2019/01/31 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 」にボブさんが現れました。
■ボブ > (いい感じでほろ酔い具合で一軒の酒場を後にした褐色肌の男がゆっくりとした足取りで通りを歩いていて)
「ふぅ~~、適度に風が冷たいな。 冷た過ぎるって事がないからいい感じに酒が醒めそうだな。
その辺りでまた次の酒場に飛び込めばまた新たな感じで酒が飲めるだろうしな」
(はしご酒をするためにあえて一軒目の酒量を抑えた男は気分良さげに鼻歌をしながら通りを自由に歩いていた)
■ボブ > (ぶらり通りを歩いていればいい感じに賑やかな笑い声が漏れ出している酒場の前を通りかかり、
その酒場の前で立ち止まり、酒場の様子を伺うように外観から眺めていって)
「ふむ……、常連が賑やかな所に外れ無しっていうのは俺の実地経験から言っても間違いないよな。
次の飲みの場所はここでいいかな。 経験則が外れてもそれはいい反省材料とすればいいしな」
(外観からおおよその判断をつけた男は目の前の賑やかな酒場の中へとその姿を消していった)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にカーレルさんが現れました。
■カーレル > 貧民地区のほぼほぼ中央辺り。大通りから一本入り複雑な小路を進んだ所にある廃屋の二階
記憶が確かであれば以前は不法な売春宿か何かだった建物だが知らない間に廃業してしまっていたらしい
その二階から小路を挟んで対面にある宿の建物に入っていく人物の数や顔をチェックするのが今夜の仕事である
言ってみれば張り込み、というやつである。自分以外にも何人か雇った、というのは
依頼主の言葉であったがそれらしい顔がないのを見ると何か特殊な方法で見張っているのか、
或いは自分以外に雇われた人間など本当は居なくて、他者を意識させることで依頼料を値切る
依頼主の心算であったかもしれない
雇用する側の心の内など察しようもないので想像の範疇だが
ともかく、廃屋の二階、以前は売春宿の個室であったろう一室に灯りつけず身を潜めて、
ときおり、人通りがあればその特徴を覚えておく。夕暮れのうちは幾人も人が入っていったようだが、
日が沈み暗くなってくるとパッタリと人の往来が減り、いつしか誰も通らなくなった
見張っている宿から灯りが溢れて時折、窓の傍に人影も見えるが、中の様子までは知りようがない
…というか、そもそも依頼主がなぜ、こんな依頼をしてきたかも知らないし、対して知りたくもない
こういう意図の掴めない依頼は大抵、碌でもない事情があるに違いないのである
ギシリ、と古びた椅子から立ち上がれば軋むような頼りない音がする
窓の外から見られぬよう壁に身を隠して煙草に火をつける。退屈で寒く、なんなら腹も減ってきたが、
仕事なんて言うのはだいたいは辛いものである
■カーレル > 煙草の火を消して軽く伸びをする
じっ、と通りと人の出入りを監視するだけの仕事は眠気を誘う
それでも、仕事、仕事…と報酬の事を思いつつ、夜明けまで不眠で仕事を続けるのであった
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からカーレルさんが去りました。