2020/02/14 のログ
イディオ > ああ、御同業か、チームを組むときはよろしく頼むよ。
そうだな……御同業であれば、お仕事関連の良い情報……とか、俺の知っている、美味しいお店、とかかな。

(流石に仕事でもないのに、そんな不作法は出来まい、自分の目の前に持ってこられる食事、男はそれを上手そうだ、と肉を一つフォークで刺して、がじりと噛む。肉汁がじゅる、と零れるとてもいい肉を上手い焼き加減で作り上げた焼肉であることが判る、上手いな、と感動した様子で一言。
そして、酒も一口呷り、ふは、と酒精混じる吐息を吐き出して、良い酒だ、と目を細めるのだ。)

後は……そうだな、フィーリウスがどんなネタを求めているか、にもよるけれども。俺の知ってる情報を無料公開というのも。
ロートルなだけに、情報はそれなりに有るんだ。

(流石に、大盤振る舞いすぎるかと、軽く男は笑って見せる。自分の事をロートルとか言うのはまあ、自虐的な冗談では有るのだが。)

フィーリウス > 「見た所前衛のようね、その時は頼りにさせていただくわ。
それはどちらも助かる情報ね、ぜひ聞かせて頂いたいわね」

目の前の男の食事の様子を眺めてどちらも興味があると笑みを見せ。
パスタをフォークで巻き口に運んでは美味しそうに食べて。
本当に薄いお酒であるがその味を味わって。

「私としては仕事の情報がありがたいですわね。店は開拓すればいいだけですもの」

そこは冒険者らしく仕事の情報を求め、ロートルというからには仕事は長いのだと察し。
ならばなおさらに仕事の話を聞くことが助かりそうだと考えて。

イディオ > あぁ。前衛、どちらかと言えばタンカータイプだ、盾での防御は任せておいてくれ、後衛に抜かせること無いようにするさ。
んじゃ、先ずは……そうだな、平民地区の噴水広場から一本入ったところに、甘いものを多く置いている良い店あるぜ。間違えて入ったと気には驚いたけれど。多分客層はフィーリウスのような、若い女の子を狙ってると思う。

(両方と言うのはとても欲深いと、男は笑ってみせるが、その欲深さは冒険者としては当然の物、むしろ好感が持てると、言って見せ、じゃあまずは、と自分の戦種を明かして置く事にする。
店に関しては彼女が甘いものを好きかどうかはわからないが、隠れた名店と言うだけでも、行ってみる価値はあるだろう、と一つ情報を。
こういう店は、依頼として転がってくることも有るのだ、美味しい店を探している、とか。)

そうだな、仕事の情報……OK、じゃあ、どんな情報が欲しい?情報、というのは漠然としている物だから。
求めている物の方向性を貰えないと、答えようがない物なんだよな。
例えば、狩場を求めているのか、それとも、仕事に使う道具、売っている場所を探している、とか。
其れで、心当たりのあるものであれば、答えて見せる。

(男は、彼女の目を見て問いかけるのだ、彼女の欲するものが判れば、それに対しての正確な答えも出せよう。だから、真剣に彼女を見て問いかける。
どんな情報が良いんだ、と)

フィーリウス > 「それですとアタッカーが必要になりますわね。
そんな場所にも店はありますのね、しかも甘いものの店ですのね。
……若い子を狙うには変な場所ですわ」

情報というのは何事にも帰れない貴重なもの。聞けるなら聞いておこうと考えるのは普通。
そしてまず聞かされた奄美の店の情報に意外な場所にと少しだけ驚き。
間違えたとは言うがどんな店と間違えたのかがふと気になり。

「狩場ですわね。その手の仕事をよく受けますから。
そういう情報が一番手に入りにくいですもの。ぜひ聞きたいものですわ」

少しだけ考えて求めたのは狩場の情報。
自分の脚で情報を稼ぐには少々ギルドの扱う範囲が広すぎる。
そして求める情報を持っていそうな男と出会えたのは幸運な事。
なのでそれが聞きたいときっぱりと告げて。

イディオ > そうだな、アタッカーが必要になる。……という事は、フィーリウスは、スカウトとか、その辺りなのか?
確かに、場所は変だっな……?見てくれは普通の食い物やに見えてな。入ってみたら、甘い物専門的に扱う店だったんだ。

(彼女の返答に、身軽な冒険者という事で最初に思い浮かんだのは、シーフ系の職業であった、ローブ姿というのを見れば、魔術師という線も無いわけではないが、杖が見当たらなかったので、最初にシーフと思ってしまったのだ。
そして、店を間違えた理由は、単に似た場所にある別の店と間違えて入っただけである、肉料理の店であった。名前も似てて場所も近かったので間違えて入ったのである。
恥ずかしい話だ、と小さく苦笑いを零す男。)

OK、狩場、だな。じゃあ、軽く分類別に。
ゴブリンやオーガなら、ゾス村の近くに多い。あそこは、村だからな、作物とかを育てるからゴブリンやオーガはそれを求めてその近くに巣を作るんだ、ただ、ゾス村自体は、裕福な村ではないから、依頼的には余り美味しくはない。
アンデッドを狙うなら―――ハテグの主戦場、若しくは、無名遺跡群だ、主戦場は無論だが今も戦場だ、その死体がゾンビとなり動くことがおおくある。無名遺跡群は、過去のアンデッド、スケルトンやレイス辺りが多く出てくるだろう。
魔族を狙うというなら、お勧めはしないが―――タナール砦が一番だな、あそこには王国軍が駐留することが多いから、魔族と戦える、傭兵みたいになるけれどな。ただ、タナール砦は魔族に奪われていることも多い、その場合は敵地になるし、死地となる、注意するといい。
魔獣や獣ならば九頭龍山脈のなかが良いだろうな。とは言え、偶にとんでもない物も出てくるから、注意するといい。

(そういいながら、男はバックパックから地図を取り出し、彼女に見せよう、詳細な狩場を、男の経験即をもとに書き込まれているもので。
流石に、あげられないから、書き写すなり、覚えるなりしてくれ、と、笑って見せる。)

フィーリウス > 「それは組んだ時のお楽しみですわね。
でもまだ飲食店でよかったと思うべきですわよ、変な店だと目も当てれませんし」

魔術師であるのだが今明かすことでもないだろうと隠しておく事として。
そして店を間違った理由は呆れるしかなく。もし同じような名前の怪しい店ならどうするのかと。

「えぇ、今一番必要な情報ですもの。
この国は本当にそういう稼ぎには困りませんのね。
普通でしたら騎士団なり討伐隊が数を減らしものですのに……。
流石に魔族は相手にしませんわ、受けるのでしたら……九頭龍山脈あたりですわね」

男の言葉に宿に戻れば地図に書きこんでおかなければと覚え。
まさか地図まで見せてもらえるとは思わず、男の言うように今の間に覚えて置かなければと熱心に見詰めて。

イディオ > まあ、組むことが有ればその時は頼むよ、俺は基本一人で冒険に出ているからさ。
―――確かに。飲食店でよかったな、本当に。

(この国の特色なのだろう、偶に変な所に変な店が有る者だ、その割合的にはこの貧民区が一番多く、平民地区が一番少ない。富裕地区に関しては、貴族や金持ちの趣味という名の変な店が多いのである。
彼女の指摘に、確かにそうだ、と今更ながらに戦慄を覚えた冒険者であった。幸運だったなぁ、と。)

この国は、対外……他の国への戦争や、魔族への戦争に力を注視してるからな。内部の事は冒険者だのなんだのに任せればいいと思ってる節もあるように思える。
まあ、軍の一部などは、治安を守るために―――してるのもいるけれどな。
九頭龍山脈、偶にドラゴンが出るとかそう言う噂もあるから、安心しない方が良いぞ。

地図は、サービスのような物だ、前途有望な若い冒険者、先輩として出来る事は余り無いから、な。

(誰も見せてくれるもんじゃないだろうさ、と男は笑う、冒険者は、仲間でありライバルでもある、だからだろう、自分の情報は隠しがちになる物だ。
自分も判っている、それくらいは。でも、先輩風を少しくらい吹かせても良いだろう、なんて、冗談を一つ。
そして、酒を呷るのだ。
熱心に地図を見て、覚える姿を眺めながら、男はうまい飯と酒を堪能し。
こっそりと彼女の分の食事の代金を支払い、地図を返してもらえば、じゃあまたな、としれっと帰るのであった―――。)

フィーリウス > 「一人ですの?でしたら私も気合を入れないといけませんわね、その時は。
この国はおかしな場所におかしな店が多いですもの」

まるで経験がある様に男の言葉に頷き。
この貧民地区は特にそう言うのが多く、この店も知らなければ確実に違う店に行ってしまうのだから。

それにしても粗末気がしますわね。街道も街中も安全とは言えませんもの。
そう言うのは普通は騎士団の仕事ですわよね?
本当に何でもいますのね、ドラゴンは予想外過ぎますわよ…。

あら、では遠慮なく甘えますわね」

サービスという言葉に笑みを見せて軽く頭を下げる。
こういう情報は隠しこそすれ教えるなど普通はないが、男はその辺りは太っ腹なのだろうと。
なので今だけは先輩と呼ぶこととし、食事を手早く終わらせれば熱心に地図を覚えていき。
そして男が帰るとなれば代金を払おうとするが既に払われた後。
そこまではと告げる前に男は帰ってしまい、次にあったらと思いながら店を後にして。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からイディオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からフィーリウスさんが去りました。