2020/10/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 夜のスラム」にビョルンさんが現れました。
ビョルン > 貧民窟とはいえど、其処には其処なりの盛り場がある。
出所と原料の知れぬ酒と、健康具合の知れぬ街娼の擦れた声。

テーブルに模した酒樽の上に水のグラスを置いて酒場とも呼びづらい貧相な社交場を観察している。

酒樽の上に頬杖をついていれば、賭けボクシングの胴元の遣いとやらいう少年が声をかけてきた。
犬を追うような仕草。慣れたように勧誘の少年は立ち去る。

ビョルン > 続いては界隈で見覚えのある女衒が声をかけてきたが己の手の指輪を確認すれば儲け話の情報を乞うような挨拶と共に酒場の奥へと消えた。
帽子を深く被り直す。

グラスの水は相変わらず美味くも不味くもない。
手持無沙汰にポッケへと手をやればカードの箱が手縫触れた。
中身を取り出し、用もなく手の内で切り混ぜ。

ビョルン > カードを弄るのにも飽きればこの酒場の店主へ金貨を一つ渡してその場を去る。
ご案内:「王都マグメール 夜のスラム」からビョルンさんが去りました。