2018/07/31 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にガウさんが現れました。
ガウ > 「おなか、すいた。」
路地裏、人気のない路地の行き止まり
建物の入り口も窓もない月あかりも差し込まない場所
消費を抑えながら体を抱え込んで眠っている少女が一人

ガウ > 子の行き止まりでネズミを見つけそれを食べてから5日
ネズミたちは危険を知ったのかここを訪れなくなっており
それに気付けないガウはまたネズミが来ると思ってここで待ち続けている
寒さや暑さは魔法が作動してあまり感じないが、その魔法も使えないぐらい疲弊しかけている

ガウ > 「ねずみ、こない。」
この路地から出ようかな?いや、
出たら誰かに襲われちゃう、ここなら誰も来ないし、何もされない
ここなら安全、のはず、ゆっくり待ってればネズミも来るはず、もう少し待ってみよう

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にミナさんが現れました。
ミナ > 「全く…こういうのは王国の騎士達の仕事じゃないかな普通…。
…いや、評判良くないし、だからこそ私たち冒険者が食べていけるとも言えるんだけど…」

裏路地にブーツの足音が響く。
剣を携えた少女は、辺りを見回しながら、路地の奥へと歩いていく。
…ちょうど、静かにしている少女の方向に。

ガウ > 「・・・?」ブーツの足音に思考が再開される
誰か来た、私にひどいことする人かな、それともお金くれる人かな
わからないけど、ひどいことはいや、そう考えた少女は自慢の体を収められるぐらい長い髪を体にかけ暗闇に溶け込む
確かに見つけずらいが白いワンピースのせいもあって注意すれば見つかってしまうぐらいにしかなっていない

ミナ > 「こっちは…うん、行き止まり。何もな…いや」

行き止まりへとたどり着き道に目を凝らしていると、何やら白いものを見つける。
あれは…隠れているけど、服…だろうか?だとしたら人だろう。
少女は彼女へと歩み寄り、しゃがんで視線を落とす。

「…大丈夫?」

ガウ > 見つかったと思って起き上がって逃げようと立ち上がるが
自分の髪の毛を踏んずけて思いっきり顔から地面にダイブしてしまう

「うにゃぁ!・・・・いたい・・・あ、う、な、なに、お姉さん」

目の前で転んでしまってじっと見つめられており逃げられないと悟ったのか、あきらめて怯えながら返事する

ミナ > 「うわあっ!?ちょっとちょっと、危ないよ?
私は、どうしたのかなーって思って声掛けただけだからさ…」

起き上がった少女に驚き、顔面をぶつける姿に心配しつつも、警戒を解こうとゆっくりと話しかける。
…そして、彼女の目を見て、気づく。目が真っ白だ。
人ではないのだろうか…そんな考えが頭に浮かぶ。

ガウ > 「な、なにも、してない、です」
そういう少女は目が白い以外はそこら辺の孤児と変わらない

「それで、えっとおねーさんは私に何をするんですか?」
声かけただけといった人は大体そのあとに自分にひどいことをしてくる、
前任の振りしてやってきて助けを求めてそのままもてあそばれたことがあったため警戒している

ミナ > 「うん?いや、何もする予定はないけど…?
ここでいつも寝てるの?大丈夫?寒かったりしない?」

妙に怯えている様子に、首をひねりながら返事をする。
…純粋な人ではない様子だが、この分だと誰かに危害を加えたりはしないだろう…そう判断して、特に警戒もせずに接する。

ガウ > 「・・・ほんとに、なにも、しないの?」
警戒を解かず返事するが
何も食べずにいたせいか体に力が抜けて倒れてしまう

そのままミナのほうへふらりと倒れこんでしまう

ミナ > 「うん、何も…わっ!
…ちょ、軽すぎるよ!食べ物は?…いや、その前にお水飲む?」

倒れ込んできた彼女を受け止める。
あまりの軽さに驚きつつも、冒険鞄から携帯食料と飲料水を取り出す。

ガウ > 「・・・たべ、もの・・・」
バット起き上がって食べ物を奪い取って警戒しながら口に頬りこむ、
そのまま一生懸命食べていく
「はむ、あむ、がぶ、ん、んー!」
久々の食事に喉を詰まらせてしまい、苦しそうにし始める

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にミナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にミナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にミナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からガウさんが去りました。
ご案内:「」にミナさんが現れました。
ご案内:「」にミナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にミナさんが現れました。
ミナ > 【待ち合わせです】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にガウさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からガウさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にガウさんが現れました。
ミナ > 「おっ、やっぱりお腹すいてたんだね…って、がっつきすぎだよ!水、水!」

しばらく食べる様子を見守っていたが、詰まらせたのを見て慌てて水筒を差し出す。

ガウ > 「んっ、んっ、・・・ぷはぁ、あ、あり、がと、」
水を飲ませてもらって、はふぅ、と落ち着いてから近づいて、いろいろもらってしまっていたのに気付く
「・・・!わ、私お金持ってない、体で、払わないと、」
この後お金を要求されて無理やり体を売らされることがあったのでそれを思い出して身をこわばらせる

ミナ > 「え?いやいや…お金なんていいよ?そんなに困ってるわけじゃないし…。
あ、そうだ、この辺りでなんか耳のとんがった男の人、見かけなかった?私依頼で窃盗犯探してるんだよね~。見てても見てなくてもどっちでもいいから、それ教えてくれたら十分だよ!」

対価を貰うなんて全く考えていなかった様子で、驚きつつも手をひらひらと振って、安心させようと笑顔を浮かべる。
しかし、それでは納得しないだろうかと少し考えた後、自分がここに来た目的を思い出し、試しに聞いてみる。

ガウ > 「・・ほ、ほんと?、よ、よかった」
いやなことしなくて済んでほっとしている
「私、知らない、ここにずっといたから、見てないや、ごめんなさい」
ご飯までもらったのにきちんとした対価が支払えなくて落ち込んでしまっている

ミナ > 「おっけーおっけー、ここに『ずっと』居て、見てないってことは、『ここには近つかない』ってことだから、十分すぎる情報だよー!」

安心させようと、頭を撫でようと手を伸ばす。
その後、地図に印をつけて、ふむふむとしばらく考える様子を見せる。

「まあ…後でいいか。
…えーっと、君、ずっとこんな感じ?親とか家族とか、お世話してくる人とかは…?」

地図をしまうと、白い目に視線を合わせる。
そのままゆっくりと、気になっていることを尋ねる。

ガウ > 「・・・ひゃ!・・・?ど、どういたしまし、て」
手を伸ばされて一瞬体をこわばらせたが撫でられるてちょっとだけあったかい気持ちになるのを感じて首をかしげる

「オヤ?カゾ、ク?なにそれ、しらない、けど、私はずっとひとりだよ」
じっと見つめられて、白い眼をミナに向けている

ミナ > 「………うーん、どうするかなぁ…。このままにはしておけないよね…。かといって、王国の騎士に預ける気にはならないし…」

頭を手でかきながら、考え込む。
お金も、とても余裕がある、というわけではない。しかし、今の無駄に大きい家を売れば、どうだろうか。
うん、ととりあえず考えをまとめたのかうなずいて、口を開く。

「…あのさ、君がよければだけど…一緒に来る?」

ガウ > 「・・・やっぱり、私にひどいことするんだ、」
一緒に来るといわれて体をこわばらせて後ずさる
サンドバックにされるのだろうか、それとも奴隷?わからないけど連れいってひどい子とする、それが貧民街に来る人間の行動だと彼女は覚えてしまっていた

ミナ > 「へ?ひどいこと…?しないしない…あ、ちょっと部屋の掃除とかぐらいは頼むかもしれないけど…それも嫌?」

予想外の反応に、首を傾げる。
この子はどんなことをされてきたのだろう…。
あまり経験のない彼女には分からない様子で、想像もできていない様子だった。

ガウ > 「いや、いや、いや、殴らないで、けらないで、いたいのも、苦しいのもいや、私は玩具じゃない、奴隷じゃないもん、怖い怖い・・・!」
トラウマが刺激されたせいか相手の言葉が聞こえなくなり心の内を吐露してしまう
その言葉から彼女がどれだけ暴力を振るわれていたのかがわかるほどに
そしてその声に反応するように魔法が起こり周囲に空気が悪くなっていき瘴気が漏れ始める

ミナ > 「な…なにこれ…、魔力?いや、止めないと…!」

彼女の過去の傷、何をされてきたのかが彼女自身からの口から分かる。それでも、どこまでのモノだったのか、想像することは難しかったが。
今何が起こっているのか、未熟なミナは理解しきれていなかったが、彼女を落ち着かせようと、彼女の身体を強く、しかし優しく抱きしめようと

ガウ > 「・・・!いや、離して!」

抱きしめられて暖かい感情が流れ込む
その流れ込んだ感情に恐怖で満ちた心は拒絶し
ガウの体から強い魔力の塊が放出され
その感情を排除しようと暴れ始める

ミナ > 「ひゃぁっ!?」

力に吹き飛ばされ、壁に叩きつけられる。
後頭部を打つのは避けたようで、何とか立ち上がる。

「どうしよ…どうやったら止まるんだろ…」

剣を抜き、防御姿勢で待機しながら、この状況を打破する方法を、考える…

ガウ > 「あぁぁー、あ”-ん」
泣くように瘴気を漏らし、悲しく空虚に叫ぶ彼女の声が裏路地にこだまする
吹き飛ばし安心できるかと思った心は少しだけ触れてしまった、
暖かい感情を喪失して凍え始めてしまう
「さむい、さみしい、怖い、こわいよぉ・・・」
足元から少しづつ氷ができ始め、瘴気は冷気を帯び始める
まるで心が凍り付いてるかのように

ミナ > 「………大丈夫…大丈夫だから…」

彼女の涙を見て、一瞬固まり、はっと我に帰ると、ゆっくりと、彼女に歩みよる。
キシキシと氷を踏みしめ、しかし割らないように、慎重に進む。
彼女の元まで近づけたなら、目の前に座る。
そのまま、口を開き、歌う。自分の得意な歌を、優しさあふれる歌を。

ガウ > 「あ”-、あ"ぁーん、あ”ー・・・?」

目の前に来る彼女に冷気をまとった瘴気がすがるようにまとわりつく
寂しさと、人を信じれない孤独がその瘴気から伝わりミナの心を蝕もうとする
しかし歌が歌われると、その瘴気たちは暖かい感情に触れて溶けるように消えていく
そのまま歌い続ければ、残ったのはガウのみ
「?なに、これ?あたたかい、変な感じがする、こわい、こわい」
信じれない心がまだ残ってしまっており、暖かい感情に戸惑っている

ミナ > 冷たい。海の底に沈んだような感じ…だろうか。
それでもめげずに、自分を信じ、彼女を信じて歌い続けた。

瘴気が晴れれば、歌を止めて、一つ深呼吸をする。

「大丈夫…怖くない。それは、君が笑顔で居られる気持ちだよ。痛くない、苦しくない、怖くない…」

ガウ > 「あ、う、ほんとう?いたく、ない?くるしく、ない?こわく、ない?」
ほしい、その感情が浮かび暖かい感情に触れたくて無意識に手を伸ばす
ミナの言葉で少しずつ彼女の心は解け、無垢な少女の甘えたがりで、寂しがりなガウの心のうちが出始めていた

ミナ > 「うん…大丈夫…安心して…」

剣を地面に置いて、彼女の両手を取る。
瘴気に触れ、僅かに空気中の凍った水分が手についていたが、それも次第に溶けていく。

「私が一緒にいてあげるよ。ご飯もお風呂も、気持ちよく寝れる場所もあげるから…一緒に来ない?」

ガウ > 「あ・・・」
触れた手が、暖かくて、気持ちよくて、
もっと触れたくなって顔を手に擦り付ける
「もっと、触れていたい、です、やさしくしてほしいです、お姉さんと一緒に居たい、です」
じっと、真っ白な目で、甘えるように見つめながらミナの提案にうなずく

ミナ > 「…ふふっ」

力を抜いて、手を彼女の自由にさせる。
不思議な白い目を見つめ、優しく微笑む。

「…私はミナ。冒険者。…君の名前は?」

ガウ > 「あっ・・・ん」
優しく微笑みながら見つめられ、少し照れながらも自由になった手でミナの手を握っている

「え、えっと、が、ガウ、です」
もっとミナに、初めて安心して触れる相手にもっと触りたそうにもじもじしている

ミナ > 「…かわいい」

そう呟き、しばらく自由にさせたり、自分から撫でたりする。
しばらく経った後、月を見上げて、口を開く。

「とりあえず、私のおうち、行こっか。お風呂も入らないとね」

そう言って、彼女の手を引いて立ち上がろうとする

ガウ > 「ん、がぁー、んー」
止まらないのか、しばらく撫でられたりほっぺすりすりして甘えまくる

「はい、いきます、・・・えへへ、おててあったかい」
彼女に手を引かれて嬉しそうに笑いながらついていく

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からミナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からガウさんが去りました。