2018/09/29 のログ
■ボブ > (男の親切心からの忠告もいきり立つ男たちにとっては挑発をして受け入れられたようで再び襲い掛かってくるのを
受け流しつつ、反撃を仕掛けていけば頭数がある程度減った段階で男たちは撤退を始める……
地面に倒れ付している者にもしっかり肩を貸して逃げていく後姿を見送って)
「ふむ……、倒れているヤツを見殺しにして逃げていかないだけでも仲間意識はあるようだな」
(襲ってきた男たちが居なくなり、一人だけになった男は廃屋の壁に背中を預け、ズリズリっとそのまま地面に座るようにし、
1対多数の戦いで軽く上がった息を整えるように一休みを入れていく)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にぼたんさんが現れました。
■ぼたん > 貧民地区への、滅多にない夜の届け物からの帰り道。
足早に平民地区のねぐらへと急いでいると、通りがかった裏通りの方から人が争う音が聞こえてくる。
■ぼたん > 「やだねえ…」
面倒に巻き込まれるのはごめんだったが、(もし弱いものいじめだったら)と気になる。
「…ちょいと、見てみるだけ…」そおっと近づく間に音がある程度落ち着てくる。
■ボブ > (褐色肌の男の争いから逃げ出していった男たち……その逃げ出した先の方向から
『邪魔だっ!どきやがれっ!!』
という男たちの一人の声がしてきたのを壁に寄りかかりながら耳にしていけば)
「ん? あいつら、また余計な騒ぎでも起こしかけてんのか?」
(一旦、地面に尻を付けて座ったが、相手をした男たちの後始末をするために立ち上がり、そちらの方へと向かっていけば
男より年上を見受けられる女性が裏通りを出てすぐの所にいルのを見て)
「あ、大丈夫っすか? ぶつかられて怪我なんかしててないですか?」
(脱兎の如く、逃げ出す要因となった者としてはその後も責任を取ろうと女性へと声を掛けてみせていって)
■ぼたん > 「わ!!」
走ってきた男たちに吃驚して飛び上がって尻もちをつく。
呆然とその後を見送っていると、心配する声が聞こえてきて
「あ…うん。大丈夫だよ…」何が起こったのかさっぱりわからず、ぱちぱちと瞬きをして頬をぽりぽり
■ボブ > (スットンッと尻もちを付いている女性に声を掻け、遅ればせながら右手を差し出し、立ち上がる助勢をしていけば)
「あいつら金目当てでケンカ吹っ掛けておきながら逃げる時は早くて、更には言葉の威勢だけはいいみたいでな」
(この男以外、女性の目の前にはおらず、女性の横を通り過ぎた男たちの相手をこの男一人だけでやっていたのが分かるだろうか)
「それにしても……ここら辺の人らしくないな。 こんな時間に出歩いてたらあぶねぇんじゃないか?」
(立ち上がる手助けをしつつ、女性の身の上を心配するような口ぶりをしていく男)
■ぼたん > 「ああ……ありがと」素直に差し出された手を握って立ち上がる。
お尻をぽんぽんとはたきながら、裏通りの奥に誰か倒れてやしないかと目をやり
「おやまあ…兄さんひとりで相手してたのかい?」呆れたように言ってから、安堵のため息をついて
「うん、今日はちょいと、この先の施設に届け物があってねえ…ホントはもうちょいと早く来るつもりだったんだけど」
一人で相手していたとは信じられない、とばかりに相手をしげしげ見つめてしまう
■ボブ > (女性を助け起こした男の左の口端が少し切れ、血が出ていて、
肩から腹に掛けて殴られて、着衣に乱れがある以外は特に怪我らしき物は無く、
よっぽど戦い慣れているかの様子を見せていって)
「あらら? それはご苦労様といった所で。
運がいいとしか言い様がないや、その届け物を持って向かっている最中にその届け物を拝借しようとするヤツも居ないとも限らんし」
(女性がここにいる用件を聞き、少し呆れ気味といった感じの声を掛けつつ、
尻もちを付いて汚れただろう服の汚れを拭うようにハンカチを差し出していく)
■ぼたん > 「アタシ、逃げ足だけは早いんだよ…」
気だるげに笑うと、差し出されたハンカチにくすりと笑って
「兄さんのがぼろぼろだよ。アタシは大丈夫だから」
ハンカチを受け取ると、背伸びをして男の口の端をそっとぬぐい
「喧嘩慣れしてるんだねえ…兄さんは、ここら辺のひとかい?」
■ボブ > (女性のために差し出したハンカチだったが、それを受け取った女性は背伸びをして
男の口元を拭おうとしているのを見て、男は少し屈み腰になり、おとなしく口元を拭いてもらって)
「いや、王都のもんじゃねぇよ。 ちょっと離れた村で木こりをしてるボブってもんだ」
(大人しく口の端を拭かれながら、王都に在を置く者ではないと告げ、ついでに名乗りも上げていく男)
■ぼたん > 素直に屈む姿に目を細めて、口元をぬぐってやる。ついでに気になったのか、乱れた男の髪をなでつけてやりながら
「そうかい…アタシは『ぼたん』てえ名前だよ。平民地区で居酒屋やってんだ」
少し首をかしげて「じゃぁ兄さんも、今日は遠出してきたんだねえ」
■ボブ > (大人しく口の端を拭われてはいたが、さすがに髪を撫で付けられれば恥ずかしげに頭を左右に振っていって)
「それはやめろよ。俺もいい年の男なんだから。
へぇ~?居酒屋をやってて届け物とは…客の誰かが忘れ物でもしたのか?
ああ、もうすぐ冬だから固定客の家に薪の注文を取りに来てたってわけだ」
■ぼたん > 「ああ、ごめんよ。つい」
恥ずかし気な様子にくすくすと笑って
「いや…明日、孤児院の子たちが遠足だってえから、そのお弁当を届けてきたんだよ」
冬、の言葉に空を見上げれば、真っ暗な空もどことなく高く遠い気がして「そっか…もうそんな季節だねえ」
■ボブ > 「へぇ~~、孤児院か……この国ももう少し真っ当な政治をしてくれたら
子を捨てる親、戦で親を亡くした子供とかが減るんだろうけどな」
(孤児院という話題を聞き、ちょっと重苦しい事を思い、それを口にしていくが、
そういうのは自分一人で自問自答するもんだと考え直して)
「あ、悪い悪い。 遠足の弁当か……きっと喜ぶんだろうな、明日の昼、弁当を開いた時にガキ達が」
(話題を遠足の方へと戻し、女性の心遣いをきっと子供達が喜んでくれるんだろうなと明るく話していって)
「ああ、これからドンドン冷え込むな」
(冬の寒さを思い浮かべながら、男は夜空を見上げていって)
■ぼたん > 男の独り言めいた言葉に、うっそりと笑って首を少しかしげる。
「そうだねえ…喜んでくれるといいけど」
ほんの一瞬、男の胸の内を見透かすようにじっと見つめるが、次にはゆっくりと同じように空を見上げて
「冬の間も、ずっと村にいるのかい?」
■ボブ > 「まぁ……俺はおたくさんの料理の腕を知らんから100%で喜んでくれるかは保証は出来んが、
作ってくれたという事実はきっと喜んでくれるとは思うぜ」
(居酒屋を営んでいるという話だが、女性の料理の腕を知らない男は軽くからかうような口ぶりで話していって)
「まぁ、基本は村だな。 でも冬の間でも少しは寒さが緩む日はいくらかあるから
その時には王都に薪を運んで売りにくるって暮らしをしてるから村7割王都3割…っていう過ごし方かな」
(夜空を見上げつつ顎の下に指先を当てながら男の冬の過ごし方を説明していくか)
■ぼたん > 軽口に一瞬瞬くと、挑戦的な笑みを浮かべて男を軽くにらみつける。
「悪いけど、味には自信があるよ…あまい卵焼きも入れてあげたし。
…まあ実際、あの年ごろの子たちは、友達同士で楽しくやってくれりゃ、弁当なんてどうだっていいさ」
目を手元に転じると、目を細めて少し血で汚れたハンカチを丁寧に畳みながら
「ヘえ…奥さんは?」
当然、いるんだろうという調子で
■ボブ > 「ほぉ~~?後であんたの居酒屋の場所を教えてもらえるかい?
王都滞在中にその言、舌で確かめに行ってみてぇからよ」
(酒を嗜む男、この王都に居る時に行く酒場が増えるかもしれないと思い、どこの通りにあるかを聞いてみせていき)
「はぁ? いねぇいねぇ。 まだまだ所帯を持つくらいに稼いでねぇからな」
(結婚しているかの問いに金銭面で結婚は視野に入っていないと告げる男。
……実際の問題は男の過去……男をつけ狙う輩の存在が結婚相手に何をしでかすか分からないから結婚しないのが真実だが)
■ぼたん > うっそりと笑って「いいよ…来てくれてたら、うでふるったげるから、おなかすかせておいでね」
こうこう、と道順を説明する。内心、たまに来るだけにしては地理に詳しいなと思いながら
「おやまあ」ぱちくりと瞬くと、なぜか気づかわし気に
「そんな…男ひとりで、苦労はないのかい?」
■ボブ > 「う~ん?一応居酒屋だろう…すきっ腹で行ったら悪酔いするだろうから屋台とかで軽く食ってから行くさ。
その方が行く前に食った屋台の味とそちらさんの味の差が分かりやすいだろうからな」
(どうせ酒を嗜むならゆっくり楽しみたいタイプの男はすきっ腹での来店は控えるという発言を残していき、
男の結婚の話題になれば、まるで親戚の心配でもするかのように親身に男の事を聞いてくるのに対して)
「まぁ、そんなに家も広くないから掃除も簡単で住むし、自分で食う程度の料理も出来るからな、そんなに苦労は感じてねぇな」
(自立している事を示すかのように最低限の生活は営めている事はきちんと説明していくか)
■ぼたん > やや挑戦的な言葉にくすりと笑って
「そりゃ、負けらんないや。気合入れなきゃあねえ…」
男一人の生活、思い浮かぶのはやたらと散らかった部屋だが、どうやら目の前の男は本当にちゃんとやってのけているらしい。関心したようにゆっくりうなづいてから、ぽつりと
「…寂しくなったりしないのかい?」
■ボブ > 「ああ、大いに気合を入れて……いや?気合は入れないでもらおうかな。
肩肘張った料理を出されても評価しようねぇよ、普段通りの実力を拝見させてもらうよ」
(挑発はしてみたが、それによって普段の腕が発揮されないとなれば相手としても不本意だろうから、普段通りを望んでいく男)
「いや、寂しくねぇな。 時々だけどウチに泊まりに来る相棒も居るし、
そいつの相手でワタワタとして寂しがってる暇も与えてくれねぇからな」
(男1人暮らしだが、家に来るモノも居る事を伝え、1人暮らしを楽しんでいる事を伝えていく)
「さて……夜遅くに女性を長々と足止めするのも無礼だよな。 安全な所まで同行しようか?
男と二人連れで歩いているのが嫌だっていうなら貧民地区を出て平民地区に入るまで同道してもいいわけだが」
(いくら女性の事を守れる実力が男にあるとはいえ、辺りが物騒な貧民地区で立ち話というのも無用心という事で
平民地区の方へと向かって移動を開始しようと提案していく男)
■ぼたん > 「ありがと…やさしいね」
気遣いが端々に現れる言葉に、目を細めて笑う。
一人暮らしを楽しんでいる様子に、そうかい、とうなづいて納得した様子を見せる。
移動の提案に再び空を見上げて「そうだねえ…兄さんの迷惑にならない程度のところまで、一緒してもらうよ」
無理はしないどくれね、と首をすこしかしげる
■ボブ > 「いや……優しくはねぇぞ。 その普段通りがちょっと舌に合わなかったら遠慮なく文句言うつもりだしな」
(ニヤッと意地悪で挑戦的な事を話し掛けつつ、立ち話を切り上げ、安全な所まで移動しようと提案していけば
女性も移動に同意してくれるのを見ていけば)
「まぁ、平民地区の大通りに出れば、後は衛兵も見回りで歩いているからそこら辺までな」
(おおよその移動経路を頭に浮かべ、それを言葉にして伝えていけば、女性の横に立ち、女性の歩調に合わせて歩き上げていくか)
■ぼたん > 挑発的な言葉にくすくすと笑って「そうなったらそうなったで、意見を大いに参考にさせてもらうよ…」
やはり歩きなれているらしい男をちらと横目で見て、気だるげな笑みでよろしく、と頷く。来た道を思い返しながら、ゆっくりと足を踏み出して帰路につく
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からぼたんさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からボブさんが去りました。