2019/09/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にタマモさんが現れました。
■タマモ > ここは王都マグメール、貧民地区のどこか。
そう、どこか。
なぜならば、少女が立っているのは、そこに建つ建物の一つ、その屋根の上だから。
少女は気紛れだ、その移動先も、移動方法も、目的も。
そして、何かを起こすのも、起こされるのも。
今、こうして屋根の上に居るのは…
「………ふむ、何も見付からん」
少女の呟き、向ける視線は、足元に広がる、入り組んだ路地裏だ。
目的は…今のところ、無い。
正しくは、面白そうな相手を見付けたら、考える。
行き当たりばったり、そう言われたらあれだが、そうなのだから仕方無い。
■タマモ > まぁ、実際、ここから下を眺め、本当に何も無かった訳ではない。
小悪党っぽい連中が、路地を歩く通行人に絡んだりしていたのは見た。
結末は、いきなり絡んだ連中達の服が弾け飛び、真っ裸に。
何が起こったか分からないまま、通行人は置いて逃げ去って行った。
不思議と、散った服の残骸の中に、財布は無かった…と言った感じだ。
うん、説明は不要だろう。
なぜなら、屋根の上の少女の足元に、空の財布が幾つか転がっているのだから。
絡まれていた相手が相手ならば、その先もあっただろう。
だが、面白味が無い、との理由で少女も通行人を放置。
少女の呟きは、それも指していたのかもしれない。
とりあえず、他に何かないのか、少女はそれを求め、周囲に視線を巡らせていた。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にシルヴァさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からシルヴァさんが去りました。
■タマモ > ふと、何かの気配を感じたか、視線が動く。
軽く考える仕草、ふむ、と軽く頷いた。
次の瞬間、とん、と屋根を蹴れば、少女の姿は掻き消える。
どこへと向かったのか、それとも…それは、少女にしか分からない。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からタマモさんが去りました。