2021/03/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にヴァレリー=D=ツインテイルさんが現れました。
ヴァレリー=D=ツインテイル > 「……」

貧民地区の路地裏で、一人の女がたたずんでいた。
何をするのでもなく、壁によりかかるようにし。
指先で、自慢の髪を弄んでいる。

「……はぁ。
 どこかに、面白い人間はいないものかしら。
 それこそ、部下に引き込みたくなるような……」

面白い、の定義はなかなかに難しいが。
要するに、翻訳するのであれば。
『おもちゃでも転がっていないだろうか』ということになる。

「……まぁ、そんな都合のいい話もなかなかないでしょうけれども」

はぁ、とため息を吐きながら、女は視線をあちこちに彷徨わせる。

ヴァレリー=D=ツインテイル > 「……はぁ。ダメですわね」

貧民地区の路地裏だけあり、人通りはほとんどない。
女は、その退屈な状況に辟易し、その場から歩き始める。

「どこか別の場所にでもいきましょうか」

面白いもの、を探すため。
女は、貧民地区を後にするのであった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からヴァレリー=D=ツインテイルさんが去りました。