2017/08/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にロンさんが現れました。
ロン > 娼館通りの入り口あたりにあるホットドッグ屋。
大したものはなくホットドッグそのものもバーベキューかマスタードの二種しかない小さな屋台。
が、味そのものは決して悪くなく、付近をよく知るものからすればある種有名な屋台である。

さて、そんなところで安物の長椅子に腰かけ、足を組みホットドッグを食うミレー族の男が一人。
頭に生えた犬耳を隠す様子もなく、小型の武器を腰に下げ、長身をやや小さくしながらもぐもぐとやっている。 
後ろを振り返れば楽しい夜鷹の道だが、見向きもしないのは金がないから。
本音をいえば、そのまま大股で繰り出し、良い子を見つけて買って楽しみたい気持ちもないではないし。
お気に入りのお花もいないではない。

が、まあ、先立つものがないのではしょうがない。

というわけで、入り口まわりで雰囲気だけでも味わっているというわけだった。

ロン > 目を細め、まったりとホットドッグをのみこみつつ。 ぼんやりと視線を通りの入り口の方へ。 
やる気満点か、もしくはややサボり気味か、激戦区を離れてきたのか、幾人かの娼婦が愛嬌を振りまいていたり、いなかったりもする。

…顔見知りの顔を見つけた。
頼んだら後払いで遊ばせてくれたりしないだろうか。 しないか。
いずれにせよ金もないのに声をかけるのは気が引ける。
こちらから渡せるものと言えば身ぐるみぐらいなものだ。
それはご免こうむりたいところではある。