2017/08/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にタマモさんが現れました。
タマモ > 物陰の多い路地裏の中、その影を縫うようにして少女は移動をしていた。
その手には、以前、悪戯に使ったこんにゃくを吊るした棒。
手頃で、大きな被害も無く、それなりに相手を驚かせられる。
…一度だけ、予想外の出来事が起こったが。
この悪戯道具は、最近ちょくちょくと使うお気に入りだ。

移動中は気にしないが、ある程度、この場所はなかなか…そんな物陰を見付けては、尻尾を気を付けて隠れる。
そんな事を、少女は繰り返していた。

タマモ > ちなみに、今回なぜこんな場所を選んだのか?
大した理由ではない、日が差さないから暑くない、それだけである。
そんな理由も、時間が経って日も沈めば意味がなくなるが…

「むむむ…思いの外、やって来る者が少ないのぅ…」

一人も居なかった、という事はなかった。
だが、考えなくとも分かるが、場所も場所だ…期待をする方が間違っている。
次を最後にして戻ろうか…そんな事も考えて。
まぁ、やっている事は、相変わらず隠れては移動、それだけだが。

タマモ > そして、あれだ…次を最後に、はどうやらフラグだったらしい。
その後は、悲しきかなこんにゃくの被害者に出会う事はなかった。
…いや、良かったのかもしれないのだけど。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からタマモさんが去りました。