2017/06/17 のログ
ジン > 「まぁ…全力以上の力を出しての敗北か、あれが相手では仕方あるまい」

九尾が従えさせた原初の式、神霊の言霊使い。
蜘蛛も、自分も、そして主さえも軽く往なされた。
あれに勝てる相手か…居るとしたら、この世界の神たる存在ぐらいかもしれない。
唯一の救いは、基本的に静観の姿勢を取っているところだろう。
自分が求める業物を得たとしても、勝機は見えない。

と、そこまで思案し、ふと考える。
そういえば、自分はここに一応は用事があったのだ。
確実性はかなり薄いが、こういった場所に名店があるものではないか?と思い至っていた。
何の信憑性もない考えではあるが…一応は、である。

「簡単に求める物が手に入るのはつまらん、馬鹿狐ならばそう言うだろうが…まったく見付からないのも、それはそれで困るものだ」

ジン > 路地を歩きながら、視線を巡らせる。
そういった名店があったとして…分かり易く看板が立ててあるとは思えない。
かと言って、無闇に扉を開いて店でもなんでもなかったら困る。

「少々浅はかだったか…」

顎に手を当て、考えに耽る。
何の情報も無しに来たのが、そもそも間違いだったのだろう。
隠れた名店も、見付からなければ意味がない。
こういう時にやはり思うのは、人脈というものの大切さか。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にチェチリアさんが現れました。
チェチリア > 「さてと、暇を持て余した殿方は…ってそもそも貧民街だったわね。どなたかお相手してくれる方はいるかしら?」

その淫乱ぶりが由緒ある貴族の娘にふさわしくないと修道院に半ば強引に入れられてしまったチェチリアは、こうして修道院長の目を盗んでは男を探しに来るのだった。

「あと腐れがないのはやっぱりこういう場所よね」

彼女は舌なめずりせんばかりに周囲を用心深く見回した―

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からチェチリアさんが去りました。
ジン > ともあれ、見付からないものは仕方が無い。
情報…さて、どう得たら良いものか?
その辺りは、また考え直さねばならないだろう。

情報の得様についてならば、直接ではないし構わないだろうか…
再び色々と思案を、それを繰り返しながら、その場を後にした。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からジンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にノアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からノアさんが去りました。