2019/04/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にアゲハさんが現れました。
■アゲハ > ――さて。
今日も今日とて、花の籠を片手に。
お花売り――貧民地区、ということで――そんなに値のはらない。
たんぽぽのような花をカゴいっぱいに入れて――
「おはなー、おはなはいりませんかー」
貧民地区。危ないのでそれなりに最新の注意をしながら――
「お花は、いかがですかー」
少し汚れた、黒いドレスを纏いながら。歩いていく――
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にスピカネラさんが現れました。
■スピカネラ > 薄汚れた貧民地区に、声が響く。
「駄目ですよ~、さっきあげた分で、もうパンはおしまい」
アゲハが花を売っているところに、困ったような、それでいて嬉しさを抑えきれないような声が聞こえてくる。視界の端、ひび割れた建物の影からぬっと現れたのは紫髪の背の高い女性である。
「ちぇー、お姉ちゃんのケチ!」
続いて顔を見せたのは、金髪の少年。頭頂部からつま先まで満遍なく汚れており、貧民地区の住民らしくまともな生活をしていないことはすぐに分かる。
「ごめんなさいねぇ~、また今度持ってきますから、約束、約束~っ」
困ったように頬に人差し指をあてがう女性の仕草を見た少年は何やら俯いて、すごすごと退散していった。
ややあって。
「あれ、お花を売っているんですか……? 素敵ですねぇ~、1つくださいな?」
女性はアゲハの方へ、すっ、と近づいてくる。その顔をよく見ようとするのであれば、自然と見上げる形になるであろう。紫髪はにこりと穏やかな笑みを浮かべて、白く細い人差し指を立ててみせた。貧民地区には似合わず、染み一つない純白のロングコートがとにかく目立つ。
■アゲハ >
「ほよ?」
声をかけられた。珍しい。
最近は声をかけてくれる人が増えてきた、いいことだ。
「……?」
声の方向に振り向けば。
顔がない。お腹だ。そのまま上を向けば――
あった、お顔発見である。
「いらっしゃいませっ。えっと、一輪でいいですかねっ」
ぐっと首を持ち上げ――目を見ながら。たんぽぽのような、黄色い花を差し出す。
意外に安く、子供のお小遣い程度でも買えそうな値段
「――きれいな服。ここにはなにかご用事できたんでしょうかっ」
服装から”住んでるのではない”と予想して。そう尋ねつつ
■スピカネラ > 「そうそう、一輪お願いしますね~」
嬉しそうに笑う大女。
困った笑顔に嬉しそうな笑顔にと、とにかく笑みを絶やさない女性である。
懐から取り出した硬貨と花を交換すると、彼女は満足そうに花を見つめる。
「飾らない花、ですね~……素敵」
受け取った花、そしてアゲハの方を見ながらそう口にする紫髪の女。、
「ん、そうですねえ~。お散歩ですよ。その途中でここに住んでいる可愛らしい子達に出会ったので……そう、『餌やり』をしてたんですよぉ~」
女は少し言葉を濁した後に金色の瞳でアゲハのことをじっと見つめれば、短めの横髪をくるっと人差し指に巻いた後にそう口にした。
■アゲハ >
「喜んでもらえて嬉しいですっ」
こういう人がいるんだったら、もうちょっと値のあるやつでもよかったかなーとおもいつつ。
「――餌やり?」
うん? と首をかしげた。おかしな言い方だと思い――
「えっと、さっきの走っていった男の子と、お話してたってことですか?」
勘違いだったらあれなので、そう改めて聞いてみた
■スピカネラ > 「この値段の通り、けっして高くはないお花でしょうけど……素敵な貴女との出会いの記念ですから。私にとっては特別なお花です~」
紫髪は受け取った花をポケットへ大事そうに――本当に大事そうに――挿すと、そう口にする。花弁を指先でつんつんと突きながら、時折アゲハの方を見て。
「まぁ~、そんなとこですね。楽しくお話してましたよ~、お話するのは、好きなので。私はスピカネラ。貴女は……わわわっ!?」
近くで犬が吠える。その瞬間、巨躯を縮ませてうずくまり、スピカネラは辺りを見回し始める。
■アゲハ >
「――素敵っ!? 私がですかっ!?」
言われなれていないのか、驚けば。
顔を赤く染め――貴女の鼻腔をくすぐる、甘い甘い、蜜の匂い。
嗅いでいるウチ、うずくような。体が火照るような、その匂いをしゃぶりたいような。
そんな感覚になる、香りが――少しだけ、する。
「――あえ、ワンちゃん? ………………あれ?」
さっきまで、いた場所に。顔がない。
どこに行ったのだろうとキョロキョロすれば
あった。ずいぶん下に
「あ、えっとぉ……ワンちゃん、苦手なんですか?」
■スピカネラ > 「へ? だってそうじゃないですか? そんな格好していて、もったいないですよ~。新しい白コート着てる私なんかより、ずっと素敵でしょう?」
しれっと自分への自信のなさが滲み出る発言をするスピカネラ。
皮肉ではなく、本当にそう思っているような声色と表情である。
そうして漂ってきた素敵な香りを嗅げば、少し目がとろんとした様子になるスピカネラであったがしかし、犬の吠え声によってそんな状態は一気にさめてしまったのであった。
「ワンちゃんが苦手……というか、いきなり大きな声がしたものでびっくりしてしまいまして……私、こういうのに弱いんです、昔から気が弱いもので……」
そして。
ややあってようやくぬうっ、と立ち上がると、恥ずかしそうにアゲハにそう告げるのであった。
■アゲハ >
「えっ!? あ、いや。そんなそんな。白はむしろ、自信の表れというか。私には着れない色なので、いいと。すごくいいと思いますです、はいっ」
同じように、あわわっと手を振りつつ。小柄な少女は、皮肉でも何でも無く同じように返し。
また――褒めた瞬間。
ぐっと、蜜の香りが濃くなっていく。
そう、道に――敷き詰めるように。
”また”
「ほうほう――そうなんですねぇ。可愛らしい女の子、って感じですねっ」
ニコニコ笑う。そのお言葉も、耳朶に響くと気持ちが良い。蜜の香りで、気分が高揚しているから
■スピカネラ > 「あはは、何だか照れてしまいます……お世辞でも嬉しいですよぉ~」
懐から漂ってくる甘い香り。それだけではない。彼女自身からも漂ってくる甘い香りに、スピカネラの頭は思わず蕩けかけてしまう。
やはりこの少女は普通ではない、と。スピカネラの中でそんな違和感が浮上するが、香りのせいかそれも朧気なままで、頭の中ではっきりとした形とならない。
「可愛らしい女の子だなんて、こちらこそ初めて言われまし――っとと!?」
大きな身体がふら、と揺れてアゲハの方へ寄りかかるように倒れかける。
■アゲハ >
「いやいや、お世辞ではなくて。ほんと――に……」
あれ? 可笑しい。
上を向いてるから、か。どんどん近くになってる気がする――
あ、いや。なってる気がするんじゃなくて。倒れてる――!?
「あ、え――わ。わわわ!? ちょ、む、りぃっ!!?」
支えることはできるはずもない。
そのまま一緒に倒れ込み――
少女は下敷き、である。地面に――
そして、近くなれば。なってしまったなら――
より一層、濃くなる、蜜――
甘い蜜。こういう状態なら――見える、白い、首筋。
歩いていたからか、浮かんでいる、汗――
美味しそう――そう、思える……
「あ、えっと、そのぉ……あのっ」
動けない。動けない――
顔が、眼の前にあって、近い――
赤面し、もじもじと体を動かし――
少女から、出てる、蜜の匂いは。呼吸をするたび貴女の体の中に浸透、する――
■スピカネラ > 「なんだか素敵、貴女、ほんとに素敵ですぅ~~っ」
アゲハの持つ香りの魔力と、スピカネラの体内を巡る魔力の奇跡的な相性の良さが引き起こしたとでも言うのであろうか。誘引の力は凄まじいスピードと強さで持って、スピカネラを引っ張っているようであった。
そうして。
――なんて美味しそうなんだろう。
持って帰ってじっくり飼う、だなんていうのはじれったい。
今すぐにこの身体を味わいたい。そんな気持ちがスピカネラの中で渦巻く。
「ちょっと失礼しますねぇ~」
そう口にしつつ、大きな手でアゲハの赤くなった頬をこすこす、と優しく撫で始める。抵抗されなければ、その手は細い首筋にまで届き、愛おしそうにそこを撫で始めることであろう。
■アゲハ >
「うえ、ええっ!?」
大きな手で撫でられて、素敵を連打されると。
どうにも、どうにも――こう、ムズムズしてしまう。
主人かっこかり、によく言われるけれど。慣れない。
「――……はえ、あ、はい。どうぞ?」
失礼すると言われたので――拒否しない。
そのままおとなしくしてるけれど――
どっどっと心音が大きくなるにつれて――蜜の匂いが。
まるで原液のような、甘ったるい。でも――もっと嗅ぎたくなるような――
「おっきなてぇ……」
自分では、絶対にこうはならない大きな手に。ふぇぇっと声を出しつつ。
されるがまま――
■スピカネラ > 蜜の匂いが濃くなればなるほど、スピカネラの表情はとろんとしていく。それは男から見れば、あるいは女から見ても随分と蠱惑的な表情に見えることであろう。
彼女が内側に秘めていたものが、表に出始めているのだ。
――ここに首輪を嵌めたら似合いそうですねぇ
細首の上を執拗に滑る手は次第に肩、そして鎖骨あたりへ。
既に手を半ばドレスの中に突き入れている形である。
そして当然、その手はアゲハの胸部にまでやって来る。
「ふぅん、胸は控えめ、ですねぇ~……可愛い~。
ちょっと舐めたら、溶けてなくなってしまいそうですねぇ~」
■アゲハ >
「――は、え――っ」
するり、入ってきた”手”
狼狽。控えめと言われれば、とても恥ずかしそうに――
「――あ、えっと。その――そういう、気分って、こと、ですか」
どうしよう。困った。
女に人と思って、警戒していなかった――
でもまぁ。我慢はよくない――
吸血、命の危険とか、じゃなければ――
「あ、えっと……その、その。怪我”は”困りますっ」
想像すれば。甘い蜜――から、爽やかな柑橘の香りが混じる――
心地よい、匂い。眼の前の少女がより”美味しく”見える
■スピカネラ > 「そういう、じゃよく分かりませんよ~……どういう気分のことを言ってるのか、ちゃんと伝えてくれませんか~? 私、どんな気分に見えますか~?」
香りに酔ったスピカネラはそんなことを言いながら、手を更に奥へと滑り込ませる。大きな手ではあるがその動きは繊細であり、アゲハの小さな胸の上で、的確にツボをおさえた動きを重ねていく。乳輪をなぞり、乳首を優しくつまみ上げ、時に優しく時に強く、緩急をつけて揉みしだく――その動きは、アゲハも少しずつ昂ぶらせていくだろうか。
「怪我はさせないつもりですよぉ~、大丈夫です~。あ、でもあまりに良かったら……二度と動かないくらいに壊しちゃうかもしれませんけど~……そうならないように気をつけますね~?」
ふわふわとした口調。
小首を傾げ、扇情的な目でアゲハを見て微笑むスピカネラ。
それは、女ですら引き込む魔性の微笑みである。
■アゲハ >
「……ぁぅぅ……」
詰められる。ぼかしたのに、言えという。
主人かっこかりのような、言い草だ。
でも、自分は鈍感らしいので――
「えっと、えっち、したいん、ですか?」
聞かないと、分からない。
ぴくり、ぴくりと、愛撫に反応して。
じわりと、汗が滲み――
匂いが、また――濃くなっていく。くらくらする――媚薬のように。
もはや、道端ではなく――そう。密室のような、匂いの濃さ、だった。
「――ぁの、ほんとに、そういうのは。壊されるとか、痛いのは、こまり、ますっ。こまりますっ」
オッドアイを、潤ませながら、懇願するけれど。
どうしようもない――魔性の微笑みに、流される――
もう、目の前の大女が自分の命綱を握っていることは、確かだった
「ひぅ――んんっ、ぁっ」
可愛らしい吐息。ちょっとでも手から逃げようと、ついしてしまう動きすら――
誘っているように見えるほど――眼の前の少女の誘惑は、強い。
きっと、本人に自覚は無いのだろうけれど
■スピカネラ > 「大正解、です~♥」
胸から手を離し、よく言えましたと言わんばかりに2、3度手を叩いた後に両の手を組み、傾げた頬にぴったりとくっつけて微笑んで見せるスピカネラ。
普段ならばこのような仕草はあまりすることがない彼女であるが、何分今は香りに酔っているのだ。
「逃しませんよぉ~? 最後まで付き合って貰いますからね~」
ふと、スピカネラは右の手を自らのスカートの中へと入れる。
微弱な魔力が迸ったかと思えば、そこから現れたのは彼女の身の丈に相応しい剛直であった。
スピカネラはアゲハに覆いかぶさると、アゲハの上で溢れんばかりの巨乳と、おぞましいまでの剛直を密着させながらドレスの上で擦り始めるのであった。
■アゲハ >
「ぁぅぅ……」
正解してしまった。
正解だったからには、ちゃんと付き合わなければ。
何分、主人かっこかりがいうには自分の匂いが原因の可能性がある、云々カンヌン――
「ふえっ!?」
大きい。長さは、主人かっこかりのほうが長いけれど。
とても、太かったのである。
「あのあのあの、実はまだ二回目でしてっ」
ドレスの上でこすれば。レースが裏筋をこすり、刺激がやってくる。
普通に、自身で手淫するならそこまで快楽は来ないのに。
後頭部にびりびりくるような、甘い電流が走る。
それは、匂いに酔いしれてしまったからこその”悦楽”
蜜は、毒――
「あの、逃げるつもりは、ないですからっ、ら、乱暴は、やだぁっ――」
目をうるませて――オッドアイの目端から。ほろりと、雫がこぼれた
■スピカネラ > 「二回目なら、慣れたものでしょ~?」
気がつけば、匂いだけではない、別の異変がこの空間に現れ始めていた。それは、スピカの発する雷の魔力である。
香りが高まるのと同時に、スピカの身体も少しずつぴりっとした刺激を与えるようになっている。そしてスピカの身体に纏わりつくそれは時折、紫色の光となってスピカの身体から放出されていた。
雷の魔力が与える刺激はアゲハにもドレスを通して伝わるが、痛みよりも気持ちよさが勝ることであろう。
スピカの身体に、香りの電流が快楽となって走るならば、アゲハの身体にもまた、電流の快楽が走るのである。
「じゃ、いただきますね~」
剛直は、太い。とてつもなく。少女の小さな入り口に挿入するには、無理があるようにも見える。そこを、無理やり、ずちゅっ、と。
一気に突き入れる。
アゲハの体液とスピカネラの体液が。
香りの魔と雷の魔が。
互いに合わさり混ざり合い、より濃密で淫靡な空間を作り上げていく。
■アゲハ >
「――なれてないで――」
ぴりっとした悦楽。吸血とは、違う――じわりとしたものではなく。
駆け上ってくる、ゾワゾワする感覚に。鳥肌が立ち――
ぴんっと足が――伸びる――
「――ぁ……」
いただきます。そういった瞬間。
入った。花弁をかき分けて――
ぞりぞりとした膣壁を抜けて――亀頭が押し進む。
真ん中あたり、ふんわりとした場所を抜けて。
にゅるにゅると――柔らかい刺激。
ゾリゾリした場所を抜けた後の、柔らかな悦楽は、何もしなくても、突き抜けるだけで精巣を刺激していく――
そして――
どちゅん…………
深く、深く。子宮に、刺されば。
ぴったりと吸盤のように吸い付いて――発射口に舌を入れてほじり、開けようとするような――快感。
膣内と言うよりかも、口内でに刺激されているような――
同時。ぼこんっと、腹部が盛り上がって。
背筋が、地面から、浮く――
「うぁ、ぁ――」
駆け上る、刺激に――反り上がって――
「っ――っ………………!!?」
背から――虹の、翅が。”生えた”――
「――くる、しっ!?」
雷。それが翅に集まるように――翅が発光し。
嗅いだことのない、不思議な果実の香りが――包み。
貴女をより昂ぶらせ、興奮させ。少女の体から与えられる悦楽が
120%、体中に駆け巡るような。そんな――”雷”好みの匂い――
■スピカネラ > 「貴女、身体の内側まで素敵なんですねぇ~……?」
子宮の奥底に自らの肉棒が到達したことを感じ取ると同時に、下腹部から一気に伝わってくる快楽。思わず、スピカネラはその快楽に身をよじらせる。
彼女に生えた翅。まるで、その出現など気にしないかのようにがしり、と。スピカネラはアゲハの脇腹を両手で包むように掴む。
ただでさえ、体格差で逃げられないであろうところに、脇腹までがっちりと掴まれてしまえばもう、並の少女であればどう足掻いても逃げることは不可能であろう。スピカネラが果てるか、アゲハが壊れるか。そのどちらかが訪れない限り、この交尾が終わることなどない。
「う、あぅっ……♥ なんて気持ちよさっ……♥」
突き入れた快楽だけではない。スピカネラの全身を犯す、雷好みの匂いに思わず、彼女自身もぴん、と大きく身体を仰け反らせてしまう。それは途方もない快楽に対する反射的な行動であった。
脇腹はしっかり掴んだまま、ずちゅ、ぬちゅ、ずぬぬっと。いやらしい音を立てながら、精を送り出すための運動――本格的な交尾が開始された。
■アゲハ >
数度、挿入を繰り返せば――
わかる。この娘は、汁気が”多い”。
下から溢れる愛液も――汗も――唾液も。
多くて、ヌルヌルと、する――
水音は、大きく――ぐじゅぐじゅっと、卑猥な音は更にそのいやらしさをまして――
「ぁ、ぅぁっ!? っぐっ、ぁ、おく――っ!!?」
余裕が無い。くぐもった声と、腰を打ち付けるたび、ぴしゃびしゃっと愛液が地面を濡らし――
ドレスからこぼれ出させた、揺れるほど無い乳房から汗が、飛び跳ね――
声をあえぐたびに唾液が、あなたに飛び散る――
その一滴が、貴女の口に入れば。”美味しい”――
7つの味――
熟れたりんごのような――酸味のある、オレンジのような。甘みに満ちた、マンゴーのような。飽きのない、メロンのような。まろやかな、バナナのような。さっぱりとしたスイカのような。後味の良い、桃のような。
極上の、”のみもの”
「ぁぁ、ぅっ、あ、っ、ひっ――ぁっ」
ぴんっと足が立つ。軽く絶頂。逃げたいから、腰が動くけれど。
捕まっているから、いいところに当たるのを避けれない。
きゅきゅんっと締め付けが強くなり――子宮口の吸付が強くなる。
引き抜こうとすれば一緒に出ていかんばかりの――吸い付き。
離れればパクパクと物欲しそうに、疼き――あと数回突けば。
中に入り込めそうな”柔らかさ”――
匂いは更に、強まって――
しゃぶりつきたい欲求。啜りたい欲求を昂ぶらせるほどに――
「んひっ」
少女は――”美味しい”……、
■スピカネラ > これまで幾多もの少女と身体を重ねてきたスピカネラであったが、これ程までに相性が良い者はそう居なかった。
肉棒にはぬめぬめと射精を促す愛液が纏わりつき、結合部から見える剛直を、てらてらと淫らに光らせている。
最早、意味をなす言葉など必要ないとでも言わんばかりに。
スピカネラはただひたすらに、アゲハを内側から執拗に打ち付けた。
音を立てて地を濡らすほどの愛液。そして、口から入ってきたありとあらゆる味の渦。
――美味しい。
「あはっ」
――美味しい。
「ふふっ」
――この娘は、美味しい。 求めていた。こんな交尾相手を。
自然と、スピカネラの唇は少女の唇へと吸い寄せられていく。まるで蜜を求める蜂のように。
そうして躊躇なく舌を突き入れる。
歯の隙間を縫うようにして。
舌と舌を絡ませて。
むちゅむちゅと、下の結合部とはまた違って、くぐもった音が新たに響き渡る。
唾液を啜り上げ、口の中で味わう。
甘美な味わい。
再び、唇と唇をあわせる。
そうして、何度も、何度も、何度も舌を突き入れ、よく味わっていく。じゅるりじゅるると、息苦しさを感じさせるほどに間なく舌と舌が重ねられていく。
互いの唾液が混じり合い、存在が一つに溶け合っていく。
それは、おぞましいほどの快感であった。背筋を強い電流が走るような感覚が、いつまでも続くのだ。
逃すまい、絶対に自分のものにしてやる、と言わんばかりに脇腹を握る手が強くなる。強くなって、最早身体は微動だにしなくなるであろう。
完全な拘束。身を焼く程に官能的な香りに蕩けながら、今更なる快楽を求めて、スピカネラはより激しく腰をアゲハへと打ち付ける。
「あふうっ……」
それは突然のことであった。
スピカネラが情けない声をあげたかと思えば、アゲハが下腹部から感じ取る新たな違和感。
びくん、とスピカネラの棒が膨れ上がったのである。ただでさえ太い剛直が、今や少女の許容量限界ギリギリをすっかり超えてしまっている程に、膨れ上がったのだ。尋常ではない。普通の人間ではありえないほどの量の精液が、今まさに放出される寸前であった。
そうして、数瞬の後。
びゅるるる、びるるるる、びゅるるるるるっ
一度ではない。勢いを殺さぬ射精が、小さなアゲハの子宮に三度、たっぷりと注ぎ込まれていく。
■アゲハ >
口づけ――
しっとりとした、舌。すくい上げられ――絡めつけられ。
ザラリとした表面をこすりつけるたび、電流が強く脳髄を叩く――
それだけで、腰が浮いて。快楽から、逃げたいから左右に揺らすのに。
それすら、男根を刺激する”蜜”にしかならない。
唾液をすすれば、すするほど。雄の根本――奥の奥……
精子を、生成し。ぎゅんぎゅんっと潤滑させる――
「はぁ、ふっ。む、じゅる――」
味が、する。また違う味――
今度はラ・フランスのようなみずみずしい甘さ。
本当にこの少女は、余すところなく飽きさせない――
はっはっと、攻め続けられる少女は酸欠に陥り――
酸素を求めて、唇を離そうとするのに――
逃してくれないから――
ちょろろろ……
弛緩する――筋肉。太ももも震え続けて――甘い、りんご蜜のような匂いが鼻腔をくすぐった――
温かい。ぬるま湯が、貴女の下腹部にかかって――
「――っぁっ」
膨れ上がる。最後の一突き――
その瞬間、緩んだ入り口を突き抜けて――その剛直を――
”温室”が包み込む。
まるで生まれる前に味わった安心感――
びりびりした悦楽は消え失せて。
貴女の”子宮”を刺激する、きゅんきゅんするような、柔らかい温かい。
深い深い――気持ちよさ。降りてこられないそれを、男根からじんわりと貴女に与え――
出る。
粘つくそれは、少女を、埋め尽くし――
「うぷっ」
吐きそうになったのに。逃さない――
種付けをする重みと、離さない唇が――
花を絡め取り――
甘い蜜で上の口から精液の循環を――
”子宮(ねっこ)”である舌の口から、射精の促しを。
循環。円環のようなループが――
貴女が満足するまで続いて――