2017/11/06 のログ
ロイナ > 「……おっ、いい子見っけ!」

目に付いたのは、歳の頃10代後半の少女。
茶色のボブヘアを揺らしながら人の波をかき分け、帰路を急いでいる。

ふふ、と小狡い笑みを浮かべながらとん、と地面に音もなく降り立ち、少女の後を追った。

人気のないところで呼び止め、捕まえ、宿屋に連れていく。
それからのことはまた別の話として。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からロイナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 「おぉ、寒い――。」

貧民街を、ぶるっと身を震わせて歩く巨漢がひとり。
流石にこの時期はもうだいぶ寒くて、コートでも着なけりゃ凍えてしまう。
ぽつぽつと並ぶ、貧民街の夜の市場。
怪しげなものが大半で、飯屋とかもちょっとうさんくさい――が、
その中でひときわいい香りを放つ場所がある。一軒の屋台。
おお、とそちらに寄っていけば――

「へえ、早ェな、おでんかあ。」

寒くなってきたとはいえだいぶまだ、早いか。
それでも屋台の椅子に座り込めば、これとあれとそれ、ってさっそく注文。
ほかほかの熱が、身体をあっためる。

イグナス > 暫くそうしておでんの味とぬくさを確かめて、今日は満足げに、その場を去っていった――。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からイグナスさんが去りました。