2018/08/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にティエンファさんが現れました。
■ティエンファ > 安い酒でも、味の濃い熱い物と味わえばうまく感じるものだ。
貧民街の隅の酒場、週末は貧民街と言えども賑わいを見せる。
その賑わいの壁際の席、古いランプの薄明りの中で木杯を傾ける青年の姿があった。
「ぷは ふぃー、今日は平和だったな 無事に今日の用心棒の仕事も終わったし、いい気分だぜ」
酔っ払いが暴れたのを鎮めたのもあって、一杯と一皿をサービスして貰っている。
ほくほく顔で、塩気の強い鶏肉の炒め物を摘まむ。
■ティエンファ > 「もう一皿二皿頼んでおくかなあ…明日は特段予定も無いし、少し飲んでも良かろうや」
杯を揺らす。 残り少なくなった酒を眺める。
地元の古i…歴史のある酒蔵で適とu…経験に任せて作った逸品物の酒である。
数杯頼んでもそうは高くつかない。 用心棒や護衛の実入りはそれなりに良いので、懐も温かい事であるし。
「おーい、こっちに一杯 あとなんか揚げ物と肉を頼むぜ」
酒を呑み干し、それを揺らして従業員に注文を頼む。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」に紅月さんが現れました。
■ティエンファ > 脂っぽい鶏肉を抓み、指についた脂を舐める。
王国民ではないのが一目で分かる容姿服装だが、それに絡むものは居ないようだ。
羽織った上着から覗く胸元や、ノースリーブから伸びる腕は良く鍛えられた筋肉の盛り上がり。
左腕には彩る刺青が、薄暗い店内にも目立っていた。
夜中も近づき、少しずつ人影の減る店内の中、運ばれてきた酒を受け取り、新しい料理が来る前に一口。
■紅月 > ーーーからころ、からころ、しゃら…
たまに、酒をガンガンあおりたくなる。
そういうときは、ふらりと貧民街へ…己は蟒蛇であるし、お財布に優しいところにしないと御破算してしまう。
いやさ、魔物でも狩れば食はぜんぜん繋げられるのだけど、さすがに一般人として宜しくないというか…あ、ヒトじゃなかったや私。
とにかく、である。
からころと下駄を鳴らし、何となくピンときた酒場のとを開く。
…うんうん、このムサ苦しさがいいねぇ。
「ん~…何処か、空いてる席は……」
勝手知らぬ一見酒場、キョロキョロと辺りを見回す。
その度、しゃらりと簪が涼しげに鳴った。
■ティエンファ > 戸口に人が立った瞬間、視線が自然と扉に向けられるのは、用心棒のサガか。
その目が物珍しそうに目を瞬かせる。 それからへえ、と思わず声を漏らす。
旅芸人の一座に時々見かける東洋の服装。 だが、奇をてらった一張羅ではない、自然な居住まいに目を奪われた。
…眺めていれば、辺りを見回す紅月と目が合う。
目を瞬かせるのは釣り目の青年、あまり堅気ではなさそうな異国人だが、
「こんばんは、良い髪飾りだね、お姉さん」
壁際の席だが、良く通る声。 へら、と笑えば子供っぽい表情だった。
どうだい?という様に自分のテーブルを指で叩く。 人懐こい様子。