2021/03/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 貧民地区でも平民地区から離れた少しばかりいかがわしい通り。
このあたりは衛兵の目も殆ど届かず、かと言って賑わっているわけでもない。
夜鷹が立ち、ゴロツキが人目のつくところで堂々と恐喝を働き
怪しい露店もそこかしこにならんでいる。
よくよくみれば、見張りをしているらしき男の奥には、怪しい店の入口があったりもする。
わざわざ好き好んでくるような場所ではないが、依頼とあらば冒険者はどこにでも行く。
このような掃き溜めでも。

ブレイド > 今回の依頼はなんてことのないおつかいで
すでに用事そのものは済んでいる。
平民地区にすむ小金持ちの商人が依頼人だ。
このあたりで密造されているハーブ入りの酒…まぁ、そのハーブがどういうものかはあえて聞かなかったが。
ともかく、それを買ってきてほしいとのこと。
まぁ、商人ということで、このような場所に出向けばいい餌になってしまうのはわかる。
メイドなんかを送り込めば、帰ってくることもないだろう。
そのためにわざわざ冒険者を雇うというのもまた大げさな話ではあるが。

「(後ろに手の回るようなもんじゃなければいいがな…」

しかも、それを扱う露店が出るのは夜だということで
買い物は済んでも、物を届けるのは翌日になる。
全く、いい気なもんだ。
このままどこかに宿を探しにいっても貧民地区の中でも等級の下の宿しか取れないだろうし
せっかくだからウロウロしているというわけだ。
ゴロツキ共も、こっちから突っかからない限り、わざわざ冒険者に喧嘩を売ろうなんてものもいないし。