2020/07/31 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にヴァレリー=D=ツインテイルさんが現れました。
■ヴァレリー=D=ツインテイル > 「……ったく。やってられねぇですわぁ……」
貧民地区の通りにて、この場所に似つかわしくない。
ある程度、値が張るであろう、と見て分かるドレスを着た女がぼやいていた。
言葉こそやや粗雑さが滲んでいるものの。
振る舞いは優雅だ。
「……末端とはいえ、関係者が拘束されるとは。
おかげで、担当でもない私に仕事が回る始末……」
ぶつぶつと文句を言いつつ、通りを歩く女。
きょろきょろと周囲を観察しては、ため息を吐き。
「だいたい、貧民地区で薬を欲しがるようなやつ、なんて。
見て分かるわけねーですわ……。
このエリアで、悪人面なら全員お薬大好きなんでなくって……?」
そう。女は、いわゆる悪の組織の人間で。
このエリアで、薬を流通させようとしていたのだが。
……もともと、この女の担当は富裕地区、しかも貴族などが相手。
貧民地区では勝手が分からず、とりあえず立ち往生、であった。
■ヴァレリー=D=ツインテイル > 結局、女は適当な通行人に薬を売り。
足早に貧民地区を後にした……。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からヴァレリー=D=ツインテイルさんが去りました。