2019/10/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」にカミュさんが現れました。
カミュ > 「はぁ…血が飲みたい…。」

ぽそりと呟きを漏らす小さな影。
ひんみん地区の雑多な路地裏をとぼとぼとことこと肩を落としながら歩みを進める。

めったやたらに人に襲い掛かれば追手がかかる事は自明の理。
人気のない所に行けばチャンスでもあるかと歩いているが…。

やはり人気のなく、治安も悪いようなところで美味しそうな血を持つ者もおらず、噛みつく事さえ躊躇する様な饐えた匂いを放つ者達ばかりで…。

「むぅ… どうしたものかな…。」

等と深いため息を零しながら月明かりに照らされる狭い路地を当ても無く気の向くままに足を進めていく。