2017/09/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にレネさんが現れました。
■レネ > 雨の降り注ぐ夜10時を過ぎた頃、パシャパシャと素足で雨水を踏み逃げるように走り呼吸を荒立てる。
入り組んだ裏路地に入り込み物陰に隠れあれた呼吸を必死に殺して怯えた様子で隠れる。
【逃すな!生きていればいい!半殺しにしろ!】
叫び声が雨音をかき消す勢いで響き渡り私は目を必死につむり神に祈る気持ちでその場をやり過ごす…
暫くして人気が無くなり、力の入りすぎて居た体はダラリと崩れ落ち、物陰の壁に身を委ねてボンヤリとした眼ざしで一息つく…
「生き、てる…」
雨が私に降り注ぐ、体は痣と傷だらけ…漸く痛みが感情に追いついてきて涙が雨と混じり零れだす。
ボロボロなドレスもみすぼらしく、もはや布切れ同然…まだ遠くへ逃げなきゃいけないのに、力は出ないままで…
■レネ > 「…どうして、こうなったのかな…」
外の世界を知らずに森から出て散歩したあの時、私は運が悪く商人に見つかり、希少価値のあるエルフとして捕まり奴隷市場に商品として売られた。
オークションとして私の全てをさらけ出した格好で手錠と首輪をされ、そして先ほどのご主人に…
「…うっ…おぇっ…!っげほっ!……はぁっ…はぁっ」
思い出しただけで吐き気を催してしまう、胃の中も空なのに胃液だけが口から出て地面に吐き出した。
助けて、と叫びたいが本当に力が出ない、雨に打たれて体は冷える上に傷も疼き体力は奪われるばかり…あぁ…このまま死ぬか、また捕まり今度はもっとひどい仕打ちを受けるのだろうか…死を取る方が楽なのかもしれないと考えを深め、正気を失った眼は何処を見ているのか、地面の方を向いたまま動かずに…
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にレネさんが現れました。
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■レネ > 《ごめんなさい、バグのようです。。》