2018/10/02 のログ
ティリア > (店の種類、営業の内容にもよるだろう。
――そも、此方も。軍人という、有事ならば休みも何も無い職種についているからこそ。
同じように、緊急時の対応も有るのではないか…と考えている訳で。
どちらにとっても、自身の周りを判断基準に置いての推論。
結論、現実にはどちらなのか。行ってみなければ分からないという事か。

知らず知らず溜息を零し、それでも、男に向き直ったタイミングが悪かった。
伸ばされた手に、此方から顔を、額を向けてしまう形となり。
結果接触を回避し損ねたのだから。

触れる掌。それは決して、慾に駆られた手付きでも、牝を喰らおうとする荒ぶりでもなかった。
只、娘自身の物ではなく。異性の物であったというだけだ。
だがたったその二つさえ満たしていれば、牝として堕とされた身にとっては…充分すぎた。
露骨に性感帯を弄ばれたかのような刺激が、瞬間的に走り抜けるのは。
今か今かと発露を待ち望んでいた呪いが、いきおい昂ぶりを見せたから、か。
更に伸ばされた掌が背に触れて。いっそ、声にならない悲鳴すら上げそうになり乍ら。)

大丈 …ゃ、 ……嫌だっ、ごめ――ごめん、なさい、――――

(何もかもが近すぎる。触れられて、支えられて、もう抱かれているかのような狂おしさ。
名も知らぬ、誰とも分からぬ相手が、只男であるというだけで。
小さな悲鳴。震える背中。彼を見上げる瞳が、更に潤み、熱に濡れ――
戦き震える口唇が。有無を言わさず、彼の唇を奪おう、と。)

イーヴィア > (一般的な営業形態、午前から夜まで、と言うのが鍛冶屋だ
勿論、其の後に鍛冶師である己が武器や防具、修繕などで炉に火を入れる事は在るが。
緊急時の対応、と言う物は、其れこそ大規模な戦争が起こる、なんて事でも無ければ
中々訪れない職業だ。

兎にも角にもギルドに向かうと言うのならば、せめて比較的安全なルートだけでも教えようとする、其の最中
相手に起こった異変は、流石に、其の呪いの正体と言う物を知らぬが故に
彼女にとっては、其の一挙一動の何もかもが、逆効果と為ってしまったのだろう。

掌で触れた瞬間に、びくりと跳ね上がった其の身体。
震え続ける背筋が、ずっと掌へと伝わって、異常が起きている事だけは理解したが
――漸く、擡げられた顔。 再びこちらを見上げる瞳が、先刻よりも苦しげに潤んで。
其処で、琴線に触れるのだ。 そんな表情は、苦痛に苦しんでいると言うよりも寧ろ。)

――――……御前、もしかし―――……っ!!

(問いかけようと、したその瞬間に。 言葉を塞ぐようにして唇が、重なる。
反射的に受け止めようとする両腕が、自然彼女の体躯を正面から抱きしめる。
もう、触れるだけでは収まらない、明確な雄の気配と、其の腕の中へ閉じ込められるかの身体の熱は
呪われた相手の肉体には、いっそ致命的ですら、在るのだろうか。

始めは、慌てたように、所在なさげに掌が相手の背を這って居ただろう
けれど、口付けが続くなら、次第其の背を確りと抱き直し、僅か双眸細めては
己からも、口付けを深めて、応えようと)。

ティリア > (官民の差も有る。こんな事でもなければ…それこそ、大っぴらに治療や解呪を依頼出来ない、したくない…等という事態でなければ。
先ずギルドにも…この辺りの地区にも、訪れる機会は剰り無かっただろう。
一応貧民地区と呼ばれる界隈に、伝手と呼べる物は有ったが…其処からは、亦離れた場所だった。
寧ろ、そうして既知を頼れていれば。この事態にはならずに済んでいたのかもしれない。)

っくふ――――っふ、ぁ ん、ん――っぷぁ、は …!
…ごめん、本当に、ごめん …でも、悪いのは …君が、悪いんだ……

(こんなにも。牡、の気配を。燻らされて、宛がわれたのだから。
ギリギリで保たれていた何かの糸が。ふつりと途切れてしまった事だけは、己自身、自覚出来ていたものの。
それをどうすれば再び繋ぎ直せるか、心を自我を保つ事が出来るのかは…それこそ。
呪いを解いて貰うという事位しか思いつけなかった。

だから、今は。――今はもう、無理だ。

初めから口付けは酷く深く。まして彼からも強く重ね合わされたなら。
早々に口中を求め合って舌を絡め、吐息の合間に唾液を混じらせ、浅く喘いで銀糸を零す…そんな。
明確な、唇と唇とによる、牡と牝の交わりめく。
僅かに息を継ぐ合間、濡れた唇が零す言葉と、潤むどころか明確に、涙の滴すら浮かべる瞳。
…気持ち良かった。口付けだけで、打ち震える程の快感が全身を駆け抜けて――下腹に。その奥に。更なる火をくべていた。

きっと、彼にも。どういう類の呪われ方をしているのか、理解されてしまったらしく…だからこそ。
口付けは受け容れられ、そして応えてくれているに違いない。
糾弾めいた言葉は、そんな彼に対してではなく。
受け容れられたという事実を利用してしまう…彼のせいだと言い訳をする、己自身への物だろう。
自らの醜さから目を逸らしたい。だから余計に強く、再び唇を求めては。
…せめて少しは、人目を避けようとして、立ち上がりかけ…それすら侭成らなかったか。
僅かに路地奥に引っ込もうとするというより、数歩、背後にまろぶ足取り。
その侭、支えきれない己の背中を、適当な壁に凭れさせ。)

――――……っ 、そ ぅ…そういう、呪い。
だから―― ね…ぇ、 助けて……

イーヴィア > (――深い、口付け。
餓えて居る様に舌先が己の舌を絡め取り、唾液をも混ぜて繋がり合う。
吐息を繋ぐ合間に言葉を交わして、けれど殆ど意味をなしていない単語ばかりが並び
そしてまた口付けが深められて、舌が絡まる度に腕の中で、其の身体が震える。
閉じて居ない瞼、向けられる瞳から、零れ落ちる涙の滴をも認めては

ゆっくりと其の身体を支えながら、立ち上がろうとする相手を支えて
一歩、二歩、後ろへと下がり行く相手に合わせ、己もまた、路地奥へと進んでは。)

――――……っ…、……ったく、面倒な物に呪われてんな、アンタ。
……良いさ、だったら役得ついでに、精々悪いヤツになってやるよ。

(――紳士ぶる心算も無いし、そう言った女を前にして躊躇う程に初心でも無い。
ただ、悪いのは此方だ、なんて訴える其の仕草に、ふ、と口端吊り上げては。
一度、其の背中をぽむぽむとあやす様に叩いてやり。 ――それから。
両掌を臀部へと滑り落とし、其の尻肉を撫で、ワンピースの裾を、ゆっくりと捲り上げて行き。)

文句なら、後で幾らでも聞いてやる。
―――……下、脱がしな。 ……欲しいんだろ?

(囁く、言の葉は。 多分、今度は此方から重ねた口付けで、尻切れに為ったかも知れない。
捲り上げたワンピースの下、指に引っ掛け、滑り落とす下着の薄布
壁へと押し付け、閉じ込めるみたいに相手を追い詰めては、其の尻肉を柔く揉み絞り。

口付けの合間、囁く言葉は。
代わりに、己の衣服を落としてしまうよう、告げる物。
特別な造りでも無い唯のベルトとトラウザーだ、きっと手間取る事も無いだろう
そうして自ら準備をさせる事で、発情と期待を、強くさせるかの様。
もし、其れが叶えば、きっと彼女が渇望する物が其処に在る筈だ。
圧倒的な雄の形、雌を貫き屈服させる、猛々しい熱のカタチが、其処に)。

ティリア > (これだけでどうにかなってしまいそうだ。…いや、既にどうかしているからこそ、こうなってしまうのだが。
会話すら、呼吸ですら、今は後回しにしてしまいたいと。胎の熱、胸の熱さに急き立てられる侭、幾度も幾度も唇を貪って。
僅かだけでも路地に潜り込んでしまう事が出来たなら。ますます、自制が不可能めいてしまうのか。
濡れて貼り付く口唇が、舌が音を立てる度。壁と彼とに支えられた身を打ち震わせ、快感に囚われている事がありありと。
…もう一度。酸素に餓えて、やむなく口付けを解いてしまう頃にもなれば。
瞳は何処迄も熱に蕩け、悦に潤み、慾に餓え。開いた侭、浅い呼気を繰り返す口唇は。
直ぐにでも再び塞いで欲しい、絡め合い貪り合いたいと、軽く舌先を覗かせた侭。)

…本当は。本当は、 いや――こんなの、嫌で、嫌で……なのに、我慢出来なくて…
そんな僕自身が、もっと、もっと嫌で堪らないから…だから余計に、現実逃避、しちゃ――ぅ…
あ …は。悪いヤツと、酷いヤツとで――存外に、お似合いだ…?

(自重も自責も、痛い程自覚しているのに。それ等全てを熱で塗り潰されていく。
背も、腰も、無論臀部も。誰かに触れられるという事、それ自体が、耐え難い毒じみて。
裾が捲られ、下着を剥がれ。剰りに性急な行為である筈なのに、これでも尚焦ればかりが膚を焼く。
その証拠に。薄布の底から引き離された下肢は、うっすらと濡れて糸を引く。
発熱、という表現に相応しく色付かされてしまうのは、表情のみならず膚全体。
熱っぽさに火照る尻肉を揉みしだかれるなら。堪らず喉を鳴らし、震える両手が強く、彼へと抱き縋り。
唇を狙う事すら侭成らない口元を、頬を、頭全体を。背丈の差故に眼前へ来る胸板へと押し付け、擦り付けて。)

ふ――っふ うく…?んっぅ、ぁ …――ぅ…ん、欲し …ぃ……欲しい、っ、欲しくて、堪らない……

(寒気がする程熱に溺れ、怖気に塗れる程快感に濡れている、矛盾。
手指の掛かる尻に合わせ、自然、躰と躰を密着させていけば。服越しですらありありと、感じ取ってしまうのは…
彼の。男の、牡としての。強く昂ぶる象徴の存在感。
己の臍より高い所に感じる硬さと大きさは、身長差に体格差、それ等をまざまざと突き付けてくる。
言われる迄も無く、と言わんばかりに急いた手付きがベルトを外し、寛げ落とし…
途端、弾けるように擡げ、反り上がってくる牡その物に。…はぁ、と零した吐息は露骨な熱に蕩けていた。
こんなにも大きな、度を超した熱の塊に貫かれるなんて。
否、牡に身を捧げるという行為それ自体が、本来ならば痛い、苦しい、耐え難い代物なのに。
眼にしてしまったそれだけで、一瞬気が遠くなったのか。くらついた頭を胸板の上で揺すり、やっと顔を上げようか。

…欲しいと。それを訴えたい筈なのに、たった一言ですら、侭成らないと言わんばかり。
吐息ばかりを酷く荒げ、切れ切れに、どうにか、それだけを濡れた声音に載せる。
片手では掴みきれるかも怪しい肉の幹を、引き付けるように握り、扱き、招き寄せ…
掴まれた掌の中。尻肉が竦み、腰が揺れ。また、とろりと…一筋の蜜が内腿に垂れ、路地裏に拡がる牝の馨。)

イーヴィア > (――きっと、其れは普通では無い。
口付けだけで此れほどまでに悦を得て、其の儘達して仕舞うんじゃないかと思う程に震える身体。
もう、途中から言葉すらも交わさずに、唯貪る事だけに意識が傾いた相手を眺めながら

けれど、きっと。 悪い奴、と言う言葉は存外間違っていないとすら思う。
そんな姿を見て真っ先に、間違い無く欲情を覚える己は、間違いなく「雄」では在るのだから。)

……そもそも、其れが呪いだってなら、其の呪い押し付けた奴が一番悪いだろうよ。
良いさ、だから…、……深く考えずに、全部俺のせいにしときな。
アンタにこんな呪いが無かったら…、……それはそれで、口説いてただろうしな?

(口付けが解けたなら、僅か呼吸を整えながらに戯言を。
別に自分は、被害者でも何でも無いのだからと、其れだけは伝えて置きながら
脱ぎ落とされて行く下肢、露わとなって相手の掌へ即座に握り込まれた熱塊を、どくりと脈打たせれば
其の指先に、其の掌に、太く、熱く、其の胎を蹂躙して余りある砲身を伝えて。
胸元で響く陶酔の吐息に、やれやれ、なんて小さく笑っては。
少しばかり膝を曲げ、招かれる儘に砲身の先を、曝け出された肉孔へと向けて押し付け、摺り寄せ
角度を確かめ、其の儘、柔く先端部分を、ぐぷんと押し込んで仕舞ったなら。

――其処で一度止まり、見上げる、其の茶色を覗き込む様に、紫色を重ねて。)

――――……イーヴィアだ。 ……鍛冶屋をやってる。
アンタは? ……名前だけでも、聞かせて欲しいね。

(――其れは、ほんの僅かな間だ。
けれど、そうして名を交わす事で、此れが獣同士の其れでは無く
どんなに歪んだ形でも――人と、人とのまぐわいで在る事を、確かとする様に。
彼女が、きっと名乗るのを待つだろう。 応えてくれるなら、名乗られて、其の名を反芻して。
そうして、きっと満足そうに一度、快活に笑ってから。 ――熱塊を、捻じ込んで行く筈。
肉襞を押し開き、擦り上げ、掻き乱して蹂躙し。 その奥底までを容易に押し上げ、突き上げて。
そうして――其の身体を、爪先立ちで浮かせる事を、強いる程に。 ――深く、深く)。

ティリア > (普通ではない。だからこそ、こんなにも。暴走としか呼べない悦への希求。
胸元へと吐き付ける吐息は、最早熱気を通り越し、火が付いたのではないか、という程に熱い物。
…ぴちゃりと微かな水音は。口元から垂れ落ちる、二人の物が混じり合った唾液の糸。
それが息づく唇から真下へ、握り込んで引き付ける牡の象徴へ、零れ落ちたから。
僅かなり濡らす事が出来たなら、その幹を扱き立てるように…より昂ぶらせるように。
前後する指が唾液を擦り込み、粘付く水音を彼の幹に奏でさせる。
…貪欲な、淫猥な、己自身の所業から目を背けたい筈なのに。眼窩に反り立つ楔から、目を離す事すら出来ず。)

それは勿論、だけど。 …絶対、赦すつもりはない …けど。
っ、ぁふ …っぅ …せめて、お互い様に――して。でないと、痛い…よ…僕の、胸が。
……ん……ぁは、ごめんね?呪いなんて無かったら、 多分、お断りしてる――かなぁ……
本当なら。こんな事に、誰かを巻き込みたくなんて……っは 、ぁ ぁ…っひ、っぁぁ――――!?

(何せ本当は。本当なら。異性も、異性と交わる事も、怖くて堪らない侭だから。
緩い苦笑を浮かべ乍らに上げた顔は。それでも変わらず熱を湛え…直後。歪む瞳を見開いた。
導く侭、否それ以上に彼の意思で。高さを、角度を、合わせ突き付けられた楔の穂先が。
どうしようもなく餓え、容易に戸口を開く己の下肢をこじ開けた。
口付けにすら蕩け、それでも、口唇とは比較にならない…熱と、悦とが。
たちまち己という肉の器に充ち満ちていく。…踵を浮かせずり上がり、壁に擦れる背が弧を描き。
楔に触れていた物を含め両手で、首筋へと腕を回し縋る様。
…両腕以上に、何処より強く、彼へと縋り付いてみせるのは。亀頭の張り出しを受け容れ拡がり、堪らず吸い付く秘口の方か。)

っぁ――ぁ、っぁ、 くぁ は――――
……てぃり …ティリ、ア ……それだけで 赦して……  っっ!!
くぁ、あ っは…んっぁ ぁああ、ぁああ、あっ………!?

(呪われた牝。彼が己に抱く認識など、それだけで良い。
巻き込んでしまった身としては、これ以上、彼に悪し様で居させたくはない。
だから、名乗りは最低限の物だった。家名も所属も何もない…単なる一人の娘としてだけの。
此方は、笑み返す余裕など。表情を変える暇すら、存在しなかった。
次の瞬間、更に突き立てられていく楔が。その熱と質量が。襞肉を拡げ、最奥すら抉り、突き上げてくる…
子宮口を、どころではない。躰を丸毎押し上げられ、浮き上がってしまい。自重を掛ける事を強いられる程。
自らの重みに屈する、支えきる事など出来無い、最奥の戸口が。穂先に抉られてじわりと、拡がり始め。

…仕込まれ拡がり、牡を受け容れさせられて。魔に癒され、それが苦痛ではなくされて。
最早肉悦に染まってしまった仔袋すらもが、彼との繋がりを求め、穂先へと吸い付いていく。
感極まった如くに仰け反り、強く抱き付くその侭に身を震わせ、腰を揺らして楔へと肉孔全体を擦り付けていく、娘の嬌態。
その中で…彼が、気付くかどうか。結合した直ぐ直上。突き上げられた最奥の表面上。
捲れて絡んだ裾を透かして淡く漏れる、呪われた徴の光。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からティリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からイーヴィアさんが去りました。