている毛布の中に男も入り込み、お嬢様の身体付きを気にしながらも
男もゆっくりと眠りへと落ちていく。
リベンジの機会を翌朝と定めながら………)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 歓楽街」からボブさんが去りました。