2017/10/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にミルミルさんが現れました。
■ミルミル > からん、ころん、からん、ころん。
貧民地区の広場にカウベルの音を響かせて、
『牧場直送 搾りたてミルク 試飲もできます』
と、書かれた黒板とイーゼルを片付けているところであった。
「んー??」
丁度そこに、小さな男の子がコップをもって声をかけてきた。
手を止めてから、少し困った表情を浮かべると、身を屈めて目線を同じくしては、
「ごめんなさい。あのね、ミルク、もう今日はお終いなんだー…」
傍には銀色のミルクタンクが3本ほどあるが、本日はすべて完売。
すでに空となっていたから、少年の希望に添えられず、
結局少年は、一緒に来ていた母親の方へと走って行ってしまった。
それを見送り、ふと思う。
“ミルク”となれば、別にないこともない。
直接飲んでもらうことも可能。
しかし、その方法は、母親が一緒となると、教育上よろしくないだろうし、
少年と母親、二人一度に飲んでもらうのも―――。
「…はっ!いやいや、ダメでしょ、やっぱり!」
思考がほんのりピンク色になりそうになって、慌てて首を振り、
なんだかアソコがちょっと濡れた感触を覚えながらも、片付け再開。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にエズラさんが現れました。
■エズラ > 時折吹く風が秋の訪れを感じさせる今日この頃――
早朝から続いていた貨物船の荷下ろしを終え、程よい労働の疲れを感じつつ定宿へ向かう道中――
「おっ……――」
『搾りたてミルク』の看板を見つけ、体力回復に良いかと歩み寄る。
しかし、既に片付け作業に入っているらしい。
残念そうに立ち去ろうとするが、ふと作業中の少女の後ろ姿を見て、足を止め――
「あれっ……ミルミルちゃんじゃねぇの」
特徴的な牛耳に尾っぽ、健康的な小麦色の肌に艶やかな亜麻色の髪――
何より、同年代の人間に比して恵まれた体格に、それに見劣りしない発育の良い身体――
そのどれも、忘れることができるはずもなかった。
■ミルミル > かさばるものの、重たい荷物、というわけでもない黒板とイーゼル。
そもそも獣人族にとっては、この程度は荷物ともならないものだから、
ひょいと軽々抱えて荷台へと詰め込んで。
次はミルクタンク、と振り返ったのと、声が聞こえたのはほぼ同時。
牛耳がひくひく、尻尾がひくん、と反応するなり、
「あーーーっ!エズラーーーっ!!」
獣人族は、犬の喜ぶ表現と似た感情表現をするようで、
ひくひくと耳が跳ねて、尻尾がぶんぶん。
その勢いで、ちょうど両手が空いていたから、飛びつくように距離を削ぎ。
相手が避けないとなれば、破顔して、うっかり圧搾してしまわない程度に、
飛びついてぎゅうっと抱きつくという懐いた様子を覗かせる。
■エズラ > 「お~っ、よしよし、やっぱりミルミルちゃんか――」
飛びついてきた身体をギュッと抱き留める。
その抱き心地は相も変わらずむっちりとした厚みを帯びつつも、むんにゅりと柔らかい。
「久しぶりだな――今日はもう、仕事終わったのか?」
テンガロンハット越しに頭を撫でながら、片付け途中の店舗の様子を眺める。
そして、ムフフ、とあからさまに助平心を明らかにした笑みを浮かべ――そっと耳元に囁きかける。
「今から、一緒に汗でも流しに行かねぇか――?」
男もまた、相手と同様に仕事終わり――
少女を包む男の肉体からは、雄の芳香がじんわりと漂う。
まだ陽も高いが、平民地区には温泉の開放された旅籠もある――
■ミルミル > 勢いありすぎて、カウベルはうるさいし、
テンガロンハットが外れて、首から掛けている状況になるも、
抱き留めてもらえると、嬉しそうに抱きついて。
相変わらず尻尾をぶんぶんさせて、間近で顔を見上げると、
「うん、今日はもう完売だよ、牛乳。ミルミル、仕事頑張りました」
満面の笑みを浮かべながら、お気に入りの仕事だと解るような、
そんな明るい口調と表情で告げたあとで、
耳元に掛かる吐息と言葉に、牛耳がひくひく、と動く。
先ほど、ちょっとピンクな想像したばっかりに、濡れた感触があったアソコ、
そこがじゅわっと甘く疼いて濡れた感触はやはり間違いなく。
「賛成!…エズラにも、ちゃんと新鮮なミルク、飲んでほしいしー」
含みのある言い方と共に、すんすん、と甘えるように鼻を鳴らして首に擦り寄って。
雄の芳香が、雌の発情を促してくるようで、もじ、と内腿を摺り寄せ。
すぐ片づける!と荷台への積み込みを済ませてしまおう。
荷台はこれの仕事を依頼した牧場主が片付けてくれるはずだから、ここで仕事終わり。
あとは彼と汗を流してゆっくり過ごすだけ―――。
■エズラ > 「よしよし、エライぞ、ミルミルちゃん――」
こんな少女が牛乳販売――さぞ飛ぶように売れたことであろう。
そして、こちらの申し出を悦んで受けた少女の身体から、ほの甘く立ちのぼる雌の芳香――
少女の下腹部あたりに、むっくりと熱くなった雄の証が押し当てられる。
その後、男も積み込み作業を手伝い――連れ立って、その場を後にするのであった――
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からエズラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からミルミルさんが去りました。