2020/03/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区のどこか」にタマモさんが現れました。
タマモ > ここは王都マグメール、貧民地区。
人気も疎ら…と言うか、ほぼ感じられぬ裏通りだ。

今、王城で何かがあるらしい。
しかし、気紛れな少女は、そんな事があろうと自由を満喫する。
………うん、小難しい話ってのは、どうしても興味が向かない、それだけだ。
どうせ居ても、すぐに寝てしまうのだから、参加しない方が良い。
まぁ、色々と他にもあるが、自由奔放とは、まさにこの少女を指す言葉と言えよう。

「さてはて、今日は今日で何があるか。
………何か、あると良いのぅ」

ゆらゆらと尻尾を揺らしながら、少女は裏通りを散策する。
いつもの変わらぬか、何か変化があるか、それはまだ分からない。

タマモ > ぶっちゃけ、表通りでも、そう人気がある訳でもない。
場所が場所だ、他の地区に比べれば、活気が劣るのは仕方なかろう。
それでも、ここはここで、独特の面白味はあるものだ。

まぁ、そう言ったものが、見付かれば、の話だが。
結局のところ、何も無ければ、何も起こらなければ、ただの散歩で終わる訳で。

と、ふと、その足が、ぴたりと止まる。
少女の視線が、側に見える建物の壁に…正しくは、その僅かな隙間へと向けられた。

「ふむ…妾が行かずとも、お主等と違う、気の利いた同士が行っておるようじゃ。
………何とも、不要な…どころか、不用意な発言の多い事よ。
結局のところ、ナズナの予想通りとなったようじゃな?
ならば、妾は気兼ねなく、散歩でも続けるとしようかのぅ」

誰にともなく、そんな言葉を掛ける少女。
視線を前に戻せば、ひらりと手を振って、歩みを再開する。
目的地は…とりあえず、まぁ、適当に。
何か面白そうなものとか、面白そうな相手が、見付かるまで?
または、飽きるまでか。

タマモ > さて、そんな散策を続ける少女。
何か起こったのか、起こらずに終わったのか。
それは、少女しか知らない。

………あ、いや、相手が居た場合、相手もだが。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区のどこか」からタマモさんが去りました。