2018/03/04 のログ
カイル > 実入りもあったのだし、遊びにいくか。

そう思えば、その場を後にした。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 裏通り」からカイルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区・雨降りの道」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 昼を過ぎたあたりから降り出した春の雨は
日が沈む頃には勢いを弱め、小降りとなっていた。
しとしとと降り注ぐ控えめな雨音は、冬をの終りを示すような柔らかな空気とともに。
紙が貼られた異国の傘をさす少年は、濡れた足音を響かせながら貧民地区を歩いていた。

ブレイド > 空は曇っているために、あたりはいつも以上に薄暗い。
人の通りも控えめだ。
それでも借りた傘の具合は良好で、雨が跳ねる音も心地良い。
新しい雨具を手にはしゃぐほど子供ではないはずだが
悪い気はしない。
寒さが去ったこともあり、雨の中の散歩を満喫してしまう。

ブレイド > 「~♪」

覆わず漏れる鼻歌は、つい先日聴いた曲。
巨大な体をした楽士の奏でた曲の一節。
完全に覚えているわけではないが、耳に残っていたところを。
くるんと傘をゆるく回しながら軽い足取り
水を跳ねさせながらほの暗い道をゆく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区・雨降りの道」からブレイドさんが去りました。