2018/09/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にティエラさんが現れました。
■ティエラ > マグメールの貧民地区の安酒屋、そこは久しぶりの盛況を見せていた、普段は現れない踊り子が現れたから、である。
こんな場末の酒場、危険な場所に踊り子などは多くない、理由は簡単であり、襲われるから、である。
何人の踊り子が、この貧民地区で踊ろうとして、悪漢や、悪徳貴族などに犯され、怪我され、夢を諦めた……諦めさせられたであろうか。
そういう意味では、踊り子は運がいいのだろう、今までそういう経験がなかったのであろうから。
下品なヤジを飛ばし、その肢体を舐め回すように眺め、あとで犯すことを考え舌舐めずる者。
色々な男が居る、それを知って、女は酒場の店主に踊りを踊ることを申請し、酒場で踊ることの許可を得た。
男たちの手を回避し踊りを披露し、終わり……控えで汗を拭う。
そのあとすることは……売上の確認と報酬の受領である。
店主に話をして、女は売上の一部を報酬としてもらい、客に戻る。
その酒場の片隅で酒を飲み始めるのだ。
それがどういうことか、わからぬでもないだろう、散々扇情的に踊ってみせたのだから。
■ティエラ > わかっているのだ、誘っているとも言っていい。
とはいえ、男に体は許したくはないので、男が群がってこないように女は一つ策を弄していた。
こっそりと、女は自分の座る席に魔法陣を作り上げていたのだ。
人払いの魔法陣、その効果は限定的なものであり、男が声をかけられなくするようにするもの。
女はそこにいる、それは認識できても、男は声をかけられなくなるのだ。
………性的なことをするきにならなくなるというのが正しいのだろう。
女性に限ってはそう言う事にもならない、故にその気になれば声をかけに来るだろう。
女は、それを待っていた。
中には、その魔法陣を突破して声をかけてくる男もいるのだろうがそれはその人物が特別に優れているというということだ、対応するに値するだろう。
とりあえず、女は今、静かにそして、安全に酒を飲むことができるのだ。
ちらり、と酒場の客を軽く眺めまわし、女はカクテルを一口煽る。
■ティエラ > 流石に、時間が時間なのだろう、誰も来る気配はない。
仕方ないことだとは思う、この時間に来るというほうがおかしいとも言えるのだから。
まあ、今日はこの辺にしておくべきだろう。
酒と、つまみを軽く食べて終わりにすることにしよう。
周囲の男どもは酒に堪能し、自分の魔法陣に惑わされて、こちらに来る気配はない。
なら、今回に見込みはなしかと落胆のため息。
もともと、運がよければというところでもあるのだから。
ふう、と息を吐いて。
女はカクテルを飲み終え、つまみを食べ終わる。
代金は、今回は踊りの報酬に組み込まれてるので、マスターに挨拶をして。
女は、酒場から去るのだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からティエラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にザイケルさんが現れました。
■ザイケル > 貧民地区の路地の一つ。
治安が消していいと言える場所でないその場所で、巡視の衛兵を数組叩きのめして戦利品と財布を失敬する。
元々はそんなつもりはなかったのだが、運がいいのか悪いのか。
確実に悪いのだろうが目を着けられてしまったという落ち。
ただ、真っ当な衛兵なら撒いて逃げる所であるが、どう見てもチンピラまがいの衛兵。
それならば手加減は必要ないと本気で叩きのめして今に至る。
「っち、雑魚が面倒ごとかけるなよな…」
財布を集め、動かない衛兵を蹴飛ばしのけて吐き捨て。
本当にしけてやがると財布から金を抜き取り酒場のある通りへと足をむけて。
■ザイケル > そのまま夜の闇に紛れて消えていく…。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からザイケルさんが去りました。