2017/06/24 のログ
ご案内:「王都貧民地区 歓楽街」にホウセンさんが現れました。
ホウセン > 何処ぞの貴族の依頼は、恙無く達成された。
とはいえ、既に罹患している者が劇的に快復するまでには至らず、少しずつ時をかけて完治に至るのだろうが。
報酬についての彼是も、経費の清算も終わって、久し振りの平常運転というやつだ。
己の店に顔を出し、意思決定を待っていた幾つかの案件に裁決を下していたのが日中の事。
日が沈むと同時に、足取りも軽く歓楽街へ。

「アレじゃな。何をしても良いとなると、存外迷いが生じるものじゃな。」

馴染みの酒場に顔を出して腹を満たし準備万端で夜の街を出歩いていたものの、何事も決め手に欠けていたようで、今宵の褥は決まっていない。
王都での一夜を過ごした後、直ぐにハテグの主戦場までとんぼ返りをしなければならないといった制約がないせいで、焦りに尻を蹴飛ばされて何処かの店で手頃な娼婦を見繕わなければならないという切羽詰った意思決定が為されぬが故に。
今は露店の粗末な木製の長椅子に軽量級の体の載せて、足をプラプラ。
見るでもなく往来に視線を向け、目を引くような上玉が転がり出てこないものかと他力本願っぷりを発揮中。
その手には、道すがらで購入したと思しき、鉱水に柑橘の果汁を混ぜ込んだ飲み物。
湿気の影響で、器の表面には小さな結露が浮かんでおり、ほっそりとした指を濡らしている。

ホウセン > 「ま、焦る事もあるまいて。」

悠長な台詞を一つ。
ゆるりと夜の王都を歩き、己好みの愉悦を探して散策するようで――

ご案内:「王都貧民地区 歓楽街」からホウセンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 賭博場」にボブさんが現れました。
ボブ > (貧民地区にある…とある商店、とっくに営業時間は終わっているのに鍵が開いている事を知っている者たちは
平気で商店の扉を開け、入って行くのに続くように褐色の肌の男も商店に入れば、
金貨を模した紋章が刻まれた床の石を軽く持ち上げていけば、石に繫がった鎖が引かれて、地下への隠し扉が現れ、
そこへと入り、長い階段を下ればそこには賭け事に狂乱している人たちの怒号と歓喜の雄叫びが上がるドリームスペースで…)

「久々に顔を出したが、ここの熱気は相変わらずだな」

(賭博場の熱気に思わず笑みを浮かべた男は地下に下りてきて早々に換金所へと向かい、
手持ちの金をチップに替えればチップを手に賭博場の中を色々見て回り始めていって)

ボブ > (賭博場の中で一番の熱気を集めているのは女性同士が闘いあうキャットファイト。
勝者の女性は自分に賭けられた掛け金の内、一割を配当としてもらえる為、おそらくは素寒貧になった上で
更に負債を抱えた女性ギャンブラー同士がこの身の上をどうにかしようと本気で闘い合い、
着衣を破り合いながら闘いあうキャットファイトはこの賭博場では人気の出し物であって)

「ほぉ~?次の戦いのオッズが出てるな。
イケない遊びに来て、負けに負けまくった貴族のご令嬢 対 歴戦の女騎士 か。
普通に考えたら女騎士だが……えっとハンデは……、女騎士の両孔に魔道具の張り型か……」

(キャットファイトでは腕の差があり過ぎる場合、ハンデという負荷を片方…もしくは両者に与える場合があり、
今回は片方の女騎士だけにハンデが化せられてはいるが、やはり女騎士が勝つ方が優勢なようで
貴族のご令嬢は勝てばかなりの高配当が見込める状態で男はオッズの前で考え込んでいて)