2020/01/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区・安酒場」にヴェルソートさんが現れました。
ヴェルソート > 貧民地区の酒場に、何種類もの楽器の音が鳴り響くのは珍しい…それに加えて耳にしっとりと心地よい歌声がついていればなおさらに……その音が余韻を残して終わった瞬間…やんややんやと騒ぐ男達は酒も入り酔っ払っていて。

「ふぅ…あぁ、親父さん、俺にも蜂蜜酒おくれ。あと、揚げじゃが。」
その音を奏でていたのは、男一人…ゆるく息を吐き出して喉を整えながらも、カウンターに腰掛けて店の店主に注文を投げ…常備している飴玉をころりと、口に放り込む。
喉を労る甘さにほんのり目を細めて……片腕なのにすげぇな兄ちゃん、なぞと囃し立てる他の客に、緩やかに笑みを向けてありがとう、と軽くかえし。

ヴェルソート > 塩気の薄い揚げじゃがはどうにも賛否がわかれるが、自分は嫌いではない、もぐもぐほくほくと食べ進みながらも…時折くい、と蜂蜜酒を煽り。

「しっかし、暇だぁねぇ…どうするか。」
もう一曲披露して小遣いでも稼ぐか?などと…暇があれば「歌う」か「遊ぶ」しか選択肢の無い男は…ん~、と頭を悩ませつつも、今は軽い食事を優先して…くぁ、と無防備にあくなぞも一つ。