2018/07/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 廃屋街」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 世間はいろいろあって慌ただしい。
冒険者もその多分にもれないし、物取りや強盗、野盗も活発になっている。
王城の兵士の減少もあって、ごろつきや腐敗役人もいつも以上に活動的に思える。
全く戦争様様だ。やっていられない。
久しぶりに余暇のつもりで一人、廃屋街をブラブラしていた。
ここにはなにもない。人もいない。夜ともなればなお。だからこそというのもあるが…
たまにある煩わしさからの逃げ。一日かそこらなら許されるだろう。
なにもしなくても。

「はっ…月はきれいなんだけどなぁ…」

見上げる空には変わらぬ月。廃屋の屋根に登って空でも見るか?
どこかの白猫を真似て。

ブレイド > 「(めしくったっけ…)」

そういえば今日はやる気がなさすぎてただただ無為に過ごしていた気がする。
冒険者としての仕事も市民としての生活も、兵士としての任務も…
なにもかもしないでぶらぶらと…。
人とまったく話さない日というのも珍しい。
思い出せば食事の注文すらしていないのだから、食事はしていないのだろう。
だが、そうかと思うだけだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 廃屋街」からブレイドさんが去りました。