2020/11/28 のログ
■シャルティア > 貧民地区の娼婦街
最近はなぜか治安も良く、マフィアのボッタクリもない穴場として密かに口コミで広まってきてるスポットである。平民地区の住民もこっそり利用しに来るほどだ
そんな娼婦街の店の前、隅っこに置かれた樽の上に座る黒猫
居座ってる野良なのであろう、人の流れも気にしてない風の居住者である
そんな猫の前に、小さな少年が立っている。娼婦街には似つかわしくない、貫頭衣をかぶったちみっこい少年だ。野良猫と顔を合わせて、にこにこしてる
「はい、にゃーん」
にゃーん
少年の声に合わせて、返事をする野良猫。少年は満足そうによしよしと撫でる。娼館の前で客引きをする娼婦も、不思議と場違いの少年のことは気にしてない。まるでこの区画によくある風景のように、いつもどおり客をさそっている
■シャルティア > 何度も、にゃーんを繰り返す少年
何度も、ニャーンと返す野良猫、だいぶおしゃべり好きの模様
でも、野良猫は気まぐれ、飽きたのか、伸びをして、樽から飛び降りるととてとてと歩いていく
少年の方も、追いかけたりせず「ばいばーい♪」と手を振って
娼館のお姉さんにも手を振る。娼婦の方も顔見知りのように笑顔でひらひら手を振って
少年は元気に娼婦街を駆けていく
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からシャルティアさんが去りました。