2019/02/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にロザリーさんが現れました。
ロザリー > 昼過ぎまでは良い天気であったが、今は生憎の雨模様。
雨具の類を用意してこなかった少女は手近な廃屋らしき建物の軒下で雨宿り。

早く止んでくれないかな、と心の中で呟くと呑気に鼻歌を歌いながら空を眺めている。

今日の雨はシトシトとしつこく振り続けるタイプの雨。
いっそ、ザーーっと短時間で振り終わってくれた方がいいのだが、雨はこちらの都合は聴いてくれない。

「コートも何も持ってこなかったから寒いよ。」

少女は両腕、両手を擦り合わせて身体を温めている。

最悪、この廃屋を借りる手もあるがそれは最後の手段だ。

見た目あばら家とはいえ、誰か使っている人がいるかもしれない。

ロザリー > 雨の勢いが少し弱くなってきた。
この様子だともうじき歩けるようになるか。
少女は荒れ果てた木製の壁に凭れては口元に笑みを浮かべる。

次はどうしよう。
お腹が空いたし、何か食べるものがある店に行こうか。

ああ、この顔だとお酒は出してくれないだろうな。

などと一人考えはにまにましている。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からロザリーさんが去りました。