2017/12/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > (冒険者ギルドの依頼をこなし、寒空の下を王都へ。帰り着く頃には夜になっていて。冷え切った身体を早く温めたいと、ガラの悪い地区の酒場へと足早に入ってきて)
「~~~っ……、寒かった……っ!
あの、ホットミルクください」
(軋むカウンターに腰を落ち着けて大柄な店員に注文をする。唇に傷のある男が妙な目つきで見下ろしながら頷いた。不思議そうに彼の背を見送っていると……)
「……!?なっ……!なんであの人達裸なの……!?
この酒場って……もしかして……!」
(奥のテーブル席には半裸の男女が身を重ね合わせていて。よく見れば、1人や2人ではない。この小さな酒場が大人の夜のパーティー会場である事に気づいて慌てて逃げ出そうとするも、目の前に注文したホットミルクがどん、と置かれてしまう。逃げ延びるタイミングを失って、カウンターで小さく身を縮こませる遊牧民。ミルクをお守り代わりとばかり両手で包み。後ろからは甘い男女の嬌声が聞こえる。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にジュンさんが現れました。
■ジュン > 「…いかんなぁ迷ってしまった、仕方ない情報収集だ」
余りこの地区に慣れていないのか道に迷った男が
店に入り込みカウンターへ
「あーなんか安酒でいいそれとなんだがこの辺りって……」
注文と同時に質問をしようとしたところでようやく周りの様子に気が付く
「………あぁ、うんなんだ、ここはそういう場所か?」
苦笑いを浮かべつつ注文した酒を受け取りながら店員にそんな質問を投げるが
見たまんまだといわんばかりに酒を置くとそのまま立ち去ってしまった
■タピオカ > ホットミルク両手に包んで、思いの外熱くて飲み進めるのに手間取り。ふうふうとカップに呼気を吹きかけていると黒い外套を纏った旅人か冒険者かという風体の男がカウンターにやってきた。周りが周りだけに少し警戒していたものの、店員とのやり取りを耳にすれば彼も自分と同じく事情を知らないまま来たらしい。肩の力を抜いて安堵する。
「あの、お兄さん。隣座ってもいい?
……実は僕も、ここがそういう場所って知らずに来てて。
心細くって……。」
一度立ち上がり。湯気の立つホットミルク――明らかに、不案内なままここに来た証拠――を手に、そっと相手に声をかける。不安げな表情。
■ジュン > 周りの様子に呆気にとられ苦い顔で固まっていたが
突如声を掛けられふと我に返り
「ん?おやおやどうやら君も紛れ込んでしまった感じかな
どうぞ隣位ならいくらでも」
そう言って隣の席を軽く叩き
「いやあしかし参ったねぇこりゃ、俺もちょっと道に迷って道を聞こうとしただけだったんだがお互い災難だ」
そう苦笑いしつつ酒を軽く煽る
■タピオカ > 端正な横顔、黒い吊り目の彼が苦笑いのように歪められているのを見て。なんだか彼のそばが安全地帯のような気がする。快く席を譲ってもらうと笑顔を綻ばせ。
「ありがと、お兄さん!
……僕はタピオカ。これでも、王都の冒険者ギルド員なんだ」
カップを相手の隣に置いて。席に登れば軽く自己紹介。
「あは……。そうだね。この酒場、通りから見たら居心地良さそうだったんだけど……。お兄さんは旅の人?道がわからないって事は、初めてここに?」
時々後ろから聞こえてくる男性器や女性器の甘い声音を耳にすれば赤くなりつつも。相手に興味を持ったらしく質問を重ね。
■ジュン > 「どういたしましてタピオカちゃん、俺はジュン、よろしく」
挨拶と笑顔に釣られたのか自己紹介を返しつつ苦笑いが次第に普通の笑顔に変化していく
「ご名答、つい最近この辺りに来たばっかりでね宿を取った後辺りを散策してたら見事に迷い込んでね、話を聞くにも時間的に酒場はちょうど良さそうだったからここに入ったら…まあご覧のありさまだねぇ」
手をひらひらとさせ現状を説明しつつ辺りを一瞥する
■タピオカ > 「よろしく!ジュン!……剣の腕には自信があるから、何か護衛の用があるなら指名してくれたら嬉しいな」
彼の笑顔につられて、今度は自分の笑みを深める。
親しげに敬称をつけないまま相手を呼び、腰の曲刀の柄を軽く相手へ示してみせ。
「うーん、貧民地区は道がまっすぐじゃないからなあ。迷うのも無理ないよ。……。さっきから向こうの人とか……。すごいよね……。あんな格好で……」
事情を聞いて頷きつつ。ミルクを一口。そのまま、声をひそめるようにして。相手の耳元へ囁きながら、ちらりと視線を後ろへ向けて彼にもその様子を目線で示し。そこには、テーブルの上で大きく足を開いた女性と、そこへ腰を揺らす男性の姿。
■ジュン > 「ほうほうそれなら今度頼りにさせてもらうよ
…確かに腕は良さそうだしね」
示された剣に目を向ければその形状からそれ扱えるということは腕は立つだろうと想像し
「あー貧困区にまで来てたのか散策に夢中になり過ぎたな…
あー確かにすごいねぇこんなにも人がいる中でまぁ」移った視線に同じように視線を向け移った光景にはそんな感想を漏らして
「ま、タピオカちゃんくらいの子には刺激が強いかな」
と冗談交じりに最後に付け加えた
■タピオカ > 「ぜひそうしてよ!……へへー。5つの時から剣は握ってるからね。ジュンは一人旅なのかな?何か武器は持ってるの?」
任せてよ、とばかりに。にーっと笑顔咲かせて。彼は旅人らしいが、戦士なんだろうか魔法使いなんだろうかと相手の黒い外套を見る。
「見てるこっちが恥ずかしいよ……。でもジュンは、何だかこういう場所に慣れてるっぽいね」
少しうつむきがちでそう告げ。ぎしぎしと鳴るテーブルに頬の赤味が深くなる。冗談を言う余裕のある相手のほうを、やっぱり大人の余裕なのかな?とでも言う目つきで見上げ。
■ジュン > 「5つから凄いなそりゃ…俺?俺はもっぱらこれよこれ」
余りに早い時期からというのに驚きつつも自身の得物を聞かれれば
外套から左腕を外に出しては力瘤を作って見せそれを右手で軽くぺちぺちと叩く
がそこには外套の上からではわかりに区かったが細くもかなりがっちりと筋肉の付いた腕があった
「まあうんこういうので驚くのはとうに過ぎたからなぁ
流石に突然見れば驚くがね」
と、事もなげに応え、顔の赤くなるタピオカの顔をじっと観察している
■タピオカ > 「これ……?……っあははっ!ジュンはかっこいいや」
これよこれ、と興味を大いにひかれたように睫毛を弾ませていると、現れたたくましい力こぶ。漢は黙って素手で勝負、みたいに語っているみたいで。笑い声が弾む。
「わあ……オトナだなあ。僕は北の辺境から出てきたばかりなんだ。ジュンってきっと、旅で色んな経験をしたんだろうね。僕はまだ……その……。
あの……どうかしたの?ジュン……」
平然と応じる彼をきらきらとした尊敬の瞳で見上げる。戦闘経験はともかく、旅人としてはまだ新米。先輩たる相手にそう告げては、背後の密事の気配に落ち着きなく腰を動かし。
じっと顔を見られると、何か気恥ずかしい。視線を相手の胸元に落として、ますます赤味が増す頬。おろおろと彼の様子を伺い。
■ジュン > 「そうかい?まあ格好いいと言われて悪い気はしないな」
タピオカの笑い声に自身も褒められたことにくすくすといった笑い声で返す
「まあそうだなぁ色々なとこを巡ってきたかなぁ広い平原、灼熱の砂漠、木々の生い茂るジャングルに…
ん?あぁごめんごめんちょっと様子が可愛らしくてつい眺めちゃったよ、うん可愛い」
そして彼女を眺めながら巡った場所を上げていく途中どうしたの、の言葉には若干ふざけた様子で答える
■タピオカ > 「へええ……!王都じゃ見られないようなキレイな風景もあったんだろうなあ。僕、砂漠を見たことが無いんだ。オアシスの都とかいつか行ってみたい。……じゃあ、船に乗ったこともあるの?」
彼がかつて自分の足で歩いたという場所が単語で示されると、そのたび脳裏に光景を浮かべるように。興味深げに瞳を輝かせて旅に興味を示し。
「なっ……、あ、ありがと……。
そう言ってもらえると、……ちょっと嬉しいかも」
ややふざけている声音でも、可愛いという言葉に弱く。かあっと頬に紅色が浮かび。どう反応すればいいかと戸惑った風に視線を彷徨わせば、はにかむように笑いかける
■ジュン > 「そうそうオアシスも見たし海も渡ったよ、まあ船旅は基本的には暇だったけどね
でも俺に取っちゃこっちの光景も新しいもんだから色々新鮮に感じてるよ」
思い出しながらくっくっくと笑い
「ふふっどういたしまして、恥ずかしがってうところも可愛いけれど笑顔もいいね」
戸惑っている様子に追い打ちをかけるように可愛いの言葉を続けていく
■タピオカ > 「わあ!オアシスも、やっぱり海まで!いいなあ……!ふふっ、のどかな船旅だったみたいだね。いまだに海の底におっきな怪物が眠ってて、気まぐれに起き出して船を沈めちゃうって話も聞くから。……そうだ!それなら僕に王都案内させてよ。それなりに詳しいから。広い市場とかお城の周りとか、冬場でも温かい水で泳げる場所教えるよ!」
白いマストの下、平和な船旅で彼が欠伸をしている様子を思い浮かべてくすりと笑って。船を襲う怪物の話をしながら、両手を広げて、ぐっ、と空中を掴む。件の怪物が船を握りつぶす、みたいなイメージ。
旅人にとっては、自分のホームである王都の風景のほうが物珍しいはずで。相手の観光のお手伝いをかってでてみて。
「あは……、うー。そんな風に言われたら、その。照れるよ。ふふ……。
……ジュンは旅先で女の子に声をかけたりするの?」
追い打ちされてしまうと、いよいよ動揺して視線があちこち向く。けれど、彼に褒められるのが嬉しく。恥ずかしそうでも、頬がふにふにと弛む。一口ミルクを飲んで落ち着きを取り戻し、どこか悪戯っぽく尋ね
■ジュン > 「怪物かぁ話は聞くんだけれど実際には見なかったなぁ見てはみたいけれど運がいいのか悪いのか、ふむ、それならお願いしちゃおうかなぁ場所を覚えるのは色々役立つし」
そんな自身の旅の幸運をに少しばかり不満を言いつつも
彼女の提案には乗り気であった
「照れてる所もまたいいねぇ…ん?まーんーそうだねぇちょくちょくかな、まこう見えて可愛い女の子は大好きだからね、だからま…あぁいうことも好きだったりするよ」
こう見えても何もやり取りからはまんまな答えを辺りに視線を向けながらにやりとした笑みを浮かべつつ応え