2018/03/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にカーレルさんが現れました。
カーレル > 貧民地区の中でも他国からやってきた移民たちが店を開く場所
不法滞在の移民やら大っぴらにできない商品を売買する商人やらが自然と集まり、
小規模なバザーと言った雰囲気である
誰も彼もが一癖も二癖もありそうな見た目をしているのが面白い
…とまあ、王都に住まうものであれば忌避するようなバザーの1つ。天幕を張って商売をする薬屋を訪ねていた
よく効く酔い覚ましから、麻薬や媚薬まで取り扱う天幕の中はかぎなれない匂いが立ち込めている

「…この店は相変わらずだな…」

店主は腕の立つ薬師。『よく来た』と聞き取りづらい共通語で声を掛けられ、調べ事を頼むと
代金と引き換えに店主は奥の方へ消えていった
この店を訪ねるのは初めてではないが、天幕の中を立ち込める匂いには未だに馴れない…
出された怪しいお茶の入った陶器の器に鼻を近づけてから、顔を顰めてからだば、とそのまま地面に零し
椅子から立ち上がれば用途不明の薬の材料を眺めて、店主の調べごとが終わるのを待つ