2019/05/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にオルナさんが現れました。
■オルナ > 「ん、……ありが――」
埃を払うように、腰を落としていた姿勢。
立ちあがり際に感謝の言葉を述べようとして相手の姿に言葉を詰まらせながらも。
「ありがとう、……ございます」
何とか無礼だけは避けなくてはと、言葉を繋げる。頭を下げれば当然上半身は重力に引かれ、
それを戻せばたぽりと跳ねる柔らかさが、ローブ越しにでも見えてしまう程で。
片手にはいざとなればと持ち込んでいた魔術本と、そういった裏の店でなければ
早々目にも留められないような遺物。偽物の可能性もあるけれど―――が握られている。
■イグナス > 「………おう、無事そうだな。そりゃよかった。」
んむ、とまずは満足そうに頷いた。
――もちろんその間に揺れるアレソレなんてのもみえているが。
ひとまずは置いておいて、だ。
「なんだ、女か。そりゃそうかもだが。
———お前あれだな、物騒だな、こンなとこで。」
腕に覚えでもあンのか、と。純粋な興味とおせっかい。
じ、と視線は魔術本にも向けられた。ほう、と息を軽く飲む音。
■オルナ > 「おかげさまで、……ん。たまたま、店がこちらにあっただけ――」
街中でもあまり見かけないような体躯と相貌。
目線を合わせようとすれば自然と子供が見上げてしまうような身長差。
こういった通りの住人にしては親切な――……人族? らしくも……
「……何か? 不思議、……ですか?」
一応は冒険者兼、魔術師の端くれというべきか……近接は得意でもないのだけれど。
視線に気づいて魔術本と買ったばかりの商品――異様な見てくれの歯車にも似た遺物を見せたまま。
■イグナス > 「は。なるほどな。
…ン、いや。あれか、魔術師、魔法使いとかそういうやつか。
――へえ、またそっちのも珍しいな、どういうモンかわかンねえけども。」
視線をじ、と歯車の方にも向ける。何かはわからないが、通常の品でないのもわかるよう。
ほうほう、って物珍しそうに眺めた挙句。
視線を改めて彼女へ。
「な、時間あるか。――話ィ聞かせてくれ。
俺ァどうも、魔法とかの類は今やさっぱりでなァ。聞くのは楽しいンだけども。」
さっきまでチンピラをぶん殴ってぶん投げていたのと同じ笑みで彼女を誘う。
メシくらいは奢るぞ、なんて付け加えて。
■オルナ > 「そう、……職業は有名。こっちは、珍しい……うん。貴重」
同意を見せながら、だからこそ日中の露店や魔術具店には無いものと説明を加えつつ。
職業柄か、教えを乞われれば無下に断るつもりも起きなくて。
「ん、――それなら。私が。お礼」
誘いを受けながら返礼と言葉を重ねて、魔法……というよりそれにまつわることや、
もしかしたら人族以外の話も聞けたり、有益だったりするのかも……と期待を募らせてその場を後に―――
■イグナス > 「ンむ?そりゃ、あー……それじゃあ、遠慮なく。」
彼女の申し出にうなずいて、歩き始める。
向かう先はさて、果たしてどこになるのやら――
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にイグナスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からオルナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にイグナスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にイグナスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にイグナスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にイグナスさんが現れました。